E album

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
E album
KinKi Kidsスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル ジャニーズ・エンタテイメント
プロデュース KinKi Kids
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 2001年度年間39位(オリコン)
ゴールドディスク
  • ダブル・プラチナ(日本レコード協会
  • KinKi Kids アルバム 年表
    D album
    (2000年)
    E album
    (2001年)
    F album
    (2002年)
    『E album』収録のシングル
    1. ボクの背中には羽根がある
      リリース: 2001年2月7日
    2. 情熱
      リリース: 2001年5月23日
    テンプレートを表示

    E album』(イー・アルバム)は、KinKi Kidsの5枚目のオリジナル・アルバム2001年7月25日発売。発売元はジャニーズ・エンタテイメント

    解説[編集]

    前作『D album』から約7か月でリリースされた。ベスト・アルバムを除けばそれまでで最も短い間隔でリリースされている。

    本作はKinKi Kidsの作品としては、初めてジャケットにメンバーが写されていない。

    ボクの背中には羽根がある』と『情熱』の2作のシングルを収録している。『情熱』はシングルバージョンの他アコースティックバージョンも収録されている。

    本作のプロモーションとして、15秒の通常サイズから1分近くに及ぶ長いバージョンまで、計十数パターンのテレビCMが製作された。どれもインタビューのパロディとしてコント風に作り上げたものであり、小規模であるが後の『G album -24/7-』でも同じようなプロモーションが展開された。

    初回限定盤は特殊パッケージ仕様に、応募者の中から抽選で招待されたフィルムコンサート「ふるさとEふれあいalbumキャンペーン KinKi Kids FILM CONCERT 2001 SUMMER 〜年末年始のドームコンサートの前にKinKiがあなたの街にやってくる〜」への応募券付き。通常盤は、2001年8月5日に発売された写真集『KinKi Kids Returns! 2001 Concert Tour in Hong Kong & Taiwan』に封入された応募券とセットで応募した人全員に進呈された「KinKi Kidsミニフォトブック」プレゼント企画への応募券付き。

    『LOVESICK』、『百年ノ恋』、『- so young blues -』はミュージックビデオが制作され、映像作品『-ISM』に収録されている。

    収録曲[編集]

    ※シングル曲の解説は各シングルのページを参照

    1. LOVESICK
      (作詞:戸沢暢美 / 作曲・編曲:Face 2 fAKE
      今作のリードトラック。
      このアルバムのシングル以外で唯一PVが存在する。
      後に自身の2007年ベスト・アルバム39』にも収録されている。
    2. ボクの背中には羽根がある (E Edit)
      (作詞:松本隆 / 作曲:織田哲郎 / 編曲:家原正樹)
      11thシングルのアルバムバージョン。
      シングルバージョンには無かったドラム演奏者のクレジットが追加されている。
    3. No Control
      (作詞:牧穂エミ / 作曲・編曲:長岡成貢
    4. 百年ノ恋 - 堂本剛
      (作詞・作曲:堂本剛 / 編曲:知野芳彦
      アルバムでは3作連続とお馴染みの知野芳彦とのコンビで製作された。PVも存在する。
    5. Father
      (作詞:篠崎隆一 / 作曲:奥居香 / 編曲:林部直樹
      作曲を元プリンセス・プリンセスの奥居香(現・岸谷香)が担当。
    6. 手を振ってさよなら
      (作詞・作曲・編曲:オオヤギヒロオ / ストリングスアレンジ:村山達哉
    7. Broken冷蔵庫
      (作詞:戸沢暢美 / 作曲:宮崎歩 / 編曲:CHOKKAKU / コーラスアレンジ:岩田雅之
    8. 情熱
      (作詞:Satomi / 作曲:Boris Durdevic / 編曲:松本良喜
      12thシングル。
    9. Love U4 Good
      (作詞:double S / 作曲:松本良喜 / 編曲:安部潤 / コーラスアレンジ:知野芳彦)
      後に自身の2007年のベスト・アルバム『39』にも収録されている。
    10. - so young blues - - 堂本光一
      (作詞:松岡充 / 作曲:堂本光一 / 編曲:鈴木雅也 / ブラスアレンジ:山本拓夫 / コーラスアレンジ:知野芳彦)
      作詞はSOPHIAの松岡充が担当。光一自ら「ちょっとエッチな歌詞に」と要請した。2001年の光一主演の舞台『SHOW劇・SHOCK』などでも披露され、PVも存在する(堂本光一名義)。また、曲中には振り付けまで存在している。ブラスアレンジにはサザンオールスターズの楽曲などにも参加する山本拓夫が担当し、全体的にブラス音が使われている。
    11. HONEY RIDER
      (作詞:相田毅 / 作曲・編曲:原一博
      イントロ部分が『島田紳助がオールスターの皆様に芸能界の厳しさ教えますスペシャル!』(ytv制作)の提供バックで使用されている。
      作詞者の相田毅は声優ユニットWeiß kreuzにも「Honeyrider」という詞を提供している。
    12. 月光
      (作詞:浅田信一 / 作曲:飯田建彦 / 編曲:ha-j
      シングル候補でもあった曲。
      後に自身の2007年のベスト・アルバム『39』にも収録されており、発売時のファン投票で10位にランクインした。
    13. 情熱 (Acoustic Version)
      (作詞:Satomi / 作曲:Boris Durdevic / 編曲:吉田建
      12thシングルのアコースティックバージョン。

    出版者 2:日本テレビ音楽株式会社、8,13:CRNO BIJELI SVIJET&メディアプルポ(サブ出版者:ブライト・ノート・ミュージック&メディアプルポ)、その他全曲:ブライト・ノート・ミュージック

    参加ミュージシャン[編集]

    映像作品[編集]

    脚注[編集]

    外部リンク[編集]