UFC 116

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
UFC 116: Lesnar vs. Carwin
イベント詳細
シリーズ UFC
主催 ズッファ
開催年月日 2010年7月3日
開催地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ネバダ州ラスベガス
会場 MGMグランド・ガーデン・アリーナ
開始時刻 午後7時(PT) / 午後10時(ET
試合数 全11試合
放送局 Spike
入場者数 12,740人
入場収益 2,053,990USドル
PPV購入数 1,160,000件[1]
イベント時系列
The Ultimate Fighter: Team Liddell vs. Team Ortiz Finale UFC 116: Lesnar vs. Carwin UFC Live: Jones vs. Matyushenko

UFC 116: Lesnar vs. Carwin(ユーエフシー・ワンシックスティーン:レスナー・バーサス・カーウィン)は、アメリカ合衆国総合格闘技団体「UFC」の大会の一つ。2010年7月3日ネバダ州ラスベガスMGMグランド・ガーデン・アリーナで開催された。

大会サブタイトル「Lesnar vs. Carwin」の通り、メインイベントではUFC世界ヘビー級王者ブロック・レスナーと同級暫定王者シェイン・カーウィンによる世界ヘビー級王座統一戦が行われた。

大会概要[編集]

メインイベントの世界ヘビー級タイトルマッチでは、正王者レスナーが暫定王者カーウィンを2Rで降し、ヘビー級王座の統一を果たすとともに、同王座の2度目の防衛に成功した[2]

元来、レスナーとカーウィンのヘビー級タイトルマッチはUFC 106で実施される予定であったが、レスナーの疾病による中止で、カーウィンはUFC 111フランク・ミアに勝利してヘビー級暫定王座を獲得、今大会でのタイトルマッチの実現に至った。

ROCヘビー級王者リカルド・ロメロ、キャリア6戦全勝のデイブ・ブランチがUFCデビュー。

カード変更[編集]

第10試合では秋山成勲ヴァンダレイ・シウバが対戦予定であったが、シウバが大会直前の負傷により欠場したため、替わって2週間前のThe Ultimate Fighter 11 Finaleで試合をしたばかりのクリス・リーベンが代役で出場した[3]

試合結果[編集]

プレリミナリィカード[編集]

第1試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジョン・マドセン vs. チェコの旗 カーロス・ヴェモラ ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、30-27)
第2試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ダニエル・ロバーツ vs. アメリカ合衆国の旗 フォレスト・ペッツ ×
3R終了 判定2-1(29-28、29-28、28-29)
第3試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ジェラルド・ハリス vs. アメリカ合衆国の旗 デイブ・ブランチ ×
3R 2:35 KO(バスター)
第4試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ケンドール・グローブ vs. クロアチアの旗 ゴラン・レルジッチ ×
3R終了 判定2-1(30-27、28-29、29-28)

Spike中継カード[編集]

第5試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 リカルド・ロメロ vs. アメリカ合衆国の旗 セス・ペトルゼリ ×
2R 3:05 ストレートアームバー
第6試合 ヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ブレンダン・ショーブ vs. アメリカ合衆国の旗 クリス・タッチシェラー ×
1R 1:07 TKO(レフェリーストップ:右ストレート→パウンド)

メインカード[編集]

第7試合 ライト級 5分3R
オーストラリアの旗 ジョージ・ソテロポロス vs. アメリカ合衆国の旗 カート・ペレグリーノ ×
3R終了 判定3-0(30-27、30-27、29-28)
第8試合 ライトヘビー級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 ステファン・ボナー vs. ポーランドの旗 クシシュトフ・ソシンスキー ×
2R 3:08 TKO(レフェリーストップ:膝蹴り→パウンド)
第9試合 ウェルター級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 クリス・ライトル vs. アメリカ合衆国の旗 マット・ブラウン ×
2R 2:02 ストレートアームバー
第10試合 ミドル級 5分3R
アメリカ合衆国の旗 クリス・リーベン vs. 日本の旗 秋山成勲 ×
3R 4:40 三角絞め
第11試合 UFC世界ヘビー級王座統一戦 5分5R
アメリカ合衆国の旗 ブロック・レスナー vs. アメリカ合衆国の旗 シェイン・カーウィン ×
2R 2:19 肩固め
※レスナーが王座の2度目の防衛に成功。

各賞[編集]

ファイト・オブ・ザ・ナイト:ステファン・ボナー vs. クシシュトフ・ソシンスキー、クリス・リーベン vs. 秋山成勲
ノックアウト・オブ・ザ・ナイト:ジェラルド・ハリス
サブミッション・オブ・ザ・ナイト:ブロック・レスナー
各選手にはボーナスとして75,000ドルが支給された[4]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]