スティーブ・エルセグ
| スティーブ・エルセグ | |
|---|---|
| 本名 |
スティーブン・ヴィンチェンツォ・エルセグ (Stephen Vincenzo Erceg) |
| 生年月日 | 1995年7月27日（28歳） |
| 出身地 |
 オーストラリア西オーストラリア州パース |
| 通称 |
アストロボーイ (AstroBoy) |
| 国籍 |
オーストラリア |
| 身長 | 173 cm (5 ft 8 in) |
| 体重 | 57 kg (126 lb) |
| 階級 | フライ級 |
| リーチ | 173 cm (68 in) |
| 拠点 |
オーストラリア 西オーストラリア州パース |
| チーム | ウィルクスMMA |
| ランク | ブラジリアン柔術 (黒帯) |
| 現役期間 | 2016年 - |
| 総合格闘技記録 | |
| 試合数 | 14 |
| 勝利 | 12 |
| ノックアウト | 2 |
| タップアウト | 6 |
| 判定 | 4 |
| 敗戦 | 2 |
| 判定 | 2 |
| 総合格闘技記録 - SHERDOG | |
スティーブ・エルセグ（Steve Erceg、1995年7月27日 - ）は、オーストラリアの男性総合格闘家。西オーストラリア州パース出身。ウィルクスMMA所属。UFC世界フライ級ランキング9位。スティーブン・エルセグ（Stephen Erceg）とも表記される。
来歴[編集]
西オーストラリア州パースでクロアチア系の家庭に生まれた。幼少期はWWEのファンであったが、UFC 81のブロック・レスナー対フランク・ミアを観て総合格闘技に興味を持ち、地元のジムで総合格闘技のトレーニングを始めた[1]。2016年にプロ総合格闘技デビュー。
UFC[編集]
2023年6月10日、怪我で欠場したマット・シュネルの代役として大会8日前のオファーを受けUFCに初参戦。UFC 289でフライ級ランキング10位のダビッド・ドボジャークと対戦し、試合前のオッズでは3.2倍対1.4倍で不利と目されていたが、下馬評を覆し3-0の判定勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[2][3]。
2024年3月2日、UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gazievでフライ級ランキング9位のマット・シュネルと対戦し、左フックで2RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した[4]。
2024年5月4日、UFC 301のUFC世界フライ級タイトルマッチで王者アレッシャンドリ・パントージャに挑戦し、スタンドの攻防で優勢に立ったものの、僅差で0-3の5R判定負け。王座獲得に失敗した[5]。
戦績[編集]
| 総合格闘技 戦績 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 14 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
| 12 勝 | 2 | 6 | 4 | 0 | 0 | 0 |
| 2 敗 | 0 | 0 | 2 | 0 | ||
| 勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
| × | アレッシャンドリ・パントージャ | 5分5R終了 判定0-3 | UFC 301: Pantoja vs. Erceg 【UFC世界フライ級タイトルマッチ】 |
2024年5月4日 |
| ○ | マット・シュネル | 2R 0:26 KO（左フック） | UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gaziev | 2024年3月2日 |
| ○ | アレッサンドロ・コスタ | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 295: Procházka vs. Pereira | 2023年11月11日 |
| ○ | ダビッド・ドボジャーク | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 289: Nunes vs. Aldana | 2023年6月10日 |
| ○ | 平井総一郎 | 1R 1:46 リアネイキドチョーク | Eternal MMA 73 | 2023年2月11日 |
| ○ | ポール・ロガ | 1R 2:31 ギロチンチョーク | Eternal MMA 62 【EMMAフライ級タイトルマッチ】 |
2021年10月30日 |
| ○ | コーディ・ハドン | 5分3R終了 判定3-0 | Eternal MMA 60 | 2021年6月5日 |
| ○ | シャノン・ロス | 1R 4:28 リアネイキドチョーク | Eternal MMA 52 【EMMAフライ級タイトルマッチ】 |
2020年3月7日 |
| ○ | ポール・ロガ | 1R 1:31 TKO（左フック→パウンド） | Eternal MMA 47 | 2019年9月7日 |
| ○ | ティム・ムーア | 3R 3:15 肩固め | Eternal MMA 45 | 2019年5月25日 |
| ○ | マーク・ファミラーリ | 1R 4:15 リアネイキドチョーク | Eternal MMA 41 | 2019年3月2日 |
| ○ | チェ・スングク | 5分3R終了 判定3-0 | Hex Fight Series 15 | 2018年7月21日 |
| × | ショーン・グーチ | 5分3R終了 判定0-3 | Hex Fight Series 11 | 2017年9月1日 |
| ○ | ライアン・ロバートソン | 2R ギロチンチョーク | Australia Regional | 2016年2月26日 |
獲得タイトル[編集]
- Eternal MMAフライ級王座（2020年）
表彰[編集]
- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト（2回）
脚注[編集]
- ^ On the Doorstep: 5 fighters who could make UFC with February wins MMA Junkie 2023年2月8日
- ^ UFC 289: Steve Erceg Pulls Off Upset Win In Late Notice Debut Cageside Press 2018年6月10日
- ^ UFC 289 bonuses: Charles Oliveira claims post-fight bonus history with TKO finish MMA Mania 2023年6月11日
- ^ UFC Vegas 87: Flyweight Steve Erceg Scores One-Punch KO Of Matt Schnell Cageside Press 2024年3月2日
- ^ UFC 301 Results: Pantoja vs. Erceg MMA Fighting 2024年5月4日
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- スティーブ・エルセグ (@ercegstephen) - Instagram
- UFC 選手データ
- TAPOLOGY 選手データ
- ESPN 選手データ
- MMA Junkie 選手データ
- スティーブ・エルセグの戦績 - SHERDOG（英語）