長登屋

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株式会社長登屋
Nagatoya Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
451-0031
愛知県名古屋市西区城西1丁目5番7号
北緯35度11分0.1秒 東経136度53分32.7秒 / 北緯35.183361度 東経136.892417度 / 35.183361; 136.892417座標: 北緯35度11分0.1秒 東経136度53分32.7秒 / 北緯35.183361度 東経136.892417度 / 35.183361; 136.892417
設立 1950年(昭和25年)
業種 製造・販売業
法人番号 7180001026474 ウィキデータを編集
事業内容 土産物を中心とした食品製造と販売・飲食事業
代表者 加藤裕之(代表取締役社長)
資本金 9,600万円
純利益 6億0827万9000円
(2023年5月期)[1]
総資産 106億5625万2000円
(2023年5月期)[1]
従業員数 450名
外部リンク http://www.nagatoya-gift.com/
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株式会社長登屋(ながとや)は、土産物を中心とする食品製造・販売を行う企業である。

概要[編集]

本社がある名古屋の名物はもちろんのこと、全国各地の土産物屋やアミューズメント施設、テーマパーク、イベント会場向けの菓子商品を中心に企画開発・製造・販売を一貫して行っている。

各種キャラクターを扱った商品の開発にも力を入れており、特にサザエさんを使用した商品の販売は同社が独占している。著作権を保有する長谷川町子美術館と3年かけて交渉した末、契約を交わしたといわれている。

名古屋のほか東日本を中心に全国各地にも長登屋またはナガトヤと称する会社があるが、それらは各地にあった事業所を法人化した子会社である(拠点一覧の項を参照。同じエリアでも商品によって子会社が異なることもある)。

「レモン入牛乳ケーキ」や「男前 豆腐ケーキ」(表記は「男前(改行)豆腐ケーキ」)など他社製品に類似した名称を持つ土産物や、「ドアラの恋人」(白地に水色の文字で書かれた箱に入ったホワイトラングドシャ)などの他社製品のパロディ商品を開発している。「レモン牛乳ケーキ」については、関東・栃木レモンのパッケージに酷似した商標(5149117号)を、「○○の恋人」シリーズについては各地名の入った商標(「日光の恋人」(5494631号)など)を多数、取得している。近年では飛騨高山の民芸品「さるぼぼ」と熊本のゆるキャラ「くまモン」の組み合わせ様の「ひだもん」(キャラクターイラストは商標第5595336号)なるキャラクター商品を展開している。


沿革[編集]

  • 1929年昭和4年) - 名古屋市西区桜木町にて加藤登が「長登屋商店」を創業。
  • 1950年(昭和25年) - 現住所に移転し、株式会社に改組。加藤登輝夫が取締役社長に就任。
  • 1963年(昭和38年) - 加賀物産株式会社設立。
  • 1979年(昭和54年) - 郡山事業所を法人化。
  • 1980年(昭和55年) - 営業本部を西春日井郡師勝町(現在の北名古屋市)に移転。
  • 1985年(昭和60年) - 群馬・日光・熱海・新潟の各事業所を法人化。
  • 1999年平成11年) - 東京にて株式会社ナガトヤ設立。翌年、大阪にも設立。
  • 2002年(平成14年) - 長豊製菓株式会社設立(2019年 長登屋に吸収合併。同社の石川工場に改組)。
  • 2006年(平成18年) - 千葉水戸盛岡山形山梨三重長野小樽下呂の各事業所を法人化。
  • 2008年(平成20年) - うめや製菓株式会社設立(2018年 長登屋に吸収合併。同社の静岡工場に改組)。
  • 2014年(平成26年) - 加藤登輝夫が逝去。加藤裕之が取締役社長に就任。

拠点一覧[編集]

実質的に愛知県を本部とする各地域支社の形態となっているが、それぞれの地域で登記されている別法人として法人格は独立して存在している(ナガトヤも同様)。

株式会社長登屋

関連会社

脚注[編集]

外部リンク[編集]