突然の明日

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突然の明日
ジャンル テレビドラマ
原作 阿木慎太郎「されど愛の日々に」
脚本 山田信夫
渋谷正行
黒土三男
演出 井下靖央
福田新一
市川哲夫
出演者 三浦友和
池上季実子
古手川祐子
神山繁
南風洋子
有川博
三浦真弓
矢崎滋
金田龍之介
宇津宮雅代
加藤治子
二谷英明
製作
製作総指揮 大山勝美
プロデューサー 大山勝美
鈴木淳生
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年1月18日 - 4月11日
放送時間金曜22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
回数13
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突然の明日』(とつぜんのあした)は、1980年1月18日から4月11日までTBS系の金曜ドラマ枠で放送されたテレビドラマである。三浦友和主演。全13回。TBSの金ドラは、ドラマのTBSを代表する看板枠だったが、前2作の視聴率が低迷していて、枠の存続が懸念されていた。プロデューサーの鈴木淳生は、視聴率獲得の為、徹底したエンタテイメントドラマを作ると宣言、伝説的な社会派サスペンスドラマが生まれた。視聴率も18.5%に達し、金ドラ枠は以後7年間存続した。金ドラの中でも特筆されるべき傑作である。

あらすじ[編集]

相馬圭太郎は美容院を経営する母の光子と二人暮らし。持ち前の才能は上司からも高く買われている上、阿南銀行の副頭取の娘・和子と婚約も決まり、出世街道まっしぐらの男である。圭太郎は間もなく本店の秘書室へ栄転することになっていたが、これまで勤務してきた南青山支店で残務の整理に追われる日々が続いていた。そんなある日、銀行強盗が乱入行員と客を人質に立て籠る。犯人は、行内で、支店長と入って来た警官を射殺する。警察は、犯人の妹に兄に投降するように呼び掛けさせるが、逆効果。被害が広がる。犯人の隙をついて、殺された警官の拳銃を手にした圭太郎が、犯人を射殺する。泣き叫ぶ犯人の妹、陽子。

突然の明日の衝撃的な幕開け。元祖ジェットコースタードラマと言われている。

出演[編集]

スタッフ[編集]

放映リスト[編集]

話数 放送日 サブタイトル
1 1980年
1月18日
婚約の二人の前に
2 1月25日 極限抱擁
3 2月1日 血族の証拠を
4 2月8日 私を買って下さい
5 2月15日 父は必要ではない
6 2月22日 婚約破棄
7 2月29日 結婚できない女
8 3月7日 愛の前ぶれ
9 3月14日 彼の子供を生みます
10 3月21日 昨夜何もかも終わった
11 3月28日 君は一人ではない
12 4月4日 ついて行きます!
13 4月11日 三時・ここで待つ

エピソード[編集]

  • 前年10月20日に山口百恵との“恋人宣言”を発表した直後のテレビドラマの主演で、放映中の3月7日には婚約発表を行い、撮影スタジオやロケ先にはマスコミ取材陣が連日押しかけた。
  • ドラマのテーマ曲は歌のないインストで、音楽担当の安藤正容が率いるフュージョングループ、ザ・スクエア(現・T-SQUARE)の「Tomorrow's Affair」。当時書き下ろしのこの曲はシングルで発表され、スクエアの4枚目のアルバム『Rockoon』に収録されているが、番組のタイトルトラックとはエンディングのギターソロが若干異なる。他にもこのドラマの劇伴にスクエアの曲が多数使用されている。当時の音楽シーンはいわゆるフュージョンブームで、その影響下での抜擢であった。

参考[編集]

外部リンク[編集]

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
突然の明日