ホンダ・ジャズ (SUV)

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いすゞ・ミュー > ホンダ・ジャズ (SUV)
ホンダ・ジャズ
UCS69DWH型
概要
別名 いすゞ・ミュー(初代)
※OEM供給元
販売期間 1993年1996年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 3ドアSUV
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 4JG2型 3.1L 直列4気筒 OHV ディーゼル ターボ
最高出力 120ps/3,600rpm
最大トルク 27.5kg・m/2,000rpm
変速機 4速AT/5速MT
F ダブルウイッシュボーン式・トーションバースプリング独立懸架
R 車軸式・半楕円リーフスプリング懸架
F ダブルウイッシュボーン式・トーションバースプリング独立懸架
R 車軸式・半楕円リーフスプリング懸架
車両寸法
ホイールベース 2,330mm
全長 4,135mm
全幅 1,780mm
全高 1,670mm
車両重量 1,730kg
その他
製造事業者 いすゞ自動車
新車登録台数の累計 1557台[1]
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ジャズJazz)は、いすゞ自動車が製造し、本田技研工業がかつて販売していた3ドアSUVである。

ホンダの独自開発車種ではなく、いすゞ自動車よりミューOEM供給を受け、クリオ店で販売された。

概要[編集]

1990年代初頭に起きたRVブームの中ホンダは自社製SUVを持っておらず[2]、その穴を埋めるかたちで、ランドローバー・ディスカバリー(ホンダ名:クロスロード)やクライスラージープ・チェロキー/グランドチェロキーの販売をしていた。

さらにその路線を拡大すべく1993年4月にいすゞ自動車との間に結ばれた商品の相互補完に関する基本契約に基いて「ミュー」のOEM供給を受け、1993年10月から1996年12月の間販売された。

ジャズとミューの差異は、アルミホイール、ボディカラー、シート表皮、ドアトリム、エンブレムである。

車名の由来[編集]

音楽のジャンルJazzから取って、ジャズのようになんとなくステップを踏みたくなるような楽しさのある車でありたいという願いをこめて付けたとされている。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第97号21ページより。
  2. ^ 初めて自社開発したSUVであるCR-Vが発売されたのは1995年10月である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]