長野県道460号美ヶ原公園東餅屋線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長野県道460号標識

長野県道460号美ヶ原公園東餅屋線(ながのけんどう460ごう うつくしがはらこうえんひがしもちやせん)は、長野県の美ヶ原公園(美ヶ原)と小県郡長和町和田を結ぶ一般県道。かつての一般有料道路、ビーナスラインの一部を構成している。

概要[編集]

美ヶ原から和田峠を結ぶ長野県道の路線で、茶臼山(標高2006メートル)や三峰山(標高1887メートル)の東麓を南北に縦断する。主な通過地は、美ヶ原から順に、落合大橋がある小県郡長和町和田、松本市大字入山辺、再び長和町和田に戻って三峰大展望台、終点の和田峠で長野県道194号霧ヶ峰東餅屋線と結ばれる。路線の中間地点付近で、長野県道67号松本和田線と交差および一部重複する。標高1500メートルから2000メートルのあいだの観光山岳道路「ビーナスライン」の一部を構成するもので、全国屈指のワインディングロードとして高原の絶景を展望できるドライブ・ツーリングルートとしてもよく知られている[1]

路線データ[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

地理[編集]

美ヶ原から落合大橋までは標高約2000メートルから1600メートルの急峻な地形を、つづら折りの道で標高差を稼いでいる。茶臼山の東麓から三峰山を通過して和田峠までの間は、稜線沿いに標高1700メート付近で標高をキープしている[1]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 中村淳一編 2018, pp. 54–55.

参考文献[編集]

  • 中村淳一編 編『日本の絶景ロード100』枻出版社、2018年4月20日。ISBN 978-4-7779-5088-1 

関連項目[編集]