北澤優子

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オウム真理教徒
北澤 優子
関係した事件 女性メンバー暴行死事件
判決 懲役8年
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北澤 優子(きたざわ ゆうこ)は、元オウム真理教信者(在家信者[1])。1995年の強制捜査後にオウム真理教から分裂した「ケロヨンクラブ」代表。オウム真理教では原理主義者とされる。

来歴[編集]

「麻原尊師の継承者」を自称する原理主義者であった。

2004年平成16年)9月に東京都中野区アパートで部下に指示し、当時36歳の女性メンバーを修行名目で竹刀でたたき死亡させた。北沢は指示は出していないと無罪を主張したが、実行役の証言などから1、2審ともに修行名目で多数回殴打するよう指示したと認定、有罪判決を出し、2014年12月8日最高裁大谷剛彦裁判長)は1、2審を支持し傷害致死罪懲役8年が確定した[2]

2012年当時、横浜の「ケロヨンクラブ」には、約28名の信者が在籍していた。「原点に帰る」という意味でカエルマスコットを常に持参していたことから、ケロヨンと呼ばれるようになった[3]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 滝本太郎ブログ「オウム裁判と15年の変化その5」、 2018/1/27閲覧
  2. ^ 産経ニュース 2014.12.10 11:45 - オウム分派リーダーの有罪確定へ メンバー暴行死事件
  3. ^ ASAGEI PLUS (徳間書店)オウム残党「首都圏にサティアン建設」戦慄実態(3)