聞かせてよ愛の言葉を

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聞かせてよ愛の言葉を
ジャンル 恋愛漫画
漫画
作者 津雲むつみ
出版社 集英社
掲載誌 YOU
レーベル クイーンズコミックス
巻数 全5巻
ドラマ
原作 津雲むつみ
監督 松生秀二合月勇江崎実生
脚本 吉本昌弘、緒方彩子
制作 大映テレビ、TBS
放送局 TBS系列
放送期間 2005年2月21日 - 2005年4月1日
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画テレビドラマ
ポータル 漫画テレビドラマ

聞かせてよ愛の言葉を』(きかせてよあいのことばを)は、津雲むつみによる日本漫画作品、またそれを原作としたテレビドラマ。『YOU』(集英社)にて2002年より2004年まで連載された。単行本はクイーンズコミックスより全5巻。

あらすじ[編集]

佐野千尋は夫の康宏を交通事故で失うが、やがて事故時に車を運転していた後藤克也と恋に落ちる。しかし、克也は会社の社長令嬢・美香との婚約話が進んでいるほか、血が繋がっていない妹・万里からも恨まれ、さまざまな妨害を受ける。

登場人物[編集]

テレビドラマ[編集]

2005年2月21日から2005年4月1日まで、TBS系『愛の劇場』で放映されたドラマ。1980年代大映ドラマを支えた二大俳優である伊藤かずえ松村雄基[1]が、1986年の『ポニーテールはふり向かない』(TBS系)と『花嫁衣裳は誰が着る』(フジテレビ系)以来、TBSにて19年ぶりに共演した。ナレーターにも、フジテレビ系大映ドラマのナレーターであった来宮良子を起用した。『愛の劇場』の枠にもかかわらず、かつての大映ドラマにみられた演出や演技、脚本などの特徴が際立ったドラマである。

TBSチャンネルの再放送におけるタイトルは、「大映テレビドラマ『聞かせてよ愛の言葉を』」となっている。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

訳詞:津坂浩/作曲:ジョルジュ・ガルヴァランツ/編曲:小西康陽

書誌情報[編集]

  1. 2003年2月19日発売、ISBN 978-4-08-865117-0
  2. 2003年7月18日発売、ISBN 978-4-08-865137-8
  3. 2003年12月18日発売、ISBN 978-4-08-865164-4
  4. 2004年5月19日発売、ISBN 978-4-08-865206-1
  5. 2004年9月16日発売、ISBN 978-4-08-865233-7

関連項目[編集]

  • 乱れ雲:本作同様に、交通事故で夫を失った女性と加害者の男性との恋愛を描いた日本のテレビドラマ、映画。

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 伊藤と松村は共に「愛の劇場」4作品に出演。伊藤の大映テレビ共同制作作品は本作のみだが、松村は直前の『再婚トランプ』以外の2作品(『赤い迷宮』、『いつの日かその胸に』)はいずれも大映テレビ共同制作作品である。

外部リンク[編集]

TBS 愛の劇場
前番組 番組名 次番組
温泉へ行こう5
(2004.11.29 - 2005.2.18)
聞かせてよ愛の言葉を
(2005.2.21 - 2005.4.1)
うちはステップファミリー
(2005.4.4 - 2005.5.27)