ヘキサメリックス

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ヘキサメリックス
地質時代
中新世後期
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: 鯨偶蹄目 Cetartiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: プロングホーン科 Antilocapraidae
: ヘキサメリックス Hexameryx
学名
Hexameryx
White1941

ヘキサメリックス (Hexameryx ) は、新生代中新世後期の北アメリカ大陸に生息した、草食動物絶滅したである。鯨偶蹄目 - ウシ亜目 - プロングホーン科に属する。

形態[編集]

肩高約70センチメートル[1]。頭部には、基部から三つの枝に分岐する、一対のを持つ。この為、一見この動物には六本の角がある様に見える。属名のHexa (ヘキサ、6を意味する) はこれに由来する[1]。分岐した枝は左右方向に薄く、頭部の前方から後方にかけて並ぶ。前方及び中央の枝はやや外側に傾くが、最も長い後ろの枝は左右方向へ傾く事なく後方へ向かって伸びる[1]。これらの枝には、各々独立した角質の鞘が被っていたと推定される。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『絶滅哺乳類図鑑』 198頁

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 富田幸光『新版 絶滅哺乳類図鑑』伊藤丙雄、岡本泰子、丸善、2011年、198頁。ISBN 978-4-621-08290-4