メイン・ロード

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メイン・ロード
Maine Road
施設情報
所在地 Moss Side, Manchester
位置 北緯53度27.4分 西経2度14.7分 / 北緯53.4567度 西経2.2450度 / 53.4567; -2.2450座標: 北緯53度27.4分 西経2度14.7分 / 北緯53.4567度 西経2.2450度 / 53.4567; -2.2450
開場 1923年
閉場 2003年
取り壊し 2004年
運用者 マンチェスター・シティFC
グラウンド
建設費 10万ポンド
建設者 Chales Swain
使用チーム、大会
マンチェスター・シティFC(1923-2002)
マンチェスター・ユナイテッドFC(1945-1953)
収容人員
35,150

メイン・ロード(Maine Road)は、かつてイギリス大マンチェスタ州マンチェスターに存在したサッカースタジアムである。開場から閉鎖まで、マンチェスター・シティFCのホームグラウンドとして使われた。

歴史[編集]

1923年の完成時にはイギリス国内においては旧ウェンブリー・スタジアムに次ぐ2番目の規模を誇り、1934年FAカップ(マンチェスター・シティ対ストーク・シティFC)では84,569人の観衆が入ったと記録されている。

1945年から8年間は同じくマンチェスターを本拠地とするマンチェスター・ユナイテッドFCも本拠地として使用した。これはユナイテッドの本拠地であるオールド・トラッフォード第二次世界大戦時のナチス・ドイツによる空襲で被害を受け、その修復費用も工面できなかった為である。なおユナイテッドが1948年アーセナルFCと対戦した際の観客数「83,260名」は現在のプレミアリーグ時代を含むフットボールリーグにおける観客数のレコードである。

1953年にナイター設備が、1956年にスタンドに屋根が取り付けられた。この屋根設置以降、メインスタンドは「キパックス」と呼ばれるようになり、シティの熱狂的サポーターが集う場所として知られる様になった。

以降もシティの本拠地として使用され続けてきたが、スタンドの老朽化及びキャパシティの増加を狙いマンチェスター市は2002年に新たにシティ・オブ・マンチェスター・スタジアム(エディハド・スタジアム)を建設。これに伴いメイン・ロードは廃止されることとなり、2003年5月にシティとサウサンプトンFCと間で行なわれた試合が最後となった。

2004年にスタンドは解体。現在は住宅地として再開発が進められている。

脚注[編集]