EXIT (ポルノグラフィティの曲)

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EXIT
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『PANORAMA PORNO
B面 Regret
LIVE ON LIVE
リリース
規格 マキシシングル
録音 2011年
日本の旗 日本
ジャンル J-POP
ロック
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲 新藤晴一(作詞・作曲)
ak,homma(作曲)
チャート最高順位
  • 週間5位(オリコン
  • 2011年3月度月間8位(オリコン)
ポルノグラフィティ シングル 年表
君は100%
(2010年)
EXIT
(2011年)
ワンモアタイム
(2011年)
ミュージックビデオ
「EXIT(short ver.)」 - YouTube
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EXIT」(イグジット)は、ポルノグラフィティの楽曲。2011年3月2日SME Recordsより32作目のシングルとしてリリースされた。

概要[編集]

前作『君は100%』から約4ヶ月ぶりのリリース。

通常盤・初回生産限定盤の2形態でのリリース。初回生産限定盤には表題曲のMVを収録したDVDが付属する。また、通常盤は初回仕様のみスリーブケース仕様となっている。

本作で、3rdシングル『ミュージック・アワー』から30作連続(通算31作目)となるオリコン週間シングルチャートTOP5入りを達成した。

収録曲[編集]

Disc 1 (CD)[編集]

全編曲:ak.homma, Porno Graffitti

  1. EXIT
    作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一, ak.homma
    フジテレビ系テレビドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』主題歌[1]
    • 初の新藤晴一ak.hommaの共作によるミディアムナンバーで、自身初の月9主題歌に起用された[2]
    • ak.hommaが作曲に携わったのは2008年のベストアルバム2作に収録された「A New Day」「約束の朝」以来で、ak.hommaが作曲に携わった最後のポルノグラフィティの楽曲(2021年時点)。
    • 歌詞は地下鉄が舞台となっているが、景色としてではなく観念として描かれており、作詞した新藤曰く「言葉の昇華ができた、理想的な歌詞」だという[3][4][5]
    • MVは歌詞にある通り『地下鉄のホーム』のセットで撮影され、CGの炎や光以外はモノクロの映像となっている[6]。また、新藤が自身のテレキャスターに似せた偽物のギターを地面に思い切り投げつける場面がある[6]
    • リリース前の2010年12月30日・31日に行われた『11thライヴサーキット "∠TARGET" ENCORE』で初披露された。
    • カフェイン11』で本楽曲を初オンエアした際、新藤は「『○○のEXIT』や『○○へのEXIT』、もしくはサブタイトルを付けて発売したいと思っているので、皆さまに届く頃にはきっと新しいタイトルになっていることでしょう」と発言し、それ以降は「EXIT(仮)」としていたが、最終的にタイトルが変わることはなかった。
  2. Regret
    作詞・作曲:岡野昭仁
    • タイトルの通り、後悔(Regret)について語ったミッド・ナンバー[7]
    • 歌詞中に「マイナス1000℃」という表現があるが、セルシウス温度でその温度は存在しない。
    • ak.hommaが編曲を手掛けた最後のポルノグラフィティの楽曲(2021年時点)。
  3. LIVE ON LIVE [Recorded at YOKOHAMA ARENA from 11th LIVE CIRCUIT "∠TARGET" ENCORE (2010/12/31)]
    作詞・作曲:岡野昭仁
    • ライヴDVD『"BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002』にSpecial Trackとして収録された楽曲のライヴ音源。音源はタイトルにもあるように『11thライヴサーキット "∠TARGET" ENCORE』12月31日公演で収録された。
    • 本作への収録にあたり、意味が通るように歌詞中の「叫ぶよ れても」との誤植を「叫ぶよ れても」へと表記を訂正している。

Disc 2 (DVD)[編集]

#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「EXIT」(Video Clip)  セキ★リュウジ

演奏参加[編集]

Porno Graffitti

Additional Musicians

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ Inc, Natasha. “ポルノ、月9主題歌シングルにCD初収録のライブ限定曲”. 音楽ナタリー. 2022年3月12日閲覧。
  2. ^ ポルノグラフィティ初の“月9”主題歌”. ORICON NEWS. 2022年3月12日閲覧。
  3. ^ もりひでゆき「SPECIAL FEATURE ポルノグラフィティ――「いろいろな角度からのポルノを楽しめるアルバムが完成!!」」『PATiPATi 2012年4月号(VOL.328)』第28巻第4号、ソニー・マガジンズ、2012年3月9日、094-095頁、JAN 4910075550422、雑誌 07555-04。 
  4. ^ 藤井美保「INTERVIEW ポルノグラフィティ「02. Album『PANORAMA PORNO』全曲解説(解説:岡野昭仁、新藤晴一)」」『WHAT's IN? 2012年4月号(No.298)』第25巻第4号、ソニー・マガジンズ、2012年3月14日、036頁、JAN 4910198550422、雑誌 19855-04。 
  5. ^ 大畑幸子「INTERVIEW ポルノグラフィティ「SELF LINER NOTES↓」(解説:新藤晴一)」『CD&DLでーた 2012年3>4月号(2012 No.2)』第24巻第2号、エンターブレイン、2012年3月14日、050頁、JAN 4910043610424、雑誌 04361-04。 
  6. ^ a b pornograffittiSMEJ (2012年1月25日). “ポルノグラフィティ 『EXIT』”. ポルノグラフィティ Official YouTube Channel. YouTube. 2012年2月7日閲覧。
  7. ^ ポルノグラフィティ / EXIT [CD+DVD [限定] - CDJournal]”. artist.cdjournal.com. 2021年9月28日閲覧。

外部リンク[編集]