シメオン・ウッズ・リチャードソン

獲得メダル
男子野球
アメリカ合衆国
オリンピック

シメオン・ウッズ・リチャードソン
*Simeon Woods Richardson*
ミネソタ・ツインズ #78
	2021年7月17日
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	テキサス州シュガーランド
生年月日	2000年9月27日（23歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 210 lb ＝約95.3 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2018年 MLBドラフト2巡目
初出場	2022年10月2日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	ケンプナー高等学校（英語版）; ミネソタ・ツインズ (2022 - );
国際大会
代表チーム	アメリカ合衆国
五輪	2020年
	この表について

シメオン・ウッズ・リチャードソン（Simeon Woods Richardson, 英語発音: /ˈsɪmiən ˈwʊdz ˈrɪʧərdsən/^[1]; 2000年 9月27日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州シュガーランド出身のプロ野球選手（投手）。右投右打。MLBのミネソタ・ツインズ所属。

2021年開催の東京オリンピック野球銀メダリスト。

経歴[編集]

プロ入りとメッツ傘下時代[編集]

2018年のMLBドラフト2巡目 (全体48位) でニューヨーク・メッツから指名され、予定していたテキサス大学オースティン校への進学を取り止めプロ入り^[2]。傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツ（英語版）でプロデビューし、シーズン途中にルーキー+級キングスポート・メッツ（英語版）に昇格。2チーム合計で7試合 (先発4試合) に登板して1勝0敗、防御率1.56、26奪三振の成績を記録した。

2019年はA級コロンビア・ファイヤーフライズで開幕を迎えた^[3]。

ブルージェイズ傘下時代[編集]

2019年7月28日にマーカス・ストローマンとのトレードで、アンソニー・ケイと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した^[4]。移籍後は傘下のA+級ダニーデン・ブルージェイズへ送られた^[5]。この年は移籍前と合わせて2チーム合計で26試合に先発登板して6勝10敗、防御率3.80、126奪三振の成績を記録した^[6]。

ツインズ時代[編集]

2021年7月30日にホセ・ベリオスとのトレードで、オースティン・マーティンと共にミネソタ・ツインズに移籍した^[7]。

2022年10月2日にアクティブ・ロースター入り^[8]し、同日のデトロイト・タイガース戦に先発投手として起用され、メジャーデビューを果たした。

人物[編集]

2022年10月2日にメジャーデビューしたことにより、それまで背ネームで最長14文字だったジャロッド・サルタラマッキアを抜き、16文字（空白を含む）でメジャー最長であった^[9]。しかし、約半年後にあたる2023年7月にクリスチャン・エンカーナシオン＝ストランドによって更新された。とはいえ、彼の背ネームは単にエンカルナシオンである。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2022	MIN	1	1	1	.000	20	5.0	3	1	2	3	1	3	2	3.60	1.00
2023	MIN	1	0	0	----	24	4.2	7	1	3	5	0	5	5	9.64	2.14
MLB：2年		2	1	1	.000	44	9.2	10	2	5	8	1	8	7	6.52	1.55

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	MIN	1	0	0	0	0	----
2023	MIN	1	0	1	0	0	1.000
MLB		2	0	1	0	0	1.000

2023年度シーズン終了時

背番号[編集]

78（2022年 - ）

代表歴[編集]

2020年東京オリンピックの野球競技・アメリカ合衆国代表

脚注[編集]

^ “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2021年8月5日閲覧。
^ Upadhyaya, Parth (2018年6月6日). “Texas signee Simeon Woods-Richardson drafted No. 48 overall to New York Mets” (英語). Laredo Morning Times. 2021年2月26日閲覧。
^ “Mets prospect Woods Richardson growing up fast” (英語). Newsday. 2021年2月26日閲覧。
^ “Mets land Stroman from Jays for 2 prospects” (英語). MLB.com. 2021年2月26日閲覧。
^ “Jays' Woods Richardson makes new home” (英語). MiLB.com. 2021年2月26日閲覧。
^ “Simeon Woods Richardson Minor Leagues Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年2月26日閲覧。
^ “Blue Jays To Acquire Jose Berrios” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月30日閲覧。
^ “Twins Promote Simeon Woods Richardson” (英語). MLB Trade Rumors (2022年10月2日). 2022年10月2日閲覧。
^ “There's a new longest last name in AL/NL history” (英語) (2022年10月3日). 2023年7月11日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

Simeon Woods Richardson (@simeon_woods) - X（旧Twitter）

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[1] “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2021年8月5日閲覧。

[2] Upadhyaya, Parth (2018年6月6日). “Texas signee Simeon Woods-Richardson drafted No. 48 overall to New York Mets” (英語). Laredo Morning Times. 2021年2月26日閲覧。

[3] “Mets prospect Woods Richardson growing up fast” (英語). Newsday. 2021年2月26日閲覧。

[4] “Mets land Stroman from Jays for 2 prospects” (英語). MLB.com. 2021年2月26日閲覧。

[5] “Jays' Woods Richardson makes new home” (英語). MiLB.com. 2021年2月26日閲覧。

[6] “Simeon Woods Richardson Minor Leagues Statistics & History” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年2月26日閲覧。

[7] “Blue Jays To Acquire Jose Berrios” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月30日閲覧。

[8] “Twins Promote Simeon Woods Richardson” (英語). MLB Trade Rumors (2022年10月2日). 2022年10月2日閲覧。

[9] “There's a new longest last name in AL/NL history” (英語) (2022年10月3日). 2023年7月11日閲覧。

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年度	球団	登板	先発	敗戦	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2022	MIN	1	1	1	.000	20	5.0	3	1	2	3	1	3	2	3.60	1.00
2023	MIN	1	0	0	----	24	4.2	7	1	3	5	0	5	5	9.64	2.14
MLB：2年		2	1	1	.000	44	9.2	10	2	5	8	1	8	7	6.52	1.55

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	MIN	1	0	0	0	0	----
2023	MIN	1	0	1	0	0	1.000
MLB		2	0	1	0	0	1.000

表話編歴ミネソタ・ツインズロースター
投手	66 ホルヘ・アルカラ 73 ケイレブ・ボーシュリー（英語版） 83 マット・カンテリノ（英語版） 21 アンソニー・デスクラファニー（故障者リスト） 54 ダニエル・ドゥアルテ（故障者リスト） 59 ヨアン・デュラン 55 コディ・ファンダーバーク（英語版） 53 ブレント・ヘッドリック（英語版） 31 ロニー・ヘンリケス 32 ジェイ・ジャクソン 22 グリフィン・ジャックス 49 パブロ・ロペス 17 ベイリー・オーバー 16 スティーブン・オカート 20 クリス・パダック 41 ジョー・ライアン 44 コール・サンズ（英語版） 63 ジョシュ・ストゥーモント 61 ブロック・スチュワート（故障者リスト） 56 ケイレブ・シールバー 48 ジャスティン・トーパ（故障者リスト） 37 ルイ・バーランド 57 ザック・ワイス（故障者リスト） 74 ジョシュ・ウィンダー（故障者リスト） 78 シメオン・ウッズ・リチャードソン
捕手	85 ジェイアー・カマルゴ（英語版） 27 ライアン・ジェファーズ 8 クリスチャン・バスケス
内野手	4 カルロス・コレア 12 カイル・ファーマー 47 エドゥアルド・ジュリエン 23 ロイス・ルイス（故障者リスト） 64 ホセ・ミランダ 30 カルロス・サンタナ 87 ユニオル・セベリーノ（英語版）
外野手	25 バイロン・バクストン（故障者リスト） 50 ウィリ・カストロ 26 マックス・ケプラー 19 アレックス・キリロフ 9 トレバー・ラーナック 13 マニュエル・マーゴット 82 オースティン・マーティン 90 エマヌエル・ロドリゲス 38 マット・ウォールナー
監督・コーチ	5 ロッコ・バルデッリ（監督） 33 ジェイス・ティングラー（ベンチコーチ） 46 トニー・ディアス（英語版）（ベンチコーチ補佐） 79 デビッド・ポプキンス（英語版）（打撃コーチ） 63 ルディ・ヘルナンデス（英語版）（打撃コーチ） 67 デレク・ショーモン（打撃コーチ補佐） 88 ピート・マキ（英語版）（投手コーチ） 91 ルイス・ラミレス（投手コーチ補佐） 35 ハンク・コンガー（一塁兼捕手コーチ） 40 トミー・ワトキンス（英語版）（三塁兼外野守備コーチ） 84 コルビー・サグス（英語版）（ブルペンコーチ） 75 ネイト・ダマン（クオリティ・コントロールコーチ） 98 コナー・オルソン（ブルペン捕手） 97 アンダーソン・デラロサ（ブルペン捕手）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年5月3日更新

表話編歴野球アメリカ合衆国代表 - 2020 東京五輪 2 銀メダル
監督	49 マイク・ソーシア
コーチ	11 ジェリー・ウェインスタイン（ベンチ） 8 デーブ・ウォレス（投手） 27 アーニー・ヤング（打撃・一塁） 3 ダレン・フェンスター（三塁） 13 ロリー・デ・アーマス（ブルペン）
投手	14 ニック・マルティネス 15 スコット・カズミアー 28 ライダー・ライアン 30 デビッド・ロバートソン 31 アンソニー・ゴース 32 ブランドン・ディクソン 33 エドウィン・ジャクソン 35 シェーン・バズ 39 スコット・マクガフ 40 ジョー・ライアン 44 シメオン・ウッズ・リチャードソン 48 アンソニー・カーター
捕手	8 マーク・コロスバリー 34 ティム・フェデロビッチ
内野手・外野手	2 エディ・アルバレス 10 ニック・アレン 25 トッド・フレイジャー 26 トリストン・カサス 12 ジェイミー・ウェストブルック 16 パトリック・キブルハン 5 エリック・フィリア 23 タイラー・オースティン 24 バッバ・スターリング 7 ジャック・ロペス