山上仁志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山上 仁志(やまがみ ひとし、1966年[1] - )は、日本ゲームクリエイター任天堂企画開発本部企画開発部第2グループマネージャー。大阪府出身、血液型はB型[1]

略歴[編集]

1989年、任天堂入社[2]。開発第一部で『パネルでポン』などのパズルゲームや携帯ゲーム機向けゲームの開発に関わる[3]

近年はファイアーエムブレムシリーズプロデューサー[4]など複数のシリーズ作品のプロデューサーを主に務めている。

作品[編集]

発売年 タイトル 担当
1989 ファミコン探偵倶楽部PartII うしろに立つ少女 デバッガー[2]
1990 ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣 デバッガー[2]
1991 メトロイドII RETURN OF SAMUS デバッガー
1992 ファイアーエムブレム外伝 デバッガー[2]
マリオペイント マウスメーカースタッフ
ヨッシーのクッキー[3] ディレクター
1993 テトリスフラッシュ[3] ディレクター
1994 スーパーマリオランド3 ワリオランド テスティングプレイヤー
Zoda's Revenge: StarTropics II(日本未発売) プログラマー
1995 マリオズテニス ディレクター
パネルでポン[3] ディレクター
カービィのブロックボール[5] スペシャルサンクス
1996 3D Tetris英語版(日本未発売) ゲームコーディネーター
ヨッシーのパネポン ストーリープログラム
コミュニケーションプログラム
1997 ゲームボーイギャラリー ディレクター
ゲームボーイギャラリー2 ディレクター
1998 カービィのきらきらきっず[3] ディレクター
ポケットカメラ アディショナルプログラマー
1999 ゲームボーイギャラリー3 ディレクター
ファミコン文庫 はじまりの森[3] ディレクター
2000 バルーンファイトGB ディレクター[3]
ポケモンでパネポン コンセプト
コミュニケーションプログラムアドバイス
ディレクション
Pokémon Puzzle League(日本未発売) オリジナルパズルゲームコンセプト
パズルクリエイター
罪と罰 〜地球の継承者〜 ディレクター[6]
2001 F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE プロデューサー
プログラムスーパーバイザー
Dr. Mario 64英語版(日本未発売) ゲームデザイン
ディレクター
どこでも対局 役満アドバンス コンセプション
2002 どーもくんの不思議てれび[7] ディレクター
伝説のスタフィー ディレクター
ゲームボーイギャラリー4 ディレクター
ポケットモンスター ルビー・サファイア タスクマネージャー
2003 NINTENDOパズルコレクション チーフディレクター
コンセプション(パネルでポン)
ゲームデザイン(パネルでポン)
ディレクター(パネルでポン)
プロデューサー(ヨッシーのクッキー)
ファイアーエムブレム 烈火の剣 スーパーバイザー
ワリオワールド ディレクター
ゲームボーイウォーズアドバンス2 スーパーバイザー
ポケモンピンボール ルビー&サファイア タスクマネージャー
伝説のスタフィー2 プロデューサー
F-ZERO ファルコン伝説 プロデューサー
2004 ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン タスクマネージャー
伝説のスタフィー3 プロデューサー
ファイアーエムブレム 聖魔の光石 プロデューサー
F-ZERO CLIMAX プロデューサー
ポケットモンスター エメラルド プロデューサー
ポケモンダッシュ プロデューサー
2005 役満DS プロデューサー
ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 プロデューサー
のののパズルちゃいリアン プロジェクトマネージャー
ファミコンウォーズDS プロデューサー
Dance Dance Revolution with MARIO プロデューサー
ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア プロダクションコーディネーター
ジャンプスーパースターズ プロデューサー
Dr.MARIO & パネルでポン コンセプション(パネルでポン)
プロデューサー
スクリューブレイカー 轟振どりるれろ プロジェクトマネージメント
スーパープリンセスピーチ プロデューサー
ポケモントローゼ プロデューサー
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 プロデューサー
2006 ポケモンレンジャー プロダクトコーディネーター
伝説のスタフィー4 プロデューサー
テトリスDS プロデューサー[8]
まわしてつなげる タッチパニック プロデューサー[9]
超操縦メカ MG プロデューサー
ポケットモンスター ダイヤモンド・パール プロデューサー
ジャンプアルティメットスターズ プロデューサー
ポケモンバトルレボリューション プロダクションコーディネーター
2007 怪盗ワリオ・ザ・セブン プロデューサー
ピクロスDS プロデューサー
ファイアーエムブレム 暁の女神 プロデューサー[1]
パネルでポンDS コンセプション
プロデューサー
くりきん ナノアイランドストーリー プロデューサー
もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング(海外版) プロデューサー
FOREVER BLUE プロデューサー[10]
ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊 プロデューサー
DS文学全集 プロデューサー[11]
2008 ファミコンウォーズDS 失われた光 プロデューサー
ポケモンレンジャー バトナージ プロダクトコーディネーター
Dr.MARIO & 細菌撲滅 プロデューサー
みんなのポケモン牧場 プロダクトコーディネーター
ぼくらはカセキホリダー プロデューサー[12]
伝説のスタフィー たいけつ!ダイール海賊団 プロデューサー
ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 プロデューサー
ポケットモンスター プラチナ プロデューサー
DISASTER DAY OF CRISIS プロデューサー[13]
わがままファッション ガールズモード プロデューサー[14]
ちょっとDr.MARIO プロデューサー
2009 ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊 プロデューサー
いつでもプリクラ☆キラデコプレミアム[15] プロデューサー
乱戦!ポケモンスクランブル プロダクトコーディネーター
ポケモン不思議のダンジョン 冒険団シリーズ プロデューサー
あぁ無情 刹那 プロデューサー
ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー プロデューサー
FOREVER BLUE 海の呼び声 プロデューサー
罪と罰 〜宇宙の後継者〜 プロデューサー
ポケパークWii 〜ピカチュウの大冒険〜 デベロップメントプロデューサー
2010 斬撃のREGINLEIV プロデューサー[16]
ポケモンレンジャー 光の軌跡 プロダクトコーディネーター
ゼノブレイド[17] ゼネラルプロデューサー
ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 プロデューサー
すりぬけアナトウス プロデューサー
ポケットモンスター ブラック・ホワイト プロデューサー
スーパーカセキホリダー プロデューサー
2011 ラストストーリー コプロデューサー
バトル&ゲット! ポケモンタイピングDS プロデューサー
パンドラの塔 君のもとへ帰るまで プロデューサー[18]
スーパーポケモンスクランブル プロダクトコーディネーター
星のカービィWii[5] プロデューサー
ポケパーク2 〜Beyond the World〜 デベロップメントプロデューサー
2012 ポケモン+ノブナガの野望 プロダクションコーディネーション
ファイアーエムブレム 覚醒 プロデューサー[19]
ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2 プロデューサー
ポケモンARサーチャー プロデューサー
リズムハンター ハーモナイト プロデューサー
わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言! プロデューサー[20]
ポケモン不思議のダンジョン マグナゲートと∞迷宮 プロデューサー
2013 ポケモンスクランブル U プロデューサー
The Wonderful 101 プロデューサー[21]
ポケットモンスター X・Y プロデューサー
Dr.LUIGI & 細菌撲滅 プロデューサー
2014 星のカービィ トリプルデラックス プロデューサー
カセキホリダー ムゲンギア プロデューサー
ポケモンバトルトローゼ プロデューサー
ポケモンアートアカデミー プロデューサー
カービィファイターズZ プロデューサー
デデデ大王のデデデでデンZ プロデューサー
ベヨネッタ(Wii U版) プロデューサー
ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア プロデューサー
2015 タッチ!カービィ スーパーレインボー プログレスマネージメント
ポケとる プロデューサー
Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン プロデューサー[22]
みんなのポケモンスクランブル プロデューサー
GIRLS MODE 3 キラキラ☆コーデ プロデューサー
ゼノブレイドクロス プロデューサー
ファイアーエムブレムif プロデューサー[4]
デビルズサード プロデューサー
ポケモン超不思議のダンジョン プロデューサー
ポケモンピクロス プロデューサー
幻影異聞録♯FE[15] プロデューサー
2016 名探偵ピカチュウ 〜新コンビ誕生〜 プロデューサー
星のカービィ ロボボプラネット プロデューサー
ポケットモンスター サン・ムーン プロデューサー
2017 みんなで!カービィハンターズZ プロデューサー
ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王 プロデューサー[23]
カービィのすいこみ大作戦 プロデューサー
Girls Mode 4 スター☆スタイリスト プロデューサー
カービィ バトルデラックス! プロデューサー
ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン プロデューサー
ゼノブレイド2 プロデューサー
2018 ベヨネッタ2 プロデューサー
星のカービィ スターアライズ プロデューサー
名探偵ピカチュウ プロデューサー
ポケモンクエスト プロデューサー
超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido[15] プロデューサー
ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ プロデューサー
2019 TETRIS 99 プロデューサー
ファイアーエムブレム 風花雪月 プロデューサー
ASTRAL CHAIN プロデューサー
スーパーカービィハンターズ プロデューサー
ポケットモンスター ソード・シールド プロデューサー
2020 幻影異聞録♯FE Encore プロデューサー
ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX プロデューサー

脚注[編集]

  1. ^ a b c ファイアーエムブレム 暁の女神 開発スタッフインタビュー”. ニンドリドットコム (2007年4月). 2007年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年4月7日閲覧。
  2. ^ a b c d 「ファイアーエムブレム」のこれまでとこれから。ファミコン時代の開発秘話から最新作「ファイアーエムブレムif」までを制作陣に聞く”. 4Gamer.net (2015年4月28日). 2022年6月14日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g バルーンファイトGB/開発者インタビュー”. 任天堂 (2000年). 2011年4月7日閲覧。
  4. ^ a b 「ファイアーエムブレム」のこれまでとこれから。ファミコン時代の開発秘話から最新作「ファイアーエムブレムif」までを制作陣に聞く”. 4Gamer.net (2015年4月28日). 2022年6月14日閲覧。
  5. ^ a b 社長が訊く『星のカービィ Wii』(3/6)”. 任天堂 (2011年10月21日). 2022年6月14日閲覧。
  6. ^ 樹の上の秘密基地。 「罪と罰」第5回”. ほぼ日刊イトイ新聞 (2000年12月27日). 2011年4月7日閲覧。
  7. ^ 『どーもくんの不思議てれび』開発スタッフインタビュー”. ニンテンドーオンラインマガジン (2002年3月). 2011年4月7日閲覧。
  8. ^ 『テトリスDS』開発スタッフインタビュー”. ニンテンドーオンラインマガジン (2006年6月). 2011年4月7日閲覧。
  9. ^ 3-2.『まわしてつなげるタッチパニック』開発スタッフインタビュー”. Nintendo Online Magazine. 2022年5月28日閲覧。
  10. ^ 『FOREVER BLUE フォーエバーブルー』開発スタッフインタビュー”. ニンテンドーオンラインマガジン (2007年9月). 2011年4月7日閲覧。
  11. ^ 『DS文学全集』開発スタッフインタビュー”. Nintendo Online Magazine 2007.10. 2022年6月14日閲覧。
  12. ^ 『ぼくらはカセキホリダー』開発スタッフ インタビュー”. ニンテンドーオンラインマガジン (2008年4月). 2011年4月7日閲覧。
  13. ^ 『DISASTER DAY OF CRISIS』開発スタッフインタビュー”. ニンテンドーオンラインマガジン (2008年10月). 2011年4月7日閲覧。
  14. ^ 社長が訊く『わがままファッション ガールズモード』”. 任天堂 (2008年10月20日). 2011年4月7日閲覧。
  15. ^ a b c 任天堂から生まれた『超回転 寿司ストライカー』なぜこんなゲームができちゃった!?(1/3)”. ファミ通.com (2018年6月1日). 2022年6月14日閲覧。
  16. ^ 社長が訊く『斬撃のREGINLEIV』”. 任天堂 (2010年2月4日). 2011年4月7日閲覧。
  17. ^ 社長が訊く『ゼノブレイド』 開発スタッフ篇”. 任天堂 (2010年6月9日). 2011年10月21日閲覧。
  18. ^ 社長が訊く『パンドラの塔 君のもとへ帰るまで』”. 任天堂 (2011年5月23日). 2011年5月27日閲覧。
  19. ^ 社長が訊く『ファイアーエムブレム 覚醒』”. 任天堂 (2012年3月21日). 2022年6月14日閲覧。
  20. ^ 社長が訊く『わがままファッション GIRLS MODE よくばり宣言!』”. 任天堂 (2012年10月22日).
  21. ^ 社長が訊く『The Wonderful 101』開発スタッフ 篇”. 任天堂 (2013年8月22日). 2013年12月28日閲覧。
  22. ^ インテリジェントシステムズの新作,「Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン」は,なぜシューターの顔をしたシミュレーションゲームなのか? 開発陣に聞いた”. 4Gamer.net (2015年4月28日). 2022年6月14日閲覧。
  23. ^ 『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』インタビュー(前編)(2017年7月号より)”. Nintendo DREAM WEB. 2022年6月14日閲覧。