野村末一

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野村 末一(のむら すえかず、1904年明治37年)1月12日 - 1975年昭和50年)9月28日)は、日本実業家三井東圧化学(現三井化学)社長や、日本化学工業協会会長を務めた。

人物・経歴[編集]

1924年名古屋高等商業学校(現名古屋大学経済学部)卒業、三井鉱山入社。1931年三池窒素工業入社。1937年東洋高圧工業入社。1946年東洋高圧工業取締役に昇格。1947年東洋高圧工業専務取締役。1957年東洋高圧工業取締役副社長。1963年から東洋高圧工業取締役社長を務め[1]、1968年には三井銀行本店で三井化学工業石毛郁治取締役社長との間で、合併調印式を行い[2]、合併後の三井東圧化学でも社長を務めた[3]。同年日本化学工業協会会長[4][5]。1975年勲二等瑞宝章受章[6]

脚注[編集]

  1. ^ 東洋高圧工業有価証券報告書東京大学
  2. ^ 大型化 - 石油化学工業協会
  3. ^ 東洋エンジニアリング(株)『30年のあゆみ』(1991.11)渋沢社史データベース
  4. ^ 「花王(株)『花王史100年 : 1890-1990年. 年表/資料』(1993.03))」渋沢社史データベース
  5. ^ 「DOWNLOAD」静岡文化芸術大学・日本デザイン振興会 連携研究
  6. ^ 「三井東圧化学(株)『三井東圧化学社史』(1994.03)」渋沢社史データベース
先代
石毛郁治
三井東圧化学(旧東洋高圧工業)社長
1963年 - 1970年
次代
末吉俊雄