聖母女子短期大学
聖母女子短期大学 | |
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大学設置 | 1950年 |
創立 | 1948年 |
廃止 | 2006年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人聖母学園 |
本部所在地 | 東京都新宿区下落合4-16-11 |
学部 | 看護科 |
研究科 | 助産学専攻 |
聖母女子短期大学(せいぼじょしたんきだいがく、英語: Seibo Junior College of Nursing[1])は、東京都新宿区下落合4-16-11に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、2006年に廃止された。大学の略称は聖母短大。学生募集は2003年度まで。翌年度より聖母大学の設置により短期大学は学生募集を停止し、2006年6月14日 正式廃止[2]。なお、聖母大学は2011年度より上智大学に統合され、2014年に廃止となる。
概要[編集]
大学全体[編集]
建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]
- 聖母女子短期大学の学是:「愛によりて真理へ」
教育および研究[編集]
- 聖母女子短期大学は、看護教育に力をいれており、聖母病院での臨床実習が行われていた[3]。
- 看護ほか養護教諭の養成も執り行っていた。
- 一般教育科目には、「キリスト教学」と称した科目が置かれていた[3]。
- 全寮制を原則としていた。
学風および特色[編集]
- 聖母女子短期大学は、マリアの宣教者フランシスコ修道会が設立母体となっている。
- 母の日のミサやアベマリアの夕べなどの宗教的行事が行われていた[3]。
沿革[編集]
- 1948年 聖母厚生女子学院が創設される。
- 1950年 聖母厚生女子学院を発展改組。聖母女子短期大学開学。厚生科を置く。
- 1966年 厚生科を看護科に改組
- 1987年 専攻科助産学専攻を設置。
- 2003年度をもって学生募集を終了。翌年度より聖母大学へ移行。
- 2006年6月14日 正式廃止[2]。
基礎データ[編集]
所在地[編集]
- 東京都新宿区下落合4-16-11
象徴[編集]
教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
- 看護科
専攻科[編集]
- 助産学専攻
別科[編集]
- なし
取得資格について[編集]
受験資格
- 中学校教諭二種免許状(保健):2000年度入学生まで。看護師養成の短大で中学校教諭免許状の課程があった短期大学は全国でも少数だった。
- 養護教諭二種免許状
- 当初は中学校教諭ほか高等学校教諭免許状(保健)の教職課程を併設[4]。
研究[編集]
- 『聖母女子短期大学紀要』あり[5]。
学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
学園祭[編集]
大学関係者と組織[編集]
大学関係者一覧[編集]
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施設[編集]
寮[編集]
- 学内にあった。
卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
- 看護職に就いた人が最も多く、就職先として聖母病院・日本医科大学付属病院・慶應義塾大学病院・虎の門病院などの有名病院がある。ほか、小学校や高等学校の養護教諭、中学校教諭に就いた人も少なくなかった[3]。
編入学・進学実績[編集]
- 看護科卒業生は、本短期大学専攻科ほか埼玉県立衛生短期大学専攻科などへ進学していた[3]。
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『全国私立大學・短期大學入学案内』(昭和27年度用:日本私立大學協會 日本私立短期大學協會共編)
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『教員養成課程認定大学・短期大学等総覧』(全国高等学校長協会編。第一法規出版)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『聖母女子短期大学』入学案内小冊子
脚注[編集]
関連項目[編集]
関連サイト[編集]