UFC 81

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UFC 81: Breaking Point
イベント詳細
シリーズ UFCPPV
主催 ズッファ
開催年月日 2008年2月2日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネバダ州ラスベガス
会場 マンダレイ・ベイ・イベント・センター
開始時刻 午後7時(PT) / 午後10時(ET
試合数 全9試合
入場者数 10,583人
入場収益 2,437,890USドル
PPV購入数 650,000件[1]
イベント時系列
UFC Fight Night: Swick vs. Burkman UFC 81: Breaking Point UFC 82: Pride of a Champion

UFC 81: Breaking Point(ユーエフシー・エイティワン:ブレイキング・ポイント)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2008年2月2日ネバダ州ラスベガスマンダレイ・ベイ・イベント・センターで開催された。

大会メインイベントでは、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラティム・シルビアのUFC世界ヘビー級暫定王座決定戦が行われた。

大会概要[編集]

第8試合ではUFC初参戦の元WWEヘビー級王者ブロック・レスナーフランク・ミアに敗れ、黒星デビューとなった。

PRIDEヘビー級王者アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラと元UFC世界ヘビー級王者ティム・シルビアによるメインイベントのUFC世界ヘビー級暫定王座決定戦[2]では、ノゲイラがシルビアをフロントチョークで下し、UFC世界ヘビー級暫定王者となるとともに、史上初のUFC・PRIDE両団体での王座獲得となった[3]

第3試合に出場予定であったトマシュ・ドルヴァルが練習中の膝の怪我のため欠場し、代わってティム・ボッシュが出場。第6試合に出場が予定されていたアラン・ベルチャーは重度の気管支炎のため欠場となり[4]、代わってロブ・ヤントが出場。第7試合に出場が予定されていたターレス・レイチは拳のケガのため欠場となり、代わってジェレミー・ホーンが出場した。

キャリア6戦全勝のロブ・ヤントがUFCデビュー。

試合結果[編集]

プレリミナリィカード[編集]

第1試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ロバート・エマーソン vs. 日本の旗 中村K太郎 ×
3R終了 判定2-1(30-27、29-28、30-27)
第2試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 マービン・イーストマン vs. アメリカ合衆国の旗 テリー・マーティン ×
3R終了 判定3-0(30-27、29-28、30-27)
第3試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ティム・ボッシュ vs. アメリカ合衆国の旗 デビッド・ヒース ×
1R 4:52 TKO(レフェリーストップ:パウンド
第4試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 クリス・ライトル vs. アメリカ合衆国の旗 カイル・ブラッドリー ×
1R 0:33 TKO(レフェリーストップ:右フック→パウンド

メインカード[編集]

第5試合 ライト級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 タイソン・グリフィン vs. ブラジルの旗 グレイゾン・チバウ ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第6試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ヒカルド・アルメイダ vs. アメリカ合衆国の旗 ロブ・ヤント ×
1R 1:08 フロントチョーク
第7試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ネイサン・マーコート vs. アメリカ合衆国の旗 ジェレミー・ホーン ×
2R 1:37 フロントチョーク
第8試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 フランク・ミア vs. アメリカ合衆国の旗 ブロック・レスナー ×
1R 1:30 膝十字固め
第9試合 UFC世界ヘビー級暫定王座決定戦 5分5R
ブラジルの旗 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. アメリカ合衆国の旗 ティム・シルビア ×
3R 1:28 フロントチョーク
※ノゲイラが王座獲得に成功。

各賞[編集]

ファイト・オブ・ザ・ナイト:アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ vs. ティム・シルビア
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト:クリス・ライトル
サブミッション・オブ・ザ・ナイト:フランク・ミア
各選手にはボーナスとして60,000ドルが支給された。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]