岡和田晃

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岡和田 晃
(おかわだ あきら)
誕生 1981年????
日本の旗 北海道
職業 文芸評論家ゲームデザイナー
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 修士(文学)
最終学歴 筑波大学大学院人文社会科学研究科
活動期間 2007年 -
ジャンル 文芸評論SF・幻想文学評論翻訳ゲームデザイン現代詩
主な受賞歴 日本SF評論賞優秀賞(2009(10)年度)
北海道新聞文学賞創作・評論部門佳作(2016年度)
茨城文学賞詩部門(2019年度)
潮流詩派賞評論部門年間最優秀作品賞(2021年度)
KOTOBA Slam Japan2022北海道大会準優勝(2022年度)
デビュー作 『アゲインスト・ジェノサイド』(2009年)
公式サイト <Flying to Wake Island 岡和田晃公式サイト>
ウィキポータル 文学
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岡和田 晃(おかわだ あきら、1981年 - )は日本のゲームデザイナー翻訳家、および文芸評論家SF評論家、編集者、詩人。

AGS(アナログ・ゲーム・スタディーズ) 主催。日本近代文学会日本SF作家クラブ日本文藝家協会遊戯史学会日本デジタルゲーム学会日本詩人クラブ茨城県詩人協会、各会員。

経歴[編集]

北海道上富良野町出身[1]北海道旭川北高等学校英語科、早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、筑波大学大学院人文社会科学研究科一貫制博士課程修士取得退学[2]共愛学園前橋国際大学非常勤講師[3]東海大学非常勤講師、法政大学兼任講師[4]

工事現場での労働を経て、2007年にライター・デビュー、2008年、トマス・M・ディッシュ論「生政治と破滅カタストロフィー」で第51回群像新人文学賞評論部門最終候補。2009(2010)年、評論「「世界内戦」とわずかな希望―伊藤計劃虐殺器官』へ向き合うために」で第5回日本SF評論賞優秀賞受賞。2014年刊行の『北の想像力―《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅』で第35回日本SF大賞最終候補、第46回星雲賞参考候補となる。

2016年、評論「破滅カタストロフィーの先に立つ―ポストコロニアル現代/北方文学論」で第50回北海道新聞文学賞佳作。2019年、「ナイトランド・クォータリー」誌2代目編集長に就任、また第一詩集『掠れた曙光』で茨城文学賞詩部門を受賞[5]。2021年、「村田正夫論」「清水博司論」で潮流詩派賞評論部門年間最優秀作品賞を受賞[6]。近年は現代詩の朗読活動も行い、コンテストKOTOBA Slam Japan2022北海道大会準優勝、テーブルトークRPG関連書籍の紹介・翻訳に多く携わり、ゲームマスターとしても著名である。

著作[編集]

評論単行本[編集]

  • 「世界内戦」とわずかな希望――伊藤計劃・SF・現代文学 (単著・評論集、2013年、書苑新社 ISBN 4883751619)
  • 北の想像力――《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅(主編著・評論集、2014年、寿郎社 ISBN 4902269708
  • 向井豊昭の闘争 異種混交性(ハイブリディティ)の世界文学(単著・評論集、2014年、未來社 ISBN 4624601157
  • アイヌ民族否定論に抗する(共編著・評論集、2015年、河出書房新社 ISBN 4309226205
  • 世界にあけられた弾痕と、黄昏の原郷――SF・幻想文学・ゲーム論集(単著・評論集、2017年、書苑新社 ISBN 4883752631
  • 反ヘイト・反新自由主義の批評精神 いま読まれるべき〈文学〉とは何か(単著・評論集、2018年、寿郎社 ISBN 4909281126
  • 現代北海道文学論 来るべき「惑星思考(プラネタリティ)」に向けて(編著・評論集、2019年、藤田印刷エクセレントブックス ISBN 4865381054
  • 史学研究とゲーム研究の徒・蔵原大―遺稿と追悼―(共編著・評論集、2021年、蔵原大遺稿集刊行会)

小説単行本[編集]

  • 向井豊昭傑作集 飛ぶくしゃみ(編著・小説集、2014年、未來社 ISBN 4624934423
  • 骨踊り 向井豊昭小説選(編著・小説集、幻戯書房、2019年、ISBN 4864881642
  • 再着装(リスリーヴ)の記憶 〈エクリプス・フェイズ〉アンソロジー(編著・小説集、2021年、書苑新社 ISBN 4883754502
  • 鳩沢佐美夫の仕事 第一巻(編集協力・小説集、2021年、藤田印刷エクセレントブックス ISBN 4865381317
  • ヴィリコニウム パステル都市の物語(M・ジョン・ハリスン著、大和田始訳、共編著・解説、2021年、書苑新社 ISBN 488375460X
  • いかに終わるか 山野浩一発掘小説集(編著・小説集、2022年、小鳥遊書房 ISBN 4909812768
  • 花と機械とゲシタルト(山野浩一著、解説、2023年、小鳥遊書房 ISBN 486780004X

ゲーム関連単行本[編集]

  • ガンドッグゼロ リプレイ アゲインスト・ジェノサイド (単著・リプレイ小説、2009年、新紀元社 ISBN 4775307142
  • トンネルズ&トロールズでTRPGをあそんでみる本(共著・ゲーム入門書、2016年、冒険支援株式会社 ISBN 4904413105
  • ベア・ダンジョン+ベア・カルトの地下墓地+運命の審判(共著・翻訳&創作集、2018年、グループSNE、ISBN 4883753018
  • ブラマタリの供物 クトゥルフ神話ブックゲーム(共著・解説、設定考証、2018年、新紀元社、ISBN 4775316451
  • 傭兵剣士+青蛙亭ふたたび+無敵の万太郎とシックスパックの珍道中(共著・創作集、2019年、グループSNE ISBN 488375362X)
  • 怪奇の国のアリス+怪奇の国!(翻訳・創作集、2021年、グループSNE ISBN 4883754340
  • T&Tビギナーズバンドル 魔術師の島(共著、翻訳・創作集、2021年、グループSNE ISBN 9784775320303
  • Ken St. Andre's Monsterary of Zimrala(共著、創作集、2022年、Trollgodfather Press)

インタビュー収録単行本[編集]

詩集[編集]

現代詩[編集]

  • これはプロレタリア詩だ!(抄)(「現代詩手帖」2019年12月号)
  • 聖アントワーヌの篤信(「壘」4号)
  • プロレタリア詩の誕生(「早稲田学報」2020年6月号)
  • ジェスターの鼻(「茨城の文化」55号)
  • 世界の起源の泉(「白亜紀」157号)
  • アーレアの守護者による頌歌(「ナイトランド・クォータリー」vol.21)
  • レオポルドシュタットの亡失——表現主義なき時代の若き詩人に(「壘」5号)
  • モンスター・ホラー・ショウ?(「ナイトランド・クォータリー」vol.22)
  • 斧と逢引(「白亜紀」158号)
  • ジェイムズ翁のトールテール(「壘」6号)
  • ウィーン体制に一矢報いて(「壘」7号)
  • プロレタリア詩の逆襲(「潮流詩派」264号)
  • 宿便(「現代詩手帖」2021年2月号)
  • 乱立する高塔の逆螺子の(「白亜紀」159号)
  • 鳥葬にされた抒情(「壘」8号)
  • 反抒情(「潮流詩派」265号)
  • 崩れた微光(「白亜紀」160号)
  • 非常勤の淫売——薔薇十字に刻まれた、めくるめく加藤郁乎への戯論の註釈の序文(「壘」9号)
  • わたしたちがまだ手放さずにいたもの(「ナイトランド・クォータリー」増刊号)
  • 四つの四重葬(「壘」10号)
  • 勾配と火藥――桜井勝美『ボタンについて』に(「潮流詩派」266号)
  • ゴミ(「潮流詩派」266号)
  • ご臨終――風刺詩人・村田正夫に(「潮流詩派」267号)
  • 最後のシュルレアリスト(「白亜紀」161号)
  • みずからを凍結させて仄暗く──エミリー・ディキンスンに(「ナイトランド・クォータリー」vol.27)
  • バースの女房の産褥(「壘」11号)
  • アジビラ讃歌――アナキスト向井孝に「潮流詩派」268号)
  • わたしが響いている(「潮流詩派」268号)
  • 水際の露光(「白亜紀」162号)
  • 道徳の彼岸から弾き出された悲願(「壘」12号、『日本現代詩選2022』日本詩人クラブ)
  • 悪を撃つ詩(「潮流詩派」269号)
  • 惨ましい呻きの架けた虹(「白亜紀」163号)
  • 匂いとともに棘で刺す――風刺詩人・小熊秀雄に(「壘」13号)
  • 我らは自分たちの共感、良心を利用されている(「潮流詩派」271号)
  • 来訪者(「白亜紀」164号)
  • 煉獄の絶縁(「壘」14号)
  • 冷笑野郎(ひろゆき)に中指を立てろ!(「潮流詩派」272号)
  • マルジナリアは囁く(「壘」15号)
  • ありえざる補償(「白亜紀」165号)

評論・インタビュー等[編集]

  • ミノタウロス(佐藤亜紀著、文庫解説、2010年、講談社文庫
  • 平田真夫の挑戦(「Webミステリーズ!」2011年9月号、東京創元社
  • The Indifference Engine(伊藤計劃著、文庫解説、2012年、ハヤカワ文庫JA)
  • しずおかの文化新書9 しずおかSF 異次元への扉~SF作品に見る魅惑の静岡県~(共著、2012年、財団法人静岡県文化財団)
  • 21世紀探偵小説 ポスト新本格と論理の崩壊(共著、2012年、南雲堂
  • 『盤上の夜』を語り尽くす(宮内悠介・草場純との鼎談、「Webミステリーズ!」2013年3月号、東京創元社)
  • 生ける屍(ピーター・ディキンスン著、文庫解説、2013年、ちくま文庫
  • はだしのゲン」を読む(共著、2014年、河出書房新社)
  • 人狼ゲーム BEAST SIDE(川上亮著、文庫解説、2014年、竹書房文庫)
  • 頭蓋骨の中の楽園(浦賀和宏著、文庫解説、2014年、講談社文庫)
  • 幻想文学は何度でも回帰する(東雅夫高原英理との鼎談、「早稲田文学」2014年秋号)
  • ノーベル文学賞にもっとも近い作家たち いま読みたい38人の素顔と作品(共著、2014年、青月社パスカル・キニャールを担当)
  • 夷を微かに希うこと 向井豊昭と木村友祐(「すばる」2014年12月号、集英社)
  • きっとあなたは、あの本が好き。 連想でつながる読書ガイド(共著、2016年、立東舎J・R・R・トールキンを担当)
  • 月と幻想科学(荒俣宏松岡正剛著、文庫解説、2016年、立東舎文庫)
  • MELANO MUSIUM~イタリニャ大公国、猫の名画コレクション(目羅健嗣著、解説、2016年、書苑新社)
  • 〈アイヌ〉をめぐる状況とヘイトスピーチ(「すばる」2017年2月号、集英社
  • 北の文学2016(共著、2017年、北海道新聞社)
  • 未来の他者へ 『サクリファイス』『希望のエートス』批評集(神山睦美編、共著、2017年、響文社
  • 津島佑子 土地の記憶、いのちの海(共著、2017年、河出書房新社)
  • 高橋和巳 世界とたたかった文学(共著、2017年、河出書房新社)
  • タエ・恩寵の道行(林美脉子著、帯・栞文、2017年、書肆山田
  • 世界のすべての朝は(パスカル・キニャール著、解説、2017年、伽鹿舎)
  • 江原光太と〈詩人のデモ行進〉(「現代詩手帖」2017年8月号)
  • 江原光太と〈詩人的身体〉(「現代詩手帖」2017年9月号)
  • ニューウェーヴは終わらない 山野浩一を追悼する(「SFマガジン」2017年10月号)
  • 石牟礼道子 さよなら、不知火海の言魂(共著、2018年、河出書房新社)
  • プリズナーNo.6完全読本(共著、2018年、洋泉社)
  • 日本現代卓上遊戯史紀聞1 安田均(共著、2018年、ニューゲームズオーダー
  • 日本現代卓上遊戯史紀聞2 草場純(共著、2018年、ニューゲームズオーダー)
  • 追悼 ケイト・ウィルヘルム小特集(共著、2018年、「TH」No.75)
  • 山野浩一氏追悼パネル(2018年、週刊読書人連載)
  • 〈死〉を内包した北方性から 天草季紅『ユーカラ邂逅 アイヌ文学と歌人小中英之の世界』評(2018年、「鹿首」13号)
  • 日本現代卓上遊戯史紀聞1b 安田均/補遺(共著、2019年、ニューゲームズオーダー)
  • RPG研究の現在と、伏見健二の「初期の仕事(アーリー・ワーク)」(2019年、「層 映像と表現」11号、北海道大学大学院)
  • 愛は、こぼれるqの音色(図子慧著、解説、2019年、書苑新社)
  • モダニズム詩の火玉 : 小熊秀雄今野大力北村順次郎と一九二六年前後の「旭川新聞」(「現代詩手帖」2019年8月号)
  • 現代詩よ、大いに遊べ!(「現代詩手帖」2019年12月号)
  • 「バベルの図書館」の解釈学(「ナイトランド・クォータリー」Vol.20、2020年)
  • 民衆史から「惑星思考」へ――近代文学が棚上げし、現代にヘイトとして現出した問題について考える(林浩治との対談、「図書新聞」3340号)
  • 空飛ぶ島ラピュータの解釈学(「ナイトランド・クォータリー」Vol.21、2020年)
  • リヒャルト・ワーグナーの共苦と偉大(「TH」Vol.83、2020年)
  • 「肉体植民地」から『盲人書簡』へ~寺山修司への敬意と、唐十郎『ジャガーの眼』(「TH」No.85、2021年)
  • ネクロスの要塞』から『メタモスの魔城』へ~オマケシールと「ローカル・サロン」の再生」(「TH」No.86、2021年)
  • 〈風〉に溶け込み、「惑星思考(プラネタリティ)」へ向かうこと――清水博司論(「潮流詩派」265号、2021年)
  • 小熊秀雄研究の一世紀(「詩と思想」2021年7月号)
  • 『肉体と死と悪魔』と『生の館』が赤裸々に語る~マリオ・プラーツ小論(「TH」87、2021年)
  • Gayatri Spivak :批判的地域主義としての惑星思考へ(『脱領域・脱構築・脱半球』、小鳥遊書房、2021年)
  • 東村岳史『近現代北海道とアイヌ民族―和人関係の諸相』(三元社)書評(「図書新聞」2021年8月14日号)
  • 「中立を守る」ことの危うさ 分断の打破に不可欠なレイシズム・ポリシー批判(「読書人」2021年9月3日号)
  • 過激・巧妙化するアイヌ差別 和人の加害性 歴史忘れず(「北海道新聞」2021年10月23日)
  • 高原英理「少年愛文学選」書評(「TH」No.88、2021年)
  • T&T情報コーナー(「GMウォーロック」3号~4号、2021年)
  • 来るべき民主主義の位置を手繰り寄せる――真壁仁編『詩のなかに目覚める日本』論(「B面の岩波新書」、2021年)
  • 共有され、変容する多言語の魔都市~『プラハ ヤヌスの相貌』と『都市と都市』(「TH」No.89、2021年)
  • 「簒奪された「社会派」への信頼、歴史感覚を取り戻すために――村田正夫論(「潮流詩派」267号、2021年)
  • 加害の淵源たる家父長制と植民地主義をともに転覆させる――林美脉子『レゴリス/北緯四十三度』(「現代詩手帖」2021年12月号)
  • 新渡戸稲造の植民政策論―アイヌを不可視化させた言説―(「本郷」157号、2022年1月)
  • 花崎皋平詩集『アイヌモシリの風に吹かれて』(帯文、クルーズ、2022年)(「TH」No.89、2021年)
  • レオス・カラックス監督『アネット』~男たちを破滅に向かわせる無垢な歌声(「TH」No.90、2022年)
  • 交錯するファム・ファタルとオム・ファタル~ヘンリー・ジェイムズ『ロデリック・ハドソン』小論(「TH」No.90、2022年)
  • 「内宇宙からのゲリラ戦――終末論から離れていかに滅亡し、意識を逆流させるかを考える」(樺山三英との対談、「図書新聞」2022年4月2日号)
  • マーガレット・ワイス『レイストリン戦記』書評(「図書新聞」2022年04月09日号)
  • 裸のラリーズという《夜の夢》(「TH」No.91、2022年)
  • 夜のガスパール』でのディジョンと音楽(「TH」No.91、2022年)
  • 鳩沢佐美夫(『アイヌ文化史辞典』、吉川弘文館、2022年)
  • スタニスワフ・レム『マゼラン星雲』書評(「図書新聞」2022年9月3日号)
  • 島村一平『憑依と抵抗 現代モンゴルにおける宗教とナショナリズム』書評(「読書人」2022年9月6日号)
  • 「未来学」批判としての「内宇宙」――山野浩一による『日本沈没』批判からフェミニズム・ディストピアまで(上)(「季報 唯物論研究」160)
  • 多面体パゾリーニ 四方田犬彦インタビュー(「図書新聞」2022年12月10日号)
  • トマス・M・ディッシュ『SFの気恥ずかしさ』書評(「図書新聞」2023年3月4日号)
  • 〝新しい波〟のSF詩人、D・M・トマスの一九六九年(「TH」No.92、2022年)

連載[編集]

  • 北海道新聞」にて「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」(2015年~2017年、月1回、企画・監修・執筆)
  • 図書新聞」にて「〈世界内戦〉下の文芸時評」(2015年~、月1回)
  • Role&Roll」(新紀元社)にて「戦鎚傭兵団の中世“非”幻想事典」(中世ヨーロッパ入門コラム、2011年~、隔月、リレー連載)
  • TH(トーキングヘッズ叢書)」(書苑新社)に幻想文学の連載(2014年~2015年、季刊)
  • TH(トーキングヘッズ叢書)」(書苑新社)に「ロック・ミュージックとRPG文化」を連載(2015年~2017年、季刊)
  • TH(トーキングヘッズ叢書)」(書苑新社)に「山野浩一とその時代」を連載(2017年~、季刊)
  • ナイトランド・クォータリー」(書苑新社)にて幻想文学についてのコラムを寄稿(2015年~、季刊)
  • 未来」(未來社)にて「真空の開拓者――大江健三郎の「後期の仕事(レイト・ワーク)」」(2015~16年、季刊)
  • 日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」(月刊)で毎号『エクリプス・フェイズ』(RPG)情報(2012年~)
  • 日本SF作家クラブ公認ネットマガジン「SF Prologue Wave」(月刊)で〈山野浩一未発表小説集〉(2017年~、企画・監修)
  • トンネル・ザ・トロール・マガジン」(グループSNE)にて、『トンネルズ&トロールズ』についてのコラムを寄稿(2016年~17年、季刊)
  • 「未来」にて、東條慎生「『挾み撃ち』の夢――後藤明生の引揚げ(エグザイル)」(2016年~17年、季刊、監修)
  • 「ウォーロック・マガジン」(グループSNE)にて、『ファイティング・ファンタジー』についてのコラムを寄稿(2018年~19年)
  • フラジャイル」で「現代北海道文学研究」を連載(2020年~、年3回)
  • 「FT新聞」で「『ウォーハンマーRPG』を愉しもう!」を連載(2021年~、隔週)


編集[編集]

  • ナイトランド・クォータリーvol.16 化外の科学、悪魔の発明(2019年)ISBN 4883753433 編集部員、K・W・ジーター論等
  • ナイトランド・クォータリーvol.17 ケルト幻想~昏い森への誘い~(2019年)ISBN 4883753557 編集長、井村君江インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.18 想像界の生物相(2019年)ISBN 4775306472 編集長、開田裕治インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.19 架空幻想都市(2019年)ISBN 4883753832 編集長、梵寿鋼垂野創一郎インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.20 バベルの図書館(2020年)ISBN 4883753999 編集長、高山宏インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.21 空の幻想、蒼の都(2020年)ISBN 4883754073 編集長、中野善夫インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.22 銀幕の怪異、闇夜の歌聲(2020年)ISBN 4883754189 編集長、柳下毅一郎インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.23 怪談 (KWAIDAN)―Visions of the Supernatural(2020年) ISBN 4883754251 編集長、鍛治靖子インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.24 ノマド×トライブ〜多世界における異質の再定義(2021年) ISBN 4883754375 編集長、和爾桃子インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.25 メメント・モリ〈死を想え〉~病疾(えやみ)に蠢く死の舞踏(2021年) ISBN 4883754413 編集長、大和田始インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリー増刊号 妖精が現れる! ~コティングリー事件から現代の妖精物語へ(2021年) ISBN 4883754456 編集長、妖精文学論等
  • ナイトランド・クォータリーvol.26 異教の呼び声(2021年) ISBN 4883754537 編集長、健部伸明インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.27 蟄居/幽閉/籠城 ~潜み棲む恐怖(2021年) ISBN 4883754537 編集長、あだちひろし山田和子インタビュー等
  • ナイトランド・クォータリーvol.28 暗黒の世界と内なる異形(2022年) 編集長 井辻朱美インタビューなど
  • ナイトランド・クォータリーvol.29 サロメ、無垢なる誘惑者の幻想(2022年) 編集長 下楠昌哉インタビューなど
  • ナイトランド・クォータリーvol.30 暗黒のメルヘン〜闇が語るもの(2022年) 編集長 金原瑞人インタビューなど
  • ナイトランド・クォータリーvol.31 往方の王、永遠の王〜アーサー・ペンドラゴンとは何者だったのか(2023年) 編集長 井村君江インタビューなど

RPGリプレイ (雑誌等掲載)[編集]

ダンジョンズ&ドラゴンズ第3版・リプレイ

すべて「Role&Roll 別冊 Lead&Read」(新紀元社)掲載

  • Secret Struggles In Sharn(「Lead&Read」Vol.1、2008年)ISBN 4775305964
  • In Search Of The Draconic Prophecy(「Lead&Read」Vol.3、2008年)ISBN 4775307037
  • Champions Beyond The Planes(「Lead&Read」Vol.5、2009年)ISBN 4775306472
ダンジョンズ&ドラゴンズ第4版・リプレイ
  • 竜の予言に選ばれし者たち(日本語版公式サイトで連載、2010年~)
ウォーハンマーRPG・リプレイ
  • 魔力の風を追う者たち(GAME JAPAN誌に連載(2008年)、のち日本語版公式サイトに転載)
  • 混沌狩り(GAME JAPAN誌に連載(2008年)、のち日本語版公式サイトに転載)
ゴブリンスレイヤーTRPG・リプレイ
  • 原作者・蝸牛くも氏のGMでお届けする「ゴブリンスレイヤーTRPG」先行リプレイ。マフィア梶田ら,歴戦の冒険者達がダンジョンに挑む(4Gamer.net、2018年)

RPGシナリオ(雑誌等掲載)[編集]

  • 黒の過程(「Role&Roll」Vol.42、2008年)ISBN 4775306154 汎用ファンタジー
  • ミッション:ルインズ・アンド・イデオロギー(「Role&Roll」Vol.67、2010年)ISBN 4775308084 『ガンドッグゼロ』用
  • スパイダー・ローズの孤独(「Role&Roll」Vol.143、2016年)ISBN 4775314440 『エクリプス・フェイズ』用
  • アビス・オブ・シンギュラリティ(「Role&Roll」Vol.147、2016年)ISBN 4775314718 『エクリプス・フェイズ』用
  • タイタンのゲーム・プレイヤーたち(「Role&Roll」Vol.151、2017年)ISBN 4775315013 『エクリプス・フェイズ』用
  • ソードダンサー・オン・マーズ(「Role&Roll」Vol.154、2017年)ISBN 4775315250 『エクリプス・フェイズ』用
  • 恩讐のパラレル・プロセッサー(「Role&Roll」Vol.158、2017年)ISBN 4775315587 『エクリプス・フェイズ』用
  • 老いたる霊長類の星への挽歌(「Role&Roll」Vol.162、2018年)ISBN 4775315889 『エクリプス・フェイズ』用
  • 焦土の衛星シンダーの秘密(「Role&Roll」Vol.166、2018年)ISBN 4775316125 『エクリプス・フェイズ』用
  • 悪夢の衛星タナカの恐怖(「Role&Roll」Vol.170、2018年)ISBN 4775316494 『エクリプス・フェイズ』用
  • クローズド・ハビタットの囚人(「Role&Roll」Vol.174、2019年)ISBN 4775316494 『エクリプス・フェイズ』用
  • アンクル・アグリーの地下迷宮Level2 (「ウォーロック・マガジン」Vol.4、2019年)ISBN 4883753484 共著、『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 因縁のダークキャスティング(「Role&Roll」Vol.178、2019年)ISBN 4775316494 『エクリプス・フェイズ』用
  • ドルイドの末裔(「ウォーロック・マガジン」Vol.5、2019年)ISBN 4883753662 共著、『トンネルズ&トロールズ ラヴクラフト・バリアント』用
  • いざ冥王星へ(「Role&Roll」Vol.182、2019年)ISBN 4775317881 『エクリプス・フェイズ』用
  • 廃都コッロールのヴァンピレス(「ウォーロック・マガジン」Vol.6、2020年)ISBN 4883753867 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 敏腕ネゴシエーターは今日も完璧(「Role&Roll」Vol.187、2020年)ISBN 477531825X 『エクリプス・フェイズ』用
  • 天空の国のアリス(「ウォーロック・マガジン」Vol.8、2020年)ISBN 4883754138 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • トロールの国のアリス(「ウォーロック・マガジン」Vol.9、2021年) ISBN 4883754316 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 金星応答あり(「Role&Roll」Vol.203)ISBN 4775319531 『エクリプス・フェイズ』用
  • 惑星(ほし)のさだめを誰が知る(「Role&Roll」Vol.214)ISBN 4775320378 『エクリプス・フェイズ』用
  • 彼方の惑星コーデルへの門(「Role&Roll」Vol.218)ISBN 4775320599 『エクリプス・フェイズ』用

RPGソロ・アドベンチャー(雑誌等掲載)[編集]

  • 無敵の万太郎とシックス・パックの珍道中(ウォーロック・マガジン誌、「GMウォーロック」に連載、2018年~) 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 魔法の酒樽を取り返せ!(「Role&Roll」Vol.177、2019年)ISBN 4775317350 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 廃都コッロールのトークティパス(「Role&Roll」Vol.183、2019年)ISBN 4775317970 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 流れよわが涙、と監視官は言った(「Role%Roll」Vol.193、2020年)ISBN 4775318667 『エクリプス・フェイズ』用
  • ほうき拳をめぐる冒険 他2本(「GMウォーロック」Vol.1、2021年) ISBN 4775319183 『トンネルズ&トロールズ完全版』用
  • 哀しみのオルガスマシン(「Role&Roll」Vol.200、2021年)ISBN 4775319248 『エクリプス・フェイズ』用
  • 既知宇宙(ノウンスペース)の鍵、二つの指輪(「Role&Roll」Vol.208、2022年)ISBN 4775319876 『エクリプス・フェイズ』用

翻訳[編集]

ダンジョンズ&ドラゴンズ関連書籍

すべて共訳

ウォーハンマーRPG関連書籍
  • エウレーカ!(ホビージャパン、2007年)日本語版公式サイトに掲載
  • ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ(ホビージャパン、2007年)日本語版公式サイトに掲載
  • 隠された宝石にまつわる諸事情(ホビージャパン、2008年)日本語版公式サイトに掲載
  • 鉄石峠(ホビージャパン、2008年)日本語版公式サイトに掲載
  • ミドンヘイムの灰燼 (ホビージャパン、2008年) ISBN 4894257424
  • ライク川にかかる橋(ホビージャパン、2008年)日本語版公式サイトに掲載

以下は共訳

  • ウォーハンマー・コンパニオン(ホビージャパン、2008年) ISBN 4894257815
  • 救済の書:トゥーム・オヴ・サルヴェイション(ホビージャパン、2009年) ISBN 4894258811
  • スケイブンの書:角ありし鼠の子ら(ホビージャパン、2010年) ISBN 4798601586
  • ケイオス・イン・ジ・オールドワールド(ホビージャパン、2009年)※ボードゲーム ASIN B002T9VNLK
  • ウォーハンマーRPG ルールブック(ホビージャパン、2020年) ASIN B08H65H2RF
  • ウォーハンマーRPG スターターセット(ホビージャパン、2021年) ASIN B09B231VR1
  • ウォーハンマーRPG ゲームマスター・スクリーン(ホビージャパン、2021年) ASIN B09F6CMBF3
  • ライクランドの建築(ホビージャパン、2021年) PDFのみ
  • ライクランドに冒険あり!(ホビージャパン、2021年)日本語版公式サイトに掲載
  • 比類なく有益なスラサーラの呪文集(ホビージャパン、2021年) PDFのみ
  • 眠れぬ夜と息つけぬ昼(ホビージャパン、2022年)  ASIN B09TW21PJ1
  • ユーベルスライク冒険集(ホビージャパン、2022年)  ASIN B09TW21LVV
  • ライクランド綺譚 ウォーハンマーRPG 単発シナリオ集(ホビージャパン、2022年) PDFのみ
  • 墓穴掘るならご勝手に(ホビージャパン、2022年) PDFのみ
  • ライクランドの記念碑(ホビージャパン、2022年) PDFのみ
エクリプス・フェイズ関連書籍

以下は共訳

  • エクリプス・フェイズ(新紀元社、2016年)ISBN 4775310224
  • しろたえの袖(スリーヴ)~拝啓、紀貫之どの(ケン・リュウ著、「ナイトランド・クォータリー」Vol.6、書苑新社、2016年)ISBN 4883752372
  • エクリプス・フェイズ ソースブック サンワード(新紀元社、2021年) ISBN 4775319256
トンネルズ&トロールズ関連書籍
  • アンクル・アグリーの地下迷宮(グループSNE、『トンネルズ&トロールズ完全版BOOK』同梱、2018年)ASIN B07L4H5Y92
  • コッロールの恐怖(グループSNE、2020年)ISBN 4883753913
  • ソーサラー・ソリテア完全版(「ウォーロック・マガジン」Vol.7、2020年)ISBN 4883754014
  • ゾルのモンスター迷宮(「GMウォーロック」Vol.2、2021年)ISBN 4775319485
小説等

以下は共訳

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]