清水博子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

清水 博子(しみず ひろこ、1968年6月2日 - 2013年10月10日)は、日本小説家

経歴[編集]

著作集[編集]

  • 『街の座標』 集英社、1998 のち文庫 
  • 『ドゥードゥル』(1999年、集英社)
    • 空言
    • ドゥードゥル
  • 『処方箋』 集英社、2001 のち文庫 
    • 初出:『すばる』2001年6月号
  • 『ぐずべり』(2002年、講談社
    • 亜寒帯
    • ぐずべり(『群像』2002年4月号)
  • 『カギ』(2005年、集英社)
    • 初出:『すばる』2003年10月号
  • 『vanity』(2006年、新潮社ISBN 9784103016519
    • 初出:『新潮』2005年10月号

単行本未収録作品[編集]

  • マジョリカ譚(『早稲田文学』1991年6月号)
  • ないちがいち(『群像』2004年1月号)
  • カリマツの家(『すばる』2006年6月号)
  • ヤング・ドーミン(『群像』2006年11月号)
  • 台所組(『群像』2008年12月)

エッセイ・対談等[編集]

  • 対談 作家になるということ 清水博子+大泉芽衣子(『すばる』2002年3月号)
  • 講演 どうして「小説家」だったのか(『早稲田文学』2002年3月号)

研究論文[編集]

  • 陣野俊史「清水博子論―「書くこと」を書く、その先のこと」(「すばる」2014年2月号)
  • 田中里尚「迷宮としての北海道―――安部公房『榎本武揚』から清水博子『ぐずべり』へ」(岡和田晃編『北の想像力 〈北海道文学〉と〈北海道SF〉をめぐる思索の旅』(寿郎社))

脚注[編集]

  1. ^ 北海道新聞2013年10月13日付