シボレー・トラバース

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トラバースTRAVERSE)は、GMが製造、シボレーブランドで販売している自動車である。

歴代モデル[編集]

初代 (2008–2017年)[編集]

シボレー・トラバース(初代)
前期型
後期型
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2008–2017年
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FWD
AWD
パワートレイン
エンジン 3.6L V6
変速機 6AT
車両寸法
ホイールベース 3,020mm
全長 5,205mm (08-12)
5,175mm (13-17)
全幅 1,990mm
全高 1,770mm (09)
1,790mm (10-12)
1,850mm (13-17)
車両重量 2,136kg
系譜
先代 シボレー・トレイルブレイザー
シボレー・アップランダー
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2008年シカゴオートショーで発表。同年秋から発売を開始。ミニバンアップランダーおよびSUVトレイルブレイザーの後継車種である。プラットフォームビュイック・アンクレイブGMC・アカディアと同じGMラムダプラットフォームを採用する。これらラムダプラットフォーム車の生産はランシングのランシング・デルタ・タウンシップ組立工場にて行われている。

エンジンは直噴 3.6L V6エンジンを搭載し、これに6速ATが組み合わせられる。駆動方式はFWDAWDの2種類がラインナップされている。

2012年4月、ニューヨーク国際オートショーにてフェイスリフトを受けた2013年モデルが発表された[1]。フロントマスクは従来の上下二分割のボウタイグリルを捨て、新たに三本線のアッパーグリルと二本線のロワーグリルの組み合わせが採用された。また、ヘッドライトやフォグランプのデザインも一新された。リアエンドはテールランプやバンパーが一新され、ライセンスプレートの位置がリフトゲートに移された。インテリアはインストゥルメンタルパネルなどが刷新され、センタースタックには6.5インチのカラータッチラジオとシボレーの新しいインフォテインメントシステムであるMyLinkが搭載された。また、ビュイック・アンクレイブと同様に世界初のフロントセンターエアバッグ標準装備車種となる。

なお、日本では三井物産オートモーティブによって2009年から輸入販売されていた(日本仕様は自動車法規に基づき、サイドアンダーミラーを採用していた)が、同社が2011年11月1日付でディストリビュータ契約をゼネラルモーターズ・ジャパンに譲渡した事に伴い、販売を終了した。

2代目 (2017年-)[編集]

シボレー・トラバース(2代目)
フロント
リア
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2017年-
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FWD
AWD
パワートレイン
エンジン 3.6L V6
2.0L I4
変速機 9AT
車両寸法
ホイールベース 3,070mm
全長 5,190mm
全幅 1,995mm
全高 1,795mm
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2017年1月、北米国際オートショーにて発表され[2]、同年7月から発売を開始した。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 2013 Chevy Traverse Gives Families New Gathering Space”. GM Media Online (2012年3月28日). 2012年4月5日閲覧。
  2. ^ [1]

外部リンク[編集]