青い瞳の聖ライフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

青い瞳の聖ライフ』(あおいひとみのせいライフ)は、フジテレビ系列で放映されたテレビドラマ。放映期間は1984年10月17日から1985年4月3日までの全23話で、毎週水曜日の20:00 - 20:54(JST)に放送されていた。

概要[編集]

鎌倉の湘洋高校を舞台にしたラブコメディー。アメリカ人の女子高校生、ベス・グリーンと日本人の男子高校生、高樹祐太郎がある事情のために国際結婚をしてしまい、それが元で難しい立場に立った2人の生活と、留学生ベスが学校で起こす出来事を軽快なタッチで描く[1]

キャスト[編集]

 湘洋高校へやってきたアメリカからの留学生。英語教師の家に下宿していたが、突然現れた両親によってアメリカへ帰国させられそうになる。湘洋高校で初のロックフェスティバル開催の夢を叶えるべく行動を起こす。祐太郎と結婚後、姓に「高樹」が追加される。

 湘洋高校の駅伝部に在籍する平凡だが少々ドジな高校生。父の栄転で熊本への転校が決まっていたが、マラソン大会でライバルに勝ちたいがために拒否。

 ベスに好意を抱いており、ベスと祐太郎の仲を引き裂こうと躍起になる。

 祐太郎に好意を抱いており、恋敵であるベスへの嫉妬から、彼女に嫌がらせを展開する。ロックフェスティバル開催にも反対の構えだったが…。

 ベスのロックフェスティバル開催の夢を叶えようと躍起になる。それゆえに砂岡や谷岡と激しく対立する。生徒たちの良き理解者。

 砂岡の腰巾着的存在。ロックフェスティバル開催に反対する。

 通称・サド岡。ロックフェスティバル開催に反対する。終盤でロック部・ダンス部を廃部に追い込む。

 ベスを義姉と認めなかったが、やがて和解。

 白血病で入院していたが退院。のちに白血病が悪化、命を落としてしまう。

 草村塾の塾長。国際結婚の経験者でもある。

 草村の妻。ベスに好意的。

サブタイトル[編集]

話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
1 1984年10月17日 ジャスト・マリッド 江連卓 井上芳夫
2 10月24日 バージン・ブライド 土屋統吾郎
3 10月31日 ストップ・ザ・テアー 竹本弘一
4 11月07日 アメリカン・スピリット 土屋統吾郎
5 11月14日 ラブ・イズ・スタート 竹本弘一
6 11月21日 ミッドナイト・フィーバー
7 11月28日 ザ・レッド・ハート 今井詔二 土屋統吾郎
8 12月05日 マラソン・ウォーズ 江連卓
9 12月12日 クマモト・センセーション
10 12月19日 ロング・グッバイ
11 1985年1月09日 ラブ・イズ・フォーエバー 江崎実生
12 1月16日 ロンリー・セブンティーン 今井詔二 井上芳夫
13 1月23日 グッバイ・マイ・ラブ 江連卓 土屋統吾郎
14 1月30日 キス・オブ・ファイヤー 竹本弘一
15 2月06日 ザ・トライアングル・ラブ 今井詔二 井上芳夫
16 2月13日 ザ・ジェラシー 江連卓 土屋統吾郎
17 2月20日 デッド・オア・アライブ 竹本弘一
18 2月27日 ラスト・デイト 今井詔二 土屋統吾郎
19 3月06日 アメリカン・エンジェル 山中伊知郎 井上芳夫
20 3月13日 ビバ! スクールライフ 今井詔二
21 3月20日 ゲット・アウト・ジャパン 江連卓 竹本弘一
22 3月27日 ブロークン・マリッジ 土屋統吾郎
23 4月03日 ダンシング・クイーン 竹本弘一

スタッフ[編集]

※スタッフの表記はオープニング内のテロップ表記を参考の上、記載。

主題歌[編集]

特徴[編集]

  • 大映ドラマは2クールずつ[2]の放送で、本作はビデオ撮影である。その後の5作品は、フィルム撮影で放送。さらにその後、ビデオ撮影に戻る。
  • 撮影時はベータカム、放送マザーは1吋CタイプVTRである。※後年の再放送時の放送マザーは原版からダビングされたデジタルベータカムとHDCAMである。

脚注[編集]

  1. ^ 「TV特集/秋の新作ドラマのすべて」『映画情報』第49巻第11号、国際情報社、1984年11月1日、63頁、NDLJP:2343809/63 
  2. ^ 追いかけたいの!』と『こまらせないで!』は1クール放送。
フジテレビ 水曜20時台
前番組 番組名 次番組
ザ・わかるっチャー
(クイズ枠)
青い瞳の聖ライフ
(1984年10月~1985年4月)
※ここからドラマ枠