實吉純一

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實吉 純一(さねよし じゅんいち、1907年(明治40年)11月18日 - 2003年(平成15年)3月16日)は、日本工学者

電気工学音響学を専門とした。音響学については、父祖の海軍経験を意識したものであり、戦前には海軍技術研究所音響研究員を大学教授と兼任していた[1]。戦後は、東京工業大学学長千葉工業大学玉川大学東北帝国大学の教授、日本音響学会会長などを務めた。

水中での気泡の挙動と気泡群による水中超音波減衰、などの研究を行なった。またキリスト教徒でもあった。

略歴[編集]

受賞・栄典[編集]

親族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 千田稔『華族総覧』講談社現代新書、2009年7月、604頁。ISBN 978-4-06-288001-5 
  2. ^ "華族名簿. 昭和12年6月1日調". 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2022年10月7日閲覧