1887年ウィンブルドン選手権

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1887年 ウィンブルドン選手権(1887ねんウィンブルドンせんしゅけん、The Championships, Wimbledon 1887)に関する記事。イギリスロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。

大会の流れ[編集]

  • 男子シングルスは1878年、女子シングルスは1886年から「チャレンジ・ラウンド」(Challenge Round, 挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」(All-Comers Final)方式で優勝を決定していた。大会前年度優勝者を除く選手は「チャレンジ・ラウンド」に出場し、前年度優勝者への挑戦権を争う。前年度優勝者は、無条件で「オールカマーズ・ファイナル」に出場できる。チャレンジ・ラウンドの勝者と前年度優勝者による「オールカマーズ・ファイナル」で、当年度の選手権優勝者を決定した。
  • この年は、男子シングルスの前年度優勝者ウィリアム・レンショーが欠場した。前年度優勝者が出場しなかった場合は「オールカマーズ・ファイナル」がなくなるため、チャレンジ・ラウンドの決勝結果を優勝記録表に掲載する。
  • 初期の女子シングルスでは、チャレンジ・ラウンドにエントリーする選手が少なく、この年は5名のみだった。
  • 初期のウィンブルドン選手権のように、外国人出場者が少なかった時期は、地元イギリス人選手の国旗表示を省略する。

大会前年度優勝者[編集]

男子シングルス[編集]

チャレンジラウンド[編集]

準々決勝

準決勝

  • ハーバート・ローフォード vs. ハリー・グローブ 4-6, 6-3, 7-5, 7-5
  • アーネスト・レンショー vs. チャールズ・レーシー・スウィート 不戦勝

決勝

女子シングルス[編集]

チャレンジラウンド[編集]

1回戦

  • ロッティ・ドッド 試合なし → 準決勝へ
  • B・ジェームズ vs. エディット・モード・シャックル 8-6, 6-2
  • エディット・メアリー・コール 試合なし → 準決勝へ
  • J・シャックル 試合なし → 準決勝へ

準決勝

  • ロッティ・ドッド vs. B・ジェームズ 6-1, 6-1
  • エディット・メアリー・コール vs. J・シャックル 6-4, 6-1

決勝

  • ロッティ・ドッド vs. エディット・メアリー・コール 6-2, 6-3

オールカマーズ決勝[編集]

決勝戦の結果[編集]

男子シングルス
女子シングルス
男子ダブルス

外部リンク[編集]

  • 抽選表:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献[編集]

  • Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 大会の様子については27・40ページ、男子シングルス試合結果は135ページ、女子シングルス試合結果は150ページを参照した。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 選手のフルネームについて、本書から補足した。
先代
1886年全米テニス選手権
テニス4大大会
1886年 - 1887年
次代
1887年全米テニス選手権
先代
1886年ウィンブルドン選手権
ウィンブルドン選手権
1887年
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