瑞原明奈

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瑞原 明奈
2018年撮影
基本情報
出身地 長崎県佐世保市
生年月日 (1986-11-19) 1986年11月19日（37歳）
プロ入会 2014年
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
Mリーグ
ドラフト 2019年/全体6番目
2019- U-NEXT Pirates
YouTube
チャンネル
活動期間 2022年2月6日-
ジャンル 麻雀
ゲーム
登録者数 5.7万人
総再生回数 377万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年7月10日時点。
テンプレートを表示

瑞原 明奈（みずはら あきな、1986年11月19日-）は、競技麻雀のプロ雀士。最高位戦日本プロ麻雀協会所属[1]。長崎県立佐世保西高等学校[2]、早稲田大学国際教養学部卒業[3]。

略歴[編集]

麻雀との出会いは20歳くらいの頃にCSチャンネルで見た麻雀番組[4]。当初は観るファンだったが、大学を卒業して都内の一般企業で働いていた23歳頃から打ち始める[4]。25歳で結婚、退職後の2012年にネット配信の麻雀番組に応募・出演したことで競技麻雀をもっとじっくりやってみたくなったことがプロ入りのきっかけ[2][4]。

2014年、日本プロ麻雀協会の13期生としてプロ入り。麻雀店で勤務を始める[5]。

2015年4月、自身のブログで妊娠したことを発表[6]し、同年度の協会公式戦を全て休場。同年7月に第一児となる女児を出産[7]。この産休時にネット麻雀を始めた[8]。

2017年4月5日、リーグ戦の対局日程に都合がつけられず復帰の目処がたたない事と、プロ活動を続けていくために家族に負担の少ない環境にすることを理由に最高位戦に移籍[9]。

2019年1月、第二児となる長男を出産[10]。同年7月9日、Mリーグドラフト会議にてU-NEXT Piratesから指名を受けた。

麻雀ウォッチ プリンセスリーグには初年度から参戦しており同年はCブロックから出場も7位に終わったが、2019はAブロックで出場して首位で準決勝に進んだ。準決勝はA卓で打つも前半最下位からの連勝という逆転で決勝に進出。決勝は2回戦と3回戦で大きなトップを獲って初優勝を果たした[11]。

Mリーグ2021年レギュラーシーズンでは、最終戦の直接対決まで沢崎誠と総合スコアを競い、MVPに輝いた。授賞式では、「私が活躍することが、働く女性や戦うお母さんをはじめ、誰かの励みになれたら嬉しいなと思います」とスピーチした[12][13]。

Mトーナメント2023の予選1stステージにおいて、当日のテーマが「ゴリラ麻雀」であったとコメントし、以降、ゴリラ麻雀が雀風の一つとして定着した。[14]。

人物[編集]

入会当初の2014年から2017年3月まで日本プロ麻雀協会に所属[15]。麻雀プロリーグであるMリーグのチーム・U-NEXT Piratesから2019年にドラフト指名された[16][1]。オンライン麻雀「天鳳」においてみかん太のハンドルネームで九段まで昇段したことが知られている[17]。Mリーグのキャッチフレーズは「気高き女海賊」。

2023年に11月に行った自分の誕生日配信をした際、深夜だったためフロントから電話がかかってしまい、その動画は後日消去された[18]。

獲得タイトル[編集]

Mリーグ成績[編集]

レギュラーシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着 参照
Pt 順位 平均 点 順位 率 順位
2019-20 U-NEXT Pirates 16 ▲101.8 17/29 ▲6.4 50,500 20/29 0.6875 22T/29 43.8% 25.0% 2.63 4 0 3 0 4 0 5 [19]
2020-21 U-NEXT Pirates 19 ▲117.9 21/30 ▲6.2 46,700 26/30 0.6842 21/30 42.1% 21.1% 2.68 4 0 4 0 5 0 6 [20]
2021-22 U-NEXT Pirates 21 440.6 1/32 21.0 66,100 7/32 0.9048 3/32 85.7% 33.3% 1.90 7 0 11 0 1 0 2 [21]
2022-23 U-NEXT Pirates 23 270.3 3/32 11.8 73,800 7T/32 0.8261 7T/32 56.5% 39.1% 2.22 9 0 4 0 6 0 4 [22]
2023-24 U-NEXT Pirates 21 378.4 3/36 18.0 70,900 7/36 0.8571 4T/36 71.4% 38.1% 2.05 8 0 7 0 3 0 3 [23]
通算 100 869.6 8.7 73,800 80.0% 61.0% 32.0% 2.27 32 0 29 0 19 0 20
  • 個人賞は規定打荘数（20半荘）以上の選手が対象
  • 着順の1.5、2.5、3.5は1着同着、2着同着、3着同着
ポストシーズン成績
シーズン チーム 半荘 個人スコア 最高スコア 4着回避率 連対率 トップ率 平着 1着 1.5 2着 2.5 3着 3.5 4着
Pt 平均
セミファイナルシリーズ
2019-20 U-NEXT Pirates 4 ▲34.6 ▲8.7 44,000 75.0% 25.0% 25.0% 2.75 1 0 0 0 2 0 1
2021-22 U-NEXT Pirates 3 ▲148.9 ▲49.6 16,300 0% 0% 0% 4.00 0 0 0 0 0 0 3
2022-23 U-NEXT Pirates 2 ▲109.8 ▲54.9 12,400 0% 0% 0% 4.00 0 0 0 0 0 0 2
セミファイナル通算 9 ▲293.3 ▲32.6 44,000 33.3% 11.1% 11.1% 3.44 1 0 0 0 2 0 6
ファイナルシリーズ
2019-20 U-NEXT Pirates 2 49.1 24.6 57,200 100% 50.0% 50.0% 2.00 1 0 0 0 1 0 0
ファイナル通算 2 49.1 24.6 57,200 100% 50.0% 50.0% 2.00 1 0 0 0 1 0 0
ポストシーズン通算 11 ▲244.2 ▲22.2 57,200 45.5% 18.2% 18.2% 3.18 2 0 0 0 3 0 6

出演[編集]

ウェブテレビ[編集]

  • おしえて!パイレーツ（YouTube・U-NEXTチャンネル）

テレビ[編集]

書籍[編集]

著書[編集]

関連本[編集]

  • 「Mリーガーの素顔」（2023年12月5日 竹書房）著者:黒木真生 ※佐々木寿人・多井隆晴・滝沢和典・黒沢咲など活躍中のMリーガー14名の素顔を語る。ISBN 978-4801937987

脚注[編集]

  1. ^ a b “会員紹介”. 最高位戦日本プロ麻雀協会. 2019年7月10日閲覧。
  2. ^ a b “華麗に熱く 「知的な楽しさ広めたい」ママ雀士・瑞原明奈選手（佐世保出身）プロ最高峰「Mリーグ」で活躍”. 長崎新聞 (2020年1月1日). 2021年10月1日閲覧。
  3. ^ “Mリーガー列伝（8）：瑞原明奈（Pirates）”. 麻雀ウォッチ (2019年10月8日). 2019年11月18日閲覧。
  4. ^ a b c “瑞原明奈がふたりの子どもを育てながらＭリーガーを続けられる理由。「お金は説得力になる」｜その他競技｜集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva”. 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva. 2022年12月1日閲覧。
  5. ^ “『はじめまして☆明奈です』”. 禁煙麻雀店 fairy. 2022年8月30日閲覧。
  6. ^ “おしらせ”. 瑞原明奈の雨ニモマケズ風ニモマケズ (2015年4月7日). 2019年7月10日閲覧。
  7. ^ “こんにちはあかちゃん”. 瑞原明奈の雨ニモマケズ風ニモマケズ (2015年8月6日). 2019年7月10日閲覧。
  8. ^ “メンタル最強のママ雀士！？瑞原明奈の麻雀愛と俯瞰思考 Real M 第5回：U-NEXT Pirates 瑞原明奈”. メンタル最強のママ雀士！？瑞原明奈の麻雀愛と俯瞰思考 Real M 第5回：U-NEXT Pirates 瑞原明奈. 2022年12月1日閲覧。
  9. ^ “『ご報告』”. 瑞原 明奈の雨ニモマケズ風ニモマケズ. 2022年12月1日閲覧。
  10. ^ “瑞原明奈Twitter 2019年1月13日”. Twitter. 2022年12月1日閲覧。
  11. ^ “麻雀ウォッチ プリンセスリーグ2019”. 麻雀スリアロチャンネル. 2019年9月27日閲覧。
  12. ^ “MVPの大活躍・瑞原明奈「働く女性や戦うお母さんをはじめ誰かの励みになれたら嬉しいです」最強ママ雀士からメッセージ／麻雀・Mリーグ（ABEMA TIMES）”. Yahoo!ニュース. 2022年4月27日閲覧。
  13. ^ 藤田明人 (2022年10月3日). “麻雀のイメージに変化 「Mリーグ」人気で頭脳スポーツとして女性や子どもに普及〈AERA〉”. AERA dot. (アエラドット). 2022年12月1日閲覧。
  14. ^ “「ゴリラ麻雀」って何？麻雀IQは「80くらい」？人気女流雀士が爆笑謎ワードを連発「また新しい麻雀がｗ」／麻雀・Mトーナメント”. 2024年4月22日閲覧。
  15. ^ “ご報告”. 瑞原明奈の雨ニモマケズ風ニモマケズ (2017年4月4日). 2019年7月10日閲覧。
  16. ^ “2019シーズンドラフト会議開催　8人が指名・交渉へ／麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2019年7月9日). 2019年7月10日閲覧。
  17. ^ “2019シーズン・ドラフト会議が開催　各チームコメント／麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2019年7月9日). 2019年7月10日閲覧。
  18. ^ その後この真相にとしては仲林圭が後日登場した麻雀遊戯王で語られている
  19. ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE（Mリーグ）. 2020年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月4日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  20. ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE（Mリーグ）. 2021年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月30日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  21. ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE（Mリーグ）. 2022年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月14日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  22. ^ “チーム成績表”. M.LEAGUE（Mリーグ）. 2023年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月23日閲覧。※着順について同着時に誤差あり
  23. ^ “M.LEAGUE公式サイト”. M.LEAGUE. 2020年3月6日閲覧。

外部リンク[編集]

赤坂ドリブンズ
EX風林火山
KADOKAWAサクラナイツ
KONAMI麻雀格闘倶楽部
渋谷ABEMAS
セガサミーフェニックス
TEAM RAIDEN/雷電
BEAST Japanext
U-NEXT Pirates
 
各シーズン
シーズン
トーナメント
2010年代
2020年代
個人スコアトップの選手をMVPとして表彰
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