香西宏昭
| 個人情報 | ||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 生誕 | 1988年7月14日（35歳） 日本 神奈川県茅ヶ崎市 | |||||||||||||||||||||||
| スポーツ | ||||||||||||||||||||||||
| 競技 | 車いすバスケットボール | |||||||||||||||||||||||
| 障害クラス | 3.5 | |||||||||||||||||||||||
| チーム | RSV Lahn Dill, NO EXCUSE | |||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||
香西 宏昭（こうざい ひろあき、1988年7月14日 - ）はプロ車椅子バスケットボール選手。神奈川県茅ヶ崎市生まれ[1]。ポジションはスモールフォワード。ドイツ・ブンデスリーガのRSV Lahn Dill所属[2]、 日本ではNO EXCUSE所属[3]。車いすバスケットボール男子日本代表選手。
来歴[編集]
先天性両下肢欠損[4]。小学6年生のときに車いすバスケットボールの体験会に参加し、指導していた選手に誘われ、クラブチーム「千葉ホークス」に入団。中学1年生の夏休み、札幌キャンプ（車いすバスケットボールキャンプ）に参加し、イリノイ大学兼カナダ代表ヘッドコーチのマイク・フログリーの指導を受ける[5]。千葉ホークスでは、2005年から日本車椅子バスケットボール選手権大会で3連覇メンバーとなり、2006年と2007年にMVPを受賞[4]。
高校卒業後の2007年夏に渡米し、イリノイ州のコミュニティカレッジに進学[5]。2010年1月、フログリーがヘッドコーチを務めるイリノイ大学に編入学し、同年の全米大学選手権で優勝に貢献。2011年と2012年は全米準優勝。2012年と2013年はチームのキャプテンを務め、全米大学リーグのシーズンMVPを2シーズン連続で受賞している。[5]。
2013年8月に大学卒業した後、9月にドイツ・ブンデスリーガのハンブルクにプロ契約選手として入団[5]。
2014年、日本での所属チームを「NO EXCUSE」に変更。
2017年、ブンデスリーガのRSV Lahn Dillに移籍[5]。2017-18シーズンにドイツカップで優勝。リーグ戦は2シーズン連続で準優勝の成績を収めた[6]。
2019年、東京パラリンピックに備えるため、RSV Lahn Dillを退団し、活動の軸足を日本国内に移した[7]。
2021年、東京パラリンピック終了後にRSV Lahn Dill復帰[2]。
日本代表歴[編集]
高校1年生のとき、U-23車いすバスケットボール男子日本代表に選出される。2005年ジュニア世界選手権で準優勝し、オールスター5を受賞[4]。2006年、車いすバスケットボール男子日本代表に選出され、IWBF車いすバスケットボール世界選手権に出場。2008年、北京パラリンピックでパラリンピックに初出場し、以後、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロ、2021年東京と4大会連続で出場。銀メダルを獲得した東京大会は、通算フィールドゴール成功率55.1%で第3位、とりわけ3ポイントシュートは成功数14本および成功率51.9%は共にトップとなり、イリノイ大学時代から香西を知るアメリカ代表ヘッドコーチのロン・ライキンスなど世界の多数から称賛された[8]。
プレースタイル[編集]
シューターとして得点を狙いながら、他の選手への効果的なアシストが出来るオールラウンダー[1]。アメリカのイリノイ大学とドイツのプロチームで長年プレーして磨いたワールドクラスのスピード、テクニック、シュート力などを有する日本のエースの一人[3]。
脚注[編集]
- ^ a b 香西 宏昭選手 車いすバスケットボールパラサポWEB
- ^ a b “Publikumsliebling Hiroaki Kozai kehrt zurück” (ドイツ語). RSV Lahn-Dill (2021年8月17日). 2021年9月6日閲覧。
- ^ a b 【日本代表選手名鑑】車いすバスケットボール男子｜東京2020パラリンピックパラサポWEB 2021年8月19日
- ^ a b c 香西宏昭プロ車椅子バスケットボール選手システムブレーン2021年9月1日閲覧
- ^ a b c d e 車いすバスケ唯一のプロ選手、香西宏昭。12歳から登り続けた「階段」のその先クラシコムジャーナル2019年7月18日
- ^ 日本のエース香西宏昭がドイツで進化。苦境を乗り越え東京パラに挑むパラスポ+2019年6月22日
- ^ 車いすバスケ香西宏昭、6季プレーしたドイツ離れる2019年7月22日
- ^ “銀メダルの車いすバスケ男子日本代表、スタッツに示された“史上最強”の真実（バスケットボールキング）”. バスケットボールキング. 2021年9月10日閲覧。
外部リンク[編集]
- 香西宏昭オフィシャルサイト
- Hiroaki Kozai (@hirojuniorpanda) - X（旧Twitter）
- 香西宏昭(Hiroaki Kozai) (@japanda55) - Instagram
- RSV Lahn-Dill
- NO EXCUSE