近藤民雄
近藤 民雄(こんどう たみお、1885年(明治18年)11月30日 - 1967年(昭和42年))は、日本の商法学者。
来歴[編集]
- 熊本県宇土市生まれ。
- 第百三十五国立銀行に勤めた後、東京の弁護士事務所で働きながら明治大学で学ぶ。
- 明治39年に司法試験に合格。弁護士として開業。
- 昭和6年から明治大学で商法を教え、昭和7年明治大学教授に就任。
- 昭和19年明治大学から法学博士を取得(論文タイトルは『戦時保険契約論』)[1]。
- 昭和21年明治大学総長兼理事長に就任。
- 戦後の混乱期にあって学園刷新、大学民主化を目標として新制大学建設計画を積極的に推し進め、今日の明治大学隆盛の基礎を築いた。
- 昭和37年宇土市名誉市民。
栄典[編集]
- 勲二等旭日章受章。
参考文献等[編集]
- 『明治大学130年の星たち-人物で語る明治大学史』(明治大学史資料センター)
- 『心ゆたかな環境創造の宇土市』(宇土市企画情報課)
脚注[編集]
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『戦時保険契約論』”. 2023年4月1日閲覧。