ジョン・ピアース

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ジョン・ピアース
John Peers
ジョン・ピアース
基本情報
国籍 オーストラリアの旗 オーストラリア
出身地 メルボルン
居住地 メルボルン
生年月日 (1988-07-25) 1988年7月25日(35歳)
身長 188cm
体重 84kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2011年
生涯通算成績 12勝
ダブルス 12勝
生涯獲得賞金 5,590,354 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 優勝(2017)
全仏 3回戦(2014・15)
全英 準優勝(2015)
全米 準優勝(2015)
優勝回数 1(豪1)
4大大会最高成績・混合ダブルス
全豪 ベスト8(2015)
全仏 ベスト8(2015)
全英 ベスト8(2013)
全米 ベスト8(2014)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 456位(2012年6月11日)
ダブルス 2位(2017年4月3日)
獲得メダル
テニス
オリンピック
2020 東京 混合ダブルス
2017年5月24日現在

ジョン・ピアース(John Peers、1988年7月25日 - )は、オーストラリアの男子プロテニス選手。メルボルン出身で同地に在住。

ダブルスで12勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス456位、ダブルス2位。身長188cm、体重84kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。2016年ATPワールドツアー・ファイナル男子ダブルス、2017年全豪オープン男子ダブルス優勝。

来歴[編集]

2015年はジェイミー・マリーと組んでウィンブルドン選手権全米オープンで準優勝。

2016年はヘンリ・コンティネンと組み、上海マスターズで準優勝、BNPパリバ・マスターズでは決勝で世界ランク1,2位のエルベール/マユを破り優勝。ATPワールドツアー・ファイナルでもラウンドロビンを全勝で通過し、準決勝でブライアン兄弟を、決勝でクラーセン/ラム組を破って優勝を果たし、ダブルスの世界ランキングで個人8位、チーム4位で2016年を終えた。

2017年全豪オープン男子ダブルスでは同じくコンティネンと組み決勝進出。決勝でブライアン兄弟に7-5, 7-5で勝利し、グランドスラム男子ダブルス初優勝を果たす。

グランドスラム優勝[編集]

男子ダブルス: 1[編集]

結果 大会 サーフェス パートナー 相手l スコア
優勝 2017 全豪オープン ハード フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン
7-5, 7–5

ATPツアー決勝進出結果[編集]

ダブルス: 20回 (11勝9敗)[編集]

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2013年4月13日 アメリカ合衆国の旗 ヒューストン クレー イギリスの旗 ジェイミー・マリー アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン
1–6, 7–6(7–3), [12–10]
優勝 2. 2013年7月28日 スイスの旗 グシュタード クレー イギリスの旗 ジェイミー・マリー スペインの旗 パブロ・アンドゥハール
スペインの旗 ギリェルモ・ガルシア=ロペス
6–3, 6–4
優勝 3. 2013年9月30日 タイ王国の旗 バンコク ハード
(室内)
イギリスの旗 ジェイミー・マリー ポーランドの旗 トマシュ・ベドナレク
スウェーデンの旗 ヨハン・ブルンストロム
6-3, 3-6, [10-6]
準優勝 1. 2013年10月6日 日本の旗 東京 ハード イギリスの旗 ジェイミー・マリー フランスの旗 エドゥアール・ロジェ=バセラン
インドの旗 ロハン・ボパンナ
6–7(7), 4–6
優勝 4. 2014年5月4日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー イギリスの旗 ジェイミー・マリー イギリスの旗 コリン・フレミング
イギリスの旗 ロス・ハッチンス
6–4, 6–2
準優勝 2. 2014年6月16日 イギリスの旗 ロンドン イギリスの旗 ジェイミー・マリー オーストリアの旗 アレクサンダー・ペヤ
ブラジルの旗 ブルーノ・ソアレス
6–4, 6–7(4), [4–10]
準優勝 3. 2014年8月23日 アメリカ合衆国の旗 ウィンストン・セーラム ハード イギリスの旗 ジェイミー・マリー コロンビアの旗 フアン・セバスティアン・カバル
コロンビアの旗 ロベルト・ファラ
3–6, 4–6
準優勝 4. 2014年9月27日 マレーシアの旗 クアラルンプール ハード
(室内)
イギリスの旗 ジェイミー・マリー ポーランドの旗 マルチン・マトコフスキ
インドの旗 リーンダー・パエス
6–3, 6–7(5), [5–10]
優勝 5. 2015年1月11日 オーストラリアの旗 ブリスベン国際 ハード イギリスの旗 ジェイミー・マリー 日本の旗 錦織圭
ウクライナの旗 アレクサンドル・ドルゴポロフ
6–3, 7–6(7–4)
準優勝 5. 2015年2月15日 オランダの旗 ロッテルダム ハード
(室内)
イギリスの旗 ジェイミー・マリー ルーマニアの旗 ホリア・テカウ
オランダの旗 ジャン=ジュリアン・ロジェ
6–3, 3–6, [8–10]
準優勝 6. 2015年4月26日 スペインの旗 バルセロナ クレー イギリスの旗 ジェイミー・マリー クロアチアの旗 マリン・ドラガニャ
フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン
3–6, 7–6(8–6), [9–11]
準優勝 7. 2015年7月11日 イギリスの旗 ウィンブルドン イギリスの旗 ジェイミー・マリー ルーマニアの旗 ホリア・テカウ
オランダの旗 ジャン=ジュリアン・ロジェ
6-7(5), 4-6, 4-6
優勝 6. 2015年8月2日 ドイツの旗 ハンブルク クレー イギリスの旗 ジェイミー・マリー コロンビアの旗 フアン・セバスティアン・カバル
コロンビアの旗 ロベルト・ファラ
2–6, 6–3, [10–8]
準優勝 8. 2015年9月13日 アメリカ合衆国の旗 全米オープン ハード イギリスの旗 ジェイミー・マリー フランスの旗 ニコラ・マユ
フランスの旗 ピエール=ユーグ・エルベール
4–6, 4–6
優勝 7. 2016年1月10日 オーストラリアの旗 ブリスベン国際 ハード フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン オーストラリアの旗 ジェームズ・ダックワース
オーストラリアの旗 クリス・グッチョーネ
7-6(7-4), 6-1
優勝 8. 2016年5月1日 ドイツの旗 ミュンヘン クレー フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン コロンビアの旗 フアン・セバスティアン・カバル
コロンビアの旗 ロベルト・ファラ
6–3, 3–6, [10–7]
優勝 9. 2016年7月17日 ドイツの旗 ハンブルク クレー フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン カナダの旗 ダニエル・ネスター
パキスタンの旗 アイサム=ウル=ハク・クレシ
7–5, 6–3]
準優勝 9. 2016年10月16日 中華人民共和国の旗 上海 ハード フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン アメリカ合衆国の旗 ジャック・ソック
アメリカ合衆国の旗 ジョン・イズナー
4–6, 4–6
優勝 10. 2016年11月6日 フランスの旗 パリ ハード(室内) フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン フランスの旗 ピエール=ユーグ・エルベール
フランスの旗 ニコラ・マユ
6–4, 3–6, [10–6]
優勝 11. 2016年11月20日 イギリスの旗 ロンドン ハード(室内) フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン 南アフリカ共和国の旗 レイベン・クラーセン
アメリカ合衆国の旗 ラジーブ・ラム
6–4, 3–6, [10–6]
優勝 12. 2017年1月28日 オーストラリアの旗 全豪オープン ハード フィンランドの旗 ヘンリ・コンティネン アメリカ合衆国の旗 ボブ・ブライアン
アメリカ合衆国の旗 マイク・ブライアン
7-5, 7-5

外部リンク[編集]