弥永和子

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やなが かずこ
弥永 和子
プロフィール
本名 大塚 和子(旧姓は弥永[1]
(おおつか かずこ[2][3]
性別 女性
出身地 日本の旗 日本 福岡県[2]
死没地 日本の旗 日本
生年月日 (1947-04-14) 1947年4月14日
没年月日 (2014-11-01) 2014年11月1日(67歳没)
血液型 O型[4][5]
職業 女優声優
事務所 81プロデュース[6]
配偶者 大塚芳忠[7]
公式サイト 弥永和子 - 81プロデュースの公式サイト
公称サイズ(時期不明)[8]
身長 / 体重 156 cm / 49 kg
女優活動
活動期間 1960年代 - 2014年
ジャンル テレビドラマ映画舞台
声優活動
ジャンル アニメ吹き替え
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

弥永 和子(やなが かずこ、1947年4月14日[2] - 2014年11月1日[7])は、日本女優声優81プロデュースに所属していた[6]福岡県出身[2]

生涯[編集]

福岡県立浮羽高等学校(現:福岡県立浮羽究真館高等学校)卒業[9]1963年の第11期東映ニューフェイスに合格し、東映へ入社[10]。同期には堀田真三島ひろ子がいる。その後、文学座第10期研究生を経て[2]同人舎プロダクション[11]エヌ・エー・シー[12]賢プロダクション[5]江崎プロダクション[13]81プロデュースに所属していた[2]

2014年11月1日、敗血症のため死去[7]。67歳没。

人物[編集]

力強く誇り高い美女役を演じることが多かった[14]

洋画吹き替えではシガニー・ウィーバー[14]ジェイミー・リー・カーティススーザン・サランドンを多く担当していた。

夫は声優大塚芳忠[7]。『特捜刑事マイアミ・バイス』、『フルハウス』、映画『ジュラシック・パーク』、『ジャッキー・ブラウン』には夫婦で声の出演をしている。

趣味・特技はゴルフ[6]、車[5]

後任[編集]

弥永の死後、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。

後任 役名 概要作品 後任の初担当作品
幸田直子 ビッキー・ラーソン フルハウス フラーハウス
長尾歩 ローラ・フィッシャー 評決』(TBS版) WOWOW放映時の追加部分
一城みゆ希 マヤ・ルイス スキャンダル 託された秘密 シーズン4第9話
深見梨加 バーバラ・サビッチ 推定無罪』(テレビ朝日版) WOWOW放映時の追加部分
高島雅羅 グレイス・オーガスティン博士 アバターシリーズ アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
木村香央里 メリー・エリソン  荒鷲の要塞』(日本テレビ新版) ムービープラス放映時の追加部分
井上喜久子 エリー・サトラー  ジュラシック・パーク ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
宮島依里 ホリー ダイ・ハード』(テレビ朝日版) スターチャンネル放映時の追加部分[15]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 動機
  • 表裏源内蛙合戦
  • 珍訳聖書
  • マリリンモンロー

吹き替え[編集]

女優[編集]

アン・アーチャー
アンジェリカ・ヒューストン
ジェイミー・リー・カーティス
シガニー・ウィーバー
シャーロット・ランプリング
スーザン・サランドン
フェイ・ダナウェイ
ボニー・ベデリア
マーゴット・キダー

映画[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

人形劇[編集]

その他[編集]

テレビアニメ[編集]

1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1990年
1994年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2003年
2004年
2008年
2011年

劇場アニメ[編集]

OVA[編集]

1985年
1986年
1987年
1988年
1990年
1992年
1994年
1996年
1999年
2002年
2003年
2006年
2009年
  • TO(タチアナ)

ゲーム[編集]

1998年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2006年
2007年
2008年
2010年
2011年
2013年

ドラマCD[編集]

ナレーション[編集]

出典[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ 『'89 芸能手帳タレント名簿録』連合通信社・音楽専科社、1989年、244頁。 
  2. ^ a b c d e f 『日本タレント名鑑2004』VIPタイムズ社、2004年、753頁。ISBN 978-4990124229 
  3. ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年8月、298頁。ISBN 4-415-00878-X 
  4. ^ 弥永和子」『Excite News』(エキサイト株式会社)。2021年11月9日閲覧。
  5. ^ a b c 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、165頁。 
  6. ^ a b c 弥永 和子 - (メモリアル):株式会社81プロデュース‐声優プロダクション”. 2023年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
  7. ^ a b c d 弥永和子さん 敗血症で死去」『デイリースポーツ』デイリースポーツ、2014年11月4日。2014年11月4日閲覧。
  8. ^ 『日本タレント名鑑(2014年版)』VIPタイムズ社、2014年1月30日、757頁。ISBN 978-4-904674-05-5 
  9. ^ 『日本タレント名鑑(2005年版)』VIPタイムズ社、2005年4月1日、729頁。ISBN 978-4-9901242-3-6 
  10. ^ 声優・弥永和子氏が死去 シガニー・ウィーバーや『ボトムズ』フィアナ役の声を担当”. クランクイン!. ハリウッドチャンネル. 2020年12月15日閲覧。
  11. ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、107頁。 
  12. ^ 『出演者名簿(1984年版)』著作権情報センター、1983年、447頁。 
  13. ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、553頁。ISBN 4-87376-160-3 
  14. ^ a b 小川びい『こだわり声優事典'97』徳間書店〈ロマンアルバム〉、1997年3月10日、145頁。ISBN 4-19-720012-9 
  15. ^ ダイ・ハード[吹]日曜洋画劇場 追録ノーカット版|【スターチャンネル】映画・海外ドラマの放送・配信サービス”. スターチャンネル. 2023年5月10日閲覧。
  16. ^ アバター”. 日曜洋画劇場. 2016年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月21日閲覧。
  17. ^ “ゴーストバスターズ2[吹]機内上映版”. (2022年11月25日). https://www.star-ch.jp/channel/detail.php?movie_id=31757 2022年11月25日閲覧。 
  18. ^ バッドトリップ! 消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張”. 映画・海外ドラマのスターチャンネル[BS10]. 2024年3月17日閲覧。
  19. ^ アーノルド・シュワルツェネッガー/ゴリラ[吹]ザ・ロードショー版”. スターチャンネル. 2023年7月22日閲覧。
  20. ^ 新・猿の惑星”. WOWOW (2016年6月24日). 2016年7月25日閲覧。
  21. ^ ブロッカー軍団IVマシーンブラスター”. 日本アニメーション. 2016年6月3日閲覧。
  22. ^ とびだせ!マシーン飛竜”. メディア芸術データベース. 2023年1月9日閲覧。
  23. ^ “ブレーメン4 地獄の中の天使たち”. 虫プロダクション. https://tezukaosamu.net/jp/anime/58.html 2016年5月3日閲覧。 
  24. ^ フィアナ - ABOUT VOTOMS”. ボトムズWeb. 2021年6月19日閲覧。
  25. ^ 装甲騎兵ボトムズ”. メディア芸術データベース. 2022年9月20日閲覧。
  26. ^ Z.O.E Dolores, i”. メディア芸術データベース. 2022年9月20日閲覧。
  27. ^ パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻”. メディア芸術データベース. 2022年10月8日閲覧。
  28. ^ コール オブ デューティ ゴースト[吹き替え版] 主要キャスト”. コール オブ デューティ ゴースト オフィシャルサイト. 2014年1月20日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク[編集]