ランボルギーニ・LM003

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ランボルギーニ・LM003ランボルギーニによって設計されたオフロードタイプのコンセプトカーである。

概要[編集]

LM003はLM002に搭載されたランボルギーニ製V12エンジンではなく、VMモトーリが提供した3.6Lターボチャージャー付5気筒ディーゼルエンジンを搭載する予定だった。このエンジンは最高出力150bhp (112kW)で、車両重量2,600kg (5,700ポンド)のLM003にはパワーが足りないとしてプロジェクトは中止された。

LM003と呼ばれているモデルはもう1つあり、ランボルギーニがメガテック傘下であったときに開発された。当時LM002の販売が安定しており、最新のデザインでLM002を復活させる計画だった。先に計画されたLM003と区別するためにボルネオまたはガリレオと名付けられる予定だった。このデザインはSZデザインに持ち込まれたが、コンセプトが形になることはなかった。

関連項目[編集]


ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa