"BUZZ!!" THE MOVIE

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"BUZZ!!" THE MOVIE
B'zVHSLDDVD
リリース
録音 1995年8月24日 - 8月25日
ジャンル
時間
レーベル
プロデュース 松本孝弘
チャート最高順位
ゴールドディスク
  • 第10回日本ゴールドディスク大賞ミュージック・ビデオ[1]
  • B'z 映像作品 年表
    • "BUZZ!!" THE MOVIE
    • (1996年、VHS/LD)
    • (2001年、DVD)
    テンプレートを表示
    B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"
    B'z の コンサート・ツアー
    場所
    初日 1995年7月7日
    最終日 1995年8月25日
    公演数 全12公演
    B'z ツアー 年表
    • B'z LIVE-GYM '94 "The 9th Blues"<PART-2>
    • (1994年)
    • B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"
    • (1995年)
    • B'z LIVE-GYM '96 "Spirit LOOSE"
    • (1996年)

    "BUZZ!!" THE MOVIE』(バズ・ザ・ムービー)は、日本音楽ユニットB'zが1996年1月1日にリリースした4作目の映像作品(VHSLDとしては4作目、DVDとしては2作目)。なお、LDは需要低迷によりこの作品限りで発売中止となった。

    DVDはシングル『ultra soul』発売時に他の3作品と共に同時リリースされた。

    概要[編集]

    初のスタジアムツアーとなった『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』から、ファイナルとなった千葉マリンスタジアムの模様を中心に収録。

    稲葉は本ツアーについて「僕の中では(去年の)The 9th Bluesとは対極のツアーだった」と述べており、松本も「去年は自分達が好き勝手やってたから、その反動もあったと思う」と語った。[要出典]なお、初めてとなるスタジアムでのライブは去年のツアー中から来年の夏に行いたいと考えていたという[2]

    このライヴで未発表曲として初披露された「LOVE PHANTOM」での演出は大きな話題となった。今回からドラマーは初の外国人としてデニー・フォンハイザーが参加している[3]

    演奏曲には「RUN」、「Easy Come, Easy Go!」(合間に一瞬だけドキュメンタリー風の映像として挿入されている)、「TONIGHT (Is The Night)」(アコースティックバージョン)、松本ソロの「INTO THE ARENA」(カバー曲)もあったが、本作には未収録となった[3]また、候補曲にはこの他に「HOT FASHION -流行過多-」、「Wonderful Opportunity」(「恋心(KOI-GOKORO)」と日替わり)、「MOTEL」(「Don't Leave Me」と日替わり)、「BE THERE」(アコースティックVer.)「LOVE IS DEAD」(アコースティックVer.)が予定されていたが最終的には未演奏となっている。[要出典]

    ライブ映像作品としては異例の約30万本を売上げ、VHSとしてリリースされたライブ映像作品では歴代1位の記録である。

    演奏[編集]

    メンバー[編集]

    サポートメンバー[編集]

    収録映像曲[編集]

    1. BLOWIN'
      オープニングナンバー。稲葉が被っているテンガロンハットは、勝新太郎からのプレゼント[3]
    2. Pleasure'95 〜人生の快楽〜
      歌詞の内容が一部変更されている。この後にリハーサルシーンが挿入される。
    3. OH! GIRL
      この後に松本ソロ「Don't ask me baby」が一部収録されている。
      OH! GIRL -Mixture style-」のPVとして使用されている。
    4. love me, I love you
      実際のライブでは、アンコールの2曲目に演奏している[3]。冒頭にシングルのPV撮影のメイキングが収録されている。
    5. TIME
      2コーラス目からの映像。同曲のPVとして使用されている。
    6. 太陽のKomachi Angel
      ラテン調のアコースティックバージョン。
    7. 恋心(KOI-GOKORO)
      本作で振り付けが初映像化された。 "BUZZ!!"ツアー各会場のライブ映像が使用されている。
    8. もう一度キスしたかった
      DVDのみ収録。実際のライブでは4曲目に披露[3]。ラストで松本が「恋はみずいろ」を奏でるが、元々はアドリブで演奏したものだったが好評だったため、その後のライブでも同曲の最後にこのフレーズを奏でることが定着する。
    9. Don't Leave Me
      CD音源にはない稲葉の連続シャウトを披露。1コーラス目では松本が煙草をくわえながら演奏している。
    10. LOVE PHANTOM
      当時未発表曲にして、本ライヴ最大の目玉。
    11. ねがい
      アルバム『LOOSE』収録の「ねがい ("BUZZ!!" STYLE)」のアレンジで演奏された。
    12. BAD COMMUNICATION
      2コーラス目からのショートバージョン。原曲よりキーを上げて演奏しており、ラストは稲葉のシャウトから次曲に繋がる。
    13. JAP THE RIPPER
      Pleasure '93のツアータイトル。
    14. ZERO
      本編ラストナンバー。
    15. ALONE
      アンコール1曲目[3]。稲葉が、ピアノ弾き語りを披露。元々ピアノは弾けなかったが、1993年頃から遊びで弾き始めるようになったという[4]。1コーラス目では松本が煙草をくわえながら演奏している。
    16. 裸足の女神
      DVDのみ収録。アンコールラストナンバーでVHSではエンディング部分のみの収録だったが、DVD化に伴いフルコーラスで収録。
      この後に「消えない虹」の英語版を聴くことが出来る。本作品のエンディング曲は「BAD COMMUNICATION(000-18)」。

    脚注[編集]

    1. ^ 第10回日本ゴールドディスク大賞|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会 (1996年). 2020年4月29日閲覧。
    2. ^ B'z takahiro matsumoto』(インタビュアー:SHOUJI MAEDA)、CYBER J-ROCK MAGAZINE、1995年。 オリジナルの2022年7月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/19970104013655/http://www.j-rock.com/back_intime/95_10/95102/95102.html2022年7月22日閲覧 
    3. ^ a b c d e f 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、196頁。 
    4. ^ B'z kohshi inaba』(インタビュアー:村上美樹)、CYBER J-ROCK MAGAZINE、1995年。 オリジナルの2022年7月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/19970104013643/http://www.j-rock.com/back_intime/95_10/95101/95101.html2022年7月21日閲覧