宮城県道127号杉ヶ袋増田線

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宮城県道127号標識

宮城県道127号杉ヶ袋増田線(みやぎけんどう127ごう すぎがふくろますだせん)は、宮城県名取市杉ヶ袋と国道4号(旧道)を結ぶ一般県道である。

路線概要[編集]

名取市の南東部、杉ヶ袋地区と名取市中心部を結んでいる生活道路。仙台空港鉄道仙台空港線に並行する都市計画道路大手町下増田線の一部を経路として持つ。

歴史[編集]

  • 1958年(昭和33年)4月1日 - 北釜地区(現・名取市下増田字屋敷)から名取町(現・名取市)の中心地増田へ向かう路線のうち、県道塩釜亘理線から国道4号(当時)までの区間を県道52号杉ヶ袋増田線として路線認定した(昭和33年3月31日付宮城県告示第144号)。
  • 2003年(平成15年)4月1日 - 路線番号再編の一環で県道127号へ変更となった。
  • 2007年(平成19年)3月 - 都市計画道路大手町下増田線の部分開通(2月14日)に伴い、県道塩釜亘理線から国道4号(仙台バイパス)まで大手町下増田線を通る区域(経路)に変更した。起点(名取市杉ヶ袋字横手)から大手町下増田線までは県道塩釜亘理線と重複、大手町下増田線と国道4号の交点である関下交差点から名取市増田までは国道4号と重複となり、県道の認定から外れる区間は名取市道へ移管した。
  • 2019年(令和元年)8月2日 - 県道塩釜亘理線の下増田道路改良事業バイパス道路の供用開始に伴い、起点・名取市杉ヶ袋字横手から大手町下増田線までの区域(県道塩釜亘理線(旧道)と重用)を起点・名取市杉ヶ袋字前沖から大手町下増田線までの区域(県道塩釜亘理線(新道)と重用)に変更した[1]


通過する自治体[編集]

接続する道路[編集]

都市計画道路大手町下増田線の開通(供用開始平成29年3月25日)に伴い、県道127号杉ケ袋増田線の廃止と県道274号美田園増田線の路線認定について宮城県の第358回県議会に議案提出されて承認された(平成28年12月15日)。その後県道274号について路線の認定・区域の決定(一部区間を県道127号と重複)・供用の開始は告示された[2]が、県道127号の廃止については令和2年8月現在告示されていない。

周辺[編集]

  • 名取市立下増田小学校
  • 名取市文化会館

脚注[編集]

関連項目[編集]