CeBIT

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CeBIT(セビット、ツェービット、Centrum für Büroautomation, Informationstechnologie und Telekommunikation; ドイツ語で"ビジネスオートメーション・情報技術・テレコミュニケーションセンター"の意)は、ドイツハノーファーの世界最大級の見本市会場であるハノーファー国際見本市会場でかつて毎年春に開催されていた世界最大級のコンピュータエキスポ。IT分野における最先端の指標ともいえる。

概要[編集]

CeBIT 2000開催中の出展会場

CeBIT は伝統的な毎年開催されるコンピューター部品のハノーファー・メッセ(ハノーファー・フェア)の大規模な見本市である。1970年にメッセゲレンデ・ハノーファーの新しい世界最大級のホール1の完成に伴い初めて開催された[1] 1980年代には情報技術と通信は産業フェアの一部として開催され、1986年から独立してメインのハノーファー・メッセよりも4週間早く開催が始まった。

CeBITの規模は年々拡大を続け、家庭用と娯楽市場の分野は 'CeBIT Homeとして夏に隔年開催が計画され1996年と1998年に開催された。ハノーヴァー万国博覧会がハノーヴァ会場で開催の為、2000 CeBIT Homeはライプツィヒで開催されるはずだったが中止され、その後開かれていない。

出展面積はおよそ450,000 COMPUTEXや長らく開催されていないCOMDEXより大きい。2007年には CeBIT expo の出展社数は過去最高200,000以上になった。[2]

開催実績[編集]

会期 開催日数 出展社数 入場者数 備考
1999年3月18日 - 24日 7日間
2000年2月24日 - 3月1日 7日間
2001年3月22日 - 28日 7日間
2002年3月13日 - 20日 8日間
2003年3月22日 - 28日 7日間
2004年3月18日 - 24日 7日間
2005年3月10日 - 16日 7日間
2006年3月9日 - 15日 7日間
2007年3月15日 - 21日 7日間
2008年3月4日 - 9日 7日間
2009年3月3日 - 8日 6日間
2010年3月2日 - 6日 5日間
2011年3月1日 - 5日 5日間
2012年3月6日 - 10日 5日間 4,200社[3] 312,000人[3]
2013年3月5日 - 9日 5日間 4,000社[4] 285,000人[4]
2014年3月10日 - 14日 5日間

世界のCeBIT[編集]

1999年からCeBITの主催者である Deutsche Messe AG ("German Trade Show, Ltd.")はドイツ国外でCeBITの名前で主催している

CeBIT アメリカ/USAは2003年と2004年に開催されたが2005年は中止された。

脚注[編集]

  1. ^ 20 Jahre Centrum für "B" und "IT": Die CeBIT hat Geburtstag (ドイツ語) – By Detlef Borchers, heise online, 8 March 2006
  2. ^ Attendance for CeBIT increases to 200,000
  3. ^ a b ハノーバーフェアーズジャパン株式会社
  4. ^ a b ハノーバーフェアーズジャパン株式会社

外部リンク[編集]