関口幸男

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関口 幸男(せきぐち ゆきお、1935年 - )は、日本翻訳家。 本名、関口 義二(せきぐち よしじ)。

略歴[編集]

大阪府生まれ。 1957年、広島大学教育学部卒業。防衛庁航空自衛隊を経て、翻訳家となる。 冒険SFの翻訳多数。

翻訳[編集]

エドガー・ライス・バロウズ[編集]

  • 『月の地底王国』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫、ムーン・シリーズ1) 1970
  • 『時に忘れられた世界』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫) 1970
  • 『栄光のペルシダー』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫、地底世界シリーズ5) 1971
  • 『恐怖のペルシダー』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫、地底世界シリーズ6) 1971
  • 『時の深き淵より』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫) 1971
  • 『モンスター・マン』(エドガー・ライス・バロウズ、早川書房、ハヤカワSF文庫) 1973

ポール・アンダースン[編集]

  • 『折れた魔剣』(ポール・アンダースン、早川書房、ハヤカワ文庫) 1974、のち新版
  • 『鳥人大戦争 : 長編冒険SF』(ポール・アンダースン、双葉社、Futaba novels) 1981
  • 『焦熱期』(ポール・アンダースン、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1983

ジェームズ・ハーバート[編集]

  • 『鼠』(ジェームズ・ハーバート、サンケイ新聞社出版局、サンケイノベルス) 1975
  • 『霧』(ジェームズ・ハーバート、サンケイ出版、サンケイノベルス) 1976
  • 『ザ・サバイバル』(ジェームス・ハーバート、サンケイ出版、サンケイノベルス) 1978
  • 『仔犬になった男』(ジェームズ・ハーバート、サンケイ出版) 1979
  • 『魔界の家』(ジェームズ・ハーバート、早川書房、ハヤカワ文庫NV) 1987
  • 『ダーク』(ジェームズ・ハーバート、早川書房、ハヤカワ文庫NV、モダンホラー・セレクション) 1988
  • 『聖槍』(ジェームズ・ハーバート、早川書房、ハヤカワ文庫NV、モダンホラー・セレクション) 1988

リン・カーター[編集]

「緑の太陽」シリーズ[編集]

  • 『緑の星の招くとき』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、緑の太陽シリーズ1) 1976
  • 『緑の星の下で』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、緑の太陽シリーズ2) 1976
  • 『緑の星の暗黒世界で』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、緑の太陽シリーズ3) 1977

「レムリアン・サーガ」[編集]

  • 『ゾンガーと魔道師の都』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、レムリアン・サーガ4) 1977
  • 『時の果てに立つゾンガー』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、レムリアン・サーガ5) 1978
  • 『海賊と闘うゾンガー』(リン・カーター、早川書房、ハヤカワ文庫SF、レムリアン・サーガ6) 1978

「ドクター・フー」シリーズ[編集]

  • 『ダレク族の逆襲!』(テランス・ディックス、早川書房、ハヤカワ文庫SF、ドクター・フー・シリーズ) 1980
  • 『時空大血闘!』(デイヴィッド・ホイティカー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、ドクター・フー・シリーズ) 1980
  • 『戦慄!地底モンスター』(マルカム・ハルク、早川書房、ハヤカワ文庫SF、ドクター・フー・シリーズ) 1980
  • 『オートン軍団の襲来!』(テランス・ディックス、早川書房、ハヤカワ文庫SF、ドクター・フー・シリーズ) 1980
  • 『恐るべき最終兵器!』(マルカム・ハルク、早川書房、ハヤカワ文庫SF、ドクター・フー・シリーズ) 1980

「ハロルド・シェイ」[編集]

  • 『神々の角笛』(L・S・ディ・キャンプ, F・プラット、早川書房、ハヤカワ文庫FT、ハロルド・シェイ1) 1981
  • 『妖精郷の騎士』(L・S・ディ・キャンプ, F・プラット、早川書房、ハヤカワ文庫FT、ハロルド・シェイ2) 1982
  • 『鋼鉄城の勇士』(L・S・ディ・キャンプ, F・プラット、早川書房、ハヤカワ文庫FT、ハロルド・シェイ3) 1983
  • 『英雄たちの帰還』(L・S・ディ・キャンプ, F・プラット、早川書房、ハヤカワ文庫FT、ハロルド・シェイ4) 1983

「東の帝国」[編集]

  • 『西の反逆者』(フレッド・セイバーヘーゲン、早川書房、ハヤカワ文庫SF、東の帝国1) 1982
  • 『黒の山脈』(フレッド・セイバーヘーゲン、早川書房、ハヤカワ文庫SF、東の帝国2) 1982
  • 『アードネーの世界』(フレッド・セイバーヘーゲン、早川書房、ハヤカワ文庫SF、東の帝国3) 1983

「黄昏の戦士」[編集]

  • 『夕映えの戦士』(エリック・ヴァン・ラストベーダー、早川書房、ハヤカワ文庫FT、黄昏の戦士1) 1984
  • 『真夜中の戦士』(エリック・ヴァン・ラストベーダー、早川書房、ハヤカワ文庫FT、黄昏の戦士2) 1984
  • 『暁の戦士』(エリック・ヴァン・ラストベーダー、早川書房、ハヤカワ文庫FT、黄昏の戦士3) 1984
  • 『月下の戦士』(エリック・ヴァン・ラストベーダー、早川書房、ハヤカワ文庫FT、黄昏の戦士外伝) 1985

「銀河辺境」シリーズ[編集]

  • 『光子帆船フライング・クラウド』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝1) 1986
  • 『銀河傭兵部隊』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝2) 1986
  • 『暗黒星雲突破!』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝3) 1986
  • 『時空漂流船現わる!』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝4) 1986
  • 『辺境星域の神々』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝5) 1988
  • 『名誉の殿堂』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝6) 1988
  • 『次元交錯星域』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝7) 1989
  • 『銀河辺境の彼方』(A・バートラム・チャンドラー、早川書房、ハヤカワ文庫SF、銀河辺境シリーズ外伝8) 1989

ケネス・ロイス[編集]

  • 『クリプト・マン』(ケネス・ロイス、サンケイ出版、サンケイ文庫、海外ノベルス・シリーズ) 1986
  • 『モズリー卿の領収証』(ケネス・ロイス、サンケイ出版、サンケイ文庫、海外ノベルス・シリーズ) 1987
  • 『テロリストの女』(ケネス・ロイス、扶桑社、扶桑社ミステリー) 1988

「力の言葉」[編集]

  • 『魔法の窓』上・下(デイヴ・ダンカン、早川書房、ハヤカワ文庫FT、力の言葉1) 1992
  • 『荒涼たる妖精の地』上・下(デイヴ・ダンカン、早川書房、ハヤカワ文庫FT、力の言葉2) 1992
  • 『荒れ狂う海』上・下(デイヴ・ダンカン、早川書房、ハヤカワ文庫FT、力の言葉3) 1993
  • 『帝王と道化』上・下(デイヴ・ダンカン、早川書房、ハヤカワ文庫FT、力の言葉4) 1994

「サイティーン」[編集]

  • 『サイティーン1 彼方の母なる世界』(C・J・チェリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1993
  • 『サイティーン2 再生された独裁者』(C・J・チェリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1993
  • 『サイティーン3 宿命を継ぐ少女』(C・J・チェリィ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1993
  • 『サイティーン4 新たなる変革の時』(C・J・チェリイ、早川書房、ハヤカワ文庫SF) 1993

「シャーリアの魔女」[編集]

  • 『海より生まれし娘』上・下(ダイアナ・マーセラス、早川書房、ハヤカワ文庫FT、シャーリアの魔女1) 2003
  • 『夢の灯りがささやくとき』上・下(ダイアナ・マーセラス、早川書房、ハヤカワ文庫FT、シャーリアの魔女2) 2004
  • 『夜明けをつげる森の調べ』上・下(ダイアナ・マーセラス、早川書房、ハヤカワ文庫FT、シャーリアの魔女3) 2005

その他[編集]

参考文献[編集]

  • 日外アソシエーツ人物情報

外部リンク[編集]