佐伯勇人

経歴[編集]

佐伯は1954年7月25日、現在の愛媛県東温市内に生まれた^[1]。

京都大学法学部を卒業後、1977年に四国電力に入社。その後、2006年に広報部長、2013年に常務取締役等を経て、2015年 6月25日、千葉昭の後任として、同社の代表取締役社長に就任した。2024年4月現在、同社の歴代社長の中では唯一、副社長以外から就任しており、千葉と常盤百樹会長を除く当時の取締役の中では最年少であった^[1]^[2]。

佐伯は社長内定時、四国電力の経営体制の刷新と、伊方発電所3号機の再稼働を目標としていた^[2]。実際、社長任期中の2017年には前者が監査等委員会設置会社に移行し^[3]、その翌年の2018年には後者が再稼働した^[4]。

その後の2019年 6月26日、佐伯は四国電力の社長職を長井啓介副社長に譲り、自身は同社の会長に就任した（代表取締役は継続）^[5]^[6]。2024年6月に取締役を退任し、同社の特別顧問に就任予定^[7]。

2024年4月現在は四国経済連合会の会長を務めており^[8]、2023年からは四国旅客鉄道の社外取締役も務めている^[9]。

^ ^a ^b “代表取締役および役員等の異動について”. 四国電力 (2015年4月30日). 2024年4月26日閲覧。
^ ^a ^b “四国電、次期社長に佐伯氏／千葉氏は会長”. 四国新聞 (2015年4月30日). 2024年4月26日閲覧。
^ “監査等委員会設置会社への移行に関するお知らせ”. 四国電力 (2017年2月20日). 2024年4月26日閲覧。
^ “伊方原発３号機がフル稼働／四国電力”. 四国新聞 (2018年11月2日). 2024年4月26日閲覧。
^ “四国電力社長に長井氏／佐伯氏は会長、６月就任”. 四国新聞 (2019年4月25日). 2024年4月26日閲覧。
^ “代表取締役および役員等の異動について”. 四国電力 (2019年4月26日). 2024年4月26日閲覧。
^ “四国電力　新社長に宮本喜弘常務”. 西日本放送 (2024年4月26日). 2024年4月26日閲覧。
^ “四国経済連合会とは”. 四国経済連合会. 2024年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月26日閲覧。
^ “役員の異動について”. 四国旅客鉄道 (2023年5月29日). 2024年4月26日閲覧。