スズキ・カルタスクレセント

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スズキ・カルタスクレセント
1999–2000 スズキ・エスティームセダン(米国)
概要
別名 スズキ・バレーノ(国際)
シボレー・エスティーム(コロンビア)
シボレー・カシア(フェイスリフト;フィリピン)
スズキ・エスティーム(北米、タイ、フィリピン)
マルチスズキ・バレーノ(インド)
製造国 日本の旗 日本静岡市
 コロンビアボゴタ、GMコロンビア)
インドの旗 インドグルグラムマルチ・スズキ・インディア
インドネシアの旗 インドネシアブカシスズキ・インドモービル・モーター
ミャンマーの旗 ミャンマーヤンゴン
パキスタンの旗 パキスタンカラチ、Pak Suzuki Motors)
販売期間 1995年2002年(日本)
1996年 – 2002年(インドネシア)
1995年 – 2004年(コロンビア)
1999年2007年(インド)
1997年2000年(フィリピン)
2000年 - 2002年(シボレー・カシア、フィリピン)
ボディ
ボディタイプ 3ドアハッチバック
4ドアセダン
5ドアステーションワゴン
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
パワートレイン
エンジン ガソリン
1.3L G13BB 直列4気筒
1.5L G15A 直列4気筒
1.6L G16A / B 直列4気筒
1.8L J18A 直列4気筒
1.8L BP-ZE 直列4気筒
ディーゼル
1.9L XUD9 直列4気筒(欧州)
変速機 5速MT
3/4速AT
CVT
車両寸法
ホイールベース ハッチバック:2,380 mm
セダン/ワゴン:2,480 mm
全長

ハッチバック:
3,870 mm(前期型)

3,900 mm(後期型)
セダン:
4,195 mm(前期型)
4,225 mm(後期型)
ワゴン:
4,345 mm(前期型)
4,375 mm(後期型)
全幅 ハッチバック:1,680 mm
セダン/ワゴン:1,690 mm
全高 ハッチバック/セダン:1,395 mm
ワゴン:1,460 mm
車両重量 ハッチバック:870-1,040 kg
セダン:940-1,080 kg
ワゴン:1,000-1,130 kg
系譜
先代 スズキ・カルタス/エスティーム/スイフト
後継 セダン/ワゴン:スズキ・エリオ/リアーナ/バレーノ
ハッチバック:スズキ・スイフト/イグニス
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カルタスクレセントCultus Crescent )は、かつてスズキが販売していた乗用車で、世界各国でさまざまなブランド、さまざまな名前で販売された実績を持つ。

歴史[編集]

カルタスクレセントは1995年1月日本で発売され、1995年前半に世界市場に投入された。

当初、3ドアハッチバックと4ドアセダンとして、SOHC 16バルブ Gファミリーエンジンを搭載し、1.3Lと1.5Lの形式で、出力は85〜97 PS。1.3Lはハッチバックのみで、99 PSの1.6Lはセダンのみで取り扱われた。最終的に4WDは1.6L車で提供された。これは基本的にスズキ・エスクードと同じエンジンで、出力は115 PSに引き上げられていた。

1998年のマイナーチェンジ[編集]

スズキは、1998年半ばにカルタスクレセントのスタイルを変更し、カルタス(日本市場のみ)に改名。北米では1999年モデルで切り替えが行われた。

トリビア[編集]

黄色のスズキ・エスティーム(赤いドアが1枚)は、AMCのテレビ番組「ベター・コール・ソウル」でジミー・マッギルの車として使用されていた[1][2]

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ George, Patrick (2015年10月2日). “Better Call Saul's Crappy Suzuki Esteem Is An Inspired Choice”. Jalopnik. Gizmodo. 2018年1月19日閲覧。
  2. ^ Henderson, Paul (2020年4月13日). “The cars in Better Call Saul are perfect casting”. GQ. 2020年4月14日閲覧。