ジョーディン・アダムス

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ジョーディン・アダムス
Jordyn Adams
ロサンゼルス・エンゼルス #39
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ノースカロライナ州ケーリー
生年月日 (1999-10-18) 1999年10月18日(24歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2018年 MLBドラフト1巡目
初出場 2023年8月2日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョーディン・アダムス(Jordyn Adams、1999年10月18日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ケーリー出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。

経歴 [編集]

プロ入り前[編集]

グリーンホープ高等学校英語版時代は野球とアメリカンフットボールの両方で才能を発揮。野球では全国の有望高校生が出場するアンダーアーマー全米野球ゲーム英語版で決勝打を放ち、また1番打者として全国高校選抜トーナメントベスト4進出に貢献した[1]。一方フットボールではワイドレシーバーとして高校フットボールのオールスターゲームであるオールアメリカンボウル英語版に選出されている[2]

プロ入りとエンゼルス時代 [編集]

2018年MLBドラフト1巡目(全体17位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名された。当初はノースカロライナ大学に進学して奨学金を得て野球とフットボールをプレーする予定だったが、最終的にエンゼルスと契約金347万2900ドルで契約合意し、プロ入りすることになった[3]。なおフットボールとの二刀流は断念し、以後は野球に専念している。契約後はルーキー級アリゾナリーグ・エンゼルス英語版オレム・オウルズ英語版でプレーし、2球団合計で29試合に出場して、打率.267、0本塁打、13打点、5盗塁を記録した。

2019年はアリゾナリーグ・エンゼルス、A-級バーリントン・ビーズ英語版、A級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ英語版の3球団合計で109試合に出場して、打率.257、8本塁打、36打点、16盗塁を記録した。

2020年新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦の出場はなかった。

2021年はA+級トリシティ・ダストデビルズ英語版で71試合に出場して、打率.217、5本塁打、27打点、18盗塁を記録した。

2022年はA+級トリシティとAA級ロケットシティ・トラッシュパンダズの2球団合計で120試合に出場して、打率.238、4本塁打、42打点、33盗塁を記録した。

2023年1月7日に自身のXで結婚を発表した[4]。エンゼルスのスプリングトレーニングに招待選手として参加[5]。開幕はAAA級ソルトレイク・ビーズで迎え、89試合に出場して、打率.265、13本塁打、60打点、37盗塁を記録。8月1日にグリフィン・キャニングの負傷者入りに伴って、メジャー初昇格を果たした[6]。翌日の8月3日に「9番・中堅手」で先発出場し、8月19日のタンパベイ・レイズ戦でメジャー初安打を放ったが、その試合で痛恨の落球をしてしまい、翌20日にマイナーに降格した。ここまで10試合に出場して、打率.143、0打点、0盗塁と結果を残せていなかった[7]。9月に再昇格して7試合に出場したがここでも結果は残せず、最終的に17試合に出場して打率.128、本塁打0本という成績に終わった。

選手としての特徴 [編集]

マイナー時代の2022年に33盗塁(盗塁死3)を記録しているように俊足が最大の武器。そして身体能力も高い[8]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2023 LAA 17 40 39 1 5 0 0 0 5 1 1 2 0 1 0 0 0 16 0 .128 .125 .128 .253
MLB:1年 17 40 39 1 5 0 0 0 5 1 1 2 0 1 0 0 0 16 0 .128 .125 .128 .253
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2023 LAA 3 7 0 0 0 1.000 5 13 0 2 0 .867 6 7 0 0 0 1.000
MLB 3 7 0 0 0 1.000 5 13 0 2 0 .867 6 7 0 0 0 1.000
  • 2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

  • 39(2023年 - )

脚注[編集]

  1. ^ Carlos Collazo (2018年4月13日). “Two Sports, One Decision For Jordyn Adams”. Baseball America. 2024年1月2日閲覧。
  2. ^ Jason Jordan (2017年11月16日). “UNC commit Jordyn Adams excited to receive U.S. Army All-American jersey”. USA Today High School Sports. 2024年1月2日閲覧。
  3. ^ Maria Guardado (2018年6月6日). “Angels' top Draft pick Adams agrees to deal”. MLB.com. 2024年1月2日閲覧。
  4. ^ エンゼルス23歳有望株が結婚 ダンクシュートもできる“身体能力オバケ”の18年ドラ1”. THE ANSWER. 2023年7月20日閲覧。
  5. ^ MLB公式プロフィール参照。2024年1月2日閲覧。
  6. ^ 日刊スポーツ. “エンゼルス、右腕キャニングがふくらはぎ負傷でIL入り モニアクのバックアップにアダムス昇格”. 日刊スポーツ. 2023年8月2日閲覧。
  7. ^ 【MLB】エンゼルス、戦力外ウォラックはマイナーへ ドラ1アダムスも降格…前日に落球”. Full-Count. 2023年8月22日閲覧。
  8. ^ エ軍、ドラ1位指名高卒野手の豪快ダンクが話題 「なんてことだ」”. Full-Count (2018年6月5日). 2023年7月20日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]