西染工

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西染工株式会社[1]
Nishisenkoh co.,ltd.
本社屋
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
794-0027
愛媛県今治市南大門町4丁目5-1[1]
設立 1968年11月[1]
業種 繊維製品
法人番号 5500001012088 ウィキデータを編集
事業内容 染色加工
繊維製品の企画・製造・販売[1]
代表者 代表取締役 山本敏明[1]
資本金 1000万円[1]
売上高 8億円(2018年8月期)[2]
従業員数 60名[1]
決算期 8月
外部リンク https://nishisenkoh.com/
特記事項:創業は1954年[1]
テンプレートを表示

西染工株式会社(にしせんこう)は、愛媛県今治市南大門町に本社を置く染色会社。

概要[編集]

1954年に創業し、1968年に「西染工株式会社」を設立した。

タオルなどの繊維製品の染色加工業を営む他、近年は繊維製品の企画・製造・販売を手がけている。2019年には織機を本格的に導入し、織布・加工・縫製仕上げ・直営店までの製販体制を構築している[3]

2022年2月、染めたタオルを乾燥させる工程で大量に発生する綿ぼこりをキャンプ用の着火剤に転用した「今治のホコリ」を発売し話題となり、2022年のグッドデザイン賞を受賞した[4][5]

事業所[編集]

沿革[編集]

  • 1954年 - 今治市南大門町3丁目にて創業。
  • 1967年 - 現住所へ移転。チーズ設備、重油ボイラー、排水処理施設を導入。
  • 1968年 - 「西染工株式会社」設立。
  • 1992年 - 本社工場・排水処理設備を更新。
  • 2006年 - 第二工場が操業開始。
  • 2008年 - 重油ボイラーから100%天然ガスボイラーに転換。
  • 2013年 - Jクレジット制度認証。
  • 2015年 - 「PLATINUM WET TOWEL」の販売開始。
  • 2016年 - エコアクション21認証。
  • 2017年 - オーガニック国際認証(OCS)取得。第三工場(縫製仕上部門)を設立。
  • 2018年 - 「PLATINUM WET TOWEL」がおもてなしセレクション金賞を受賞[6]
  • 2019年 - 田ノ窪タオル工業(株)の生産設備と営業権を譲受[7]
  • 2022年 - キャンプ用着火剤「今治のホコリ」を発売、グッドデザイン賞を受賞[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 会社概要”. 西染工株式会社. 2024年4月30日閲覧。
  2. ^ 今治タオル依存 自社織物で脱却 西染工が一貫生産体制 - 日本経済新聞(2018年9月6日)、2021年5月9日閲覧。
  3. ^ 特集 今治タオル産地(3)/染色・素材編/深まる差別化提案を支える - 繊維ニュース(2020年7月17日)、2021年5月9日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ a b 「今治のホコリ」カラフル…タオル染色時の厄介者がキャンプ用着火剤に”. 読売新聞 (2023年10月22日). 2024年4月29日閲覧。
  5. ^ タオル工場のほこりが!産地今治の知恵で生まれた着火剤”. NHK (2022年6月20日). 2024年4月29日閲覧。
  6. ^ 商品部門 金賞 - おもてなしセレクション、2021年5月9日閲覧。
  7. ^ 西染工 田ノ窪タオル工業(今治)の営業権取得 - 愛媛新聞ONLINE(2019年2月4日)、2021年5月9日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク[編集]