西形節子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

西形節子(にしかた せつこ、1929年- )は、日本舞踊家、舞踊研究家。

人物・来歴[編集]

東京に生まれる。18歳の時、初代藤間勘斎(七代目松本幸四郎)から名取りを許されて、藤間すみれを名乗る。その後早稲田大学文学部演劇学科、同大学院文学研究科修士課程で河竹繁俊に演劇を学ぶ。お茶の水女子大学共立女子大学などで近世文学(歌舞伎・日本舞踊)の講座を持つかたわら、日本舞踊の師匠として後進の育成に当たる。のち集団日本舞踊21を主催し、全国各地で公演を行なう。またイヤホンガイドも務める[1]

著書[編集]

  • 『日本舞踊の研究』南窓社 1980
  • 『日本舞踊の世界』講談社 1988
  • 『春に花』 (日本舞踊の心 1-2巻) 演劇出版社 2002
  • 『夏に風』 (日本舞踊の心 3巻)演劇出版社 2003
  • 『秋に月』 (日本舞踊の心 4巻)演劇出版社 2003
  • 『冬に雪』 (日本舞踊の心 5巻) 演劇出版社 2003
  • 『近代日本舞踊史』演劇出版社 2006
  • 『日本舞踊とともに』南窓社 2007
  • 『日本舞踊八十年』南窓社 2015

編纂[編集]

脚注[編集]

  1. ^ プロフィール