ポケモンミニ

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ポケモンミニ
メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
発売日 日本の旗 2001年12月14日
対応メディア ロムカセット
対応ストレージ バッテリーバックアップ
コントローラ入力 内蔵
売上台数 日本の旗 100万台
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ポケモンミニPokémon mini)は、任天堂が出資する株式会社ポケモンによって2001年12月14日に発売された携帯型ゲーム。型番はMIN-001

概要[編集]

ポケットモンスター』(ポケモン)シリーズに特化したゲーム機であり、ソフトも全てポケモンを題材にしたものとなっている。手のひらに収まる程のサイズで、発売当時、カートリッジ交換式のゲーム機としては世界最小サイズと発表された。

ハードウェア[編集]

本体とソフトの大きさ

仕様[編集]

ボタン[編集]

  • 十字キー - ゲームボーイと同様の配置。
  • Aボタン - ゲームボーイと同様の配置。
  • Bボタン - ゲームボーイと同様の配置。
  • Cボタン - 右手の人差し指で操作する位置に配置されている。電源を付けるときに、Cボタンとパワーボタンを入れることで、消音状態になる。
  • パワーボタン - 電源を操作。十字キーとAボタンの間に配置。
  • リセットボタン - 本体の初期化。十字キーとAボタンの間に配置。

ソフトウェア[編集]

全て株式会社ポケモンから発売された。

タイトル 発売日
ポケモンパーティミニ 2001年12月14日(ハード同梱)
2002年4月26日(単品)
ポケモンピンボールミニ 2001年12月14日
ポケモンアニメカード大作戦 2001年12月14日
ポケモンパズルコレクション 2001年12月14日
ポケモンショックテトリス 2002年3月21日
ポケモンパズルコレクション vol.2 2002年4月26日
ポケモンレースミニ 2002年7月19日
ピチューブラザーズミニ 2002年8月9日
トゲピーのだいぼうけん 2002年10月18日
ポケモンそだてやさんミニ 2002年12月14日

カラーバリエーション[編集]

いずれも「ポケモンパーティミニ」同梱。ウパーブルーは2002年4月26日にハードのみ単品販売もされた。

その他[編集]

  • ゲームデータをセーブするバックアップメモリは本体に内蔵されており、6ブロックまでセーブ可能(ソフトによって使用ブロックは異なる)。
  • 専用ROMカセットを利用したゲームの書き換えシステムも開発予定があったが、実現されなかった。
  • 「ポケモンアニメカード大作戦」「ピチューブラザーズミニ」は、ポケモンゲームシリーズでは珍しく、アニメ版に準拠した世界観・キャラクターが使用されている。
  • ゲームキューブ用ソフト『ポケモンチャンネル 〜ピカチュウといっしょ!〜』には、ポケモンミニのエミュレータ機能が実装されており、各ソフトの体験版とオリジナルソフト「カビゴンのランチタイム」をプレイすることができる。さらに上記の3色に加えて"ゴールド"と"ウッド"の本体カラーバリエーションが登場する。

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]