笹尾光彦

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笹尾 光彦(ささお みつひこ[1])は日本の画家。洗練された洒落た色彩感覚で「赤の画家」として知られる。個展「花のある風景」を毎年開催、2022年に第25回を迎えた。

略歴・人物[編集]

静岡市出身[2]。日本画家の父、笹尾好一の影響で、幼い頃より絵に興味を持つ[2]。高校時代、美大入試のために美術教師大村政夫のアトリエに通い、デッサンに励んだ[3]1959年静岡県立静岡中学校卒業[4]多摩美術大学図案化卒業[2]。大手印刷所デザイナー、外資系広告代理店クリエイティブディレクター、制作担当副社長を務め、広告業界で活躍[2]。その間ヨーロッパ、特にパリへ何度も足を運んだ。仕事のかたわら絵を描き始め、56歳で本格的に画家になる決心をし、1997年11月、画家として独立[2]1998年12月、Bunkamura Galleryにて「第1回 笹尾光彦展 花のある風景」を開催。赤を基調に、花や身近にある風景を描いた。以降、毎年11月にBunkamura Galleryにて個展「笹尾光彦展」を開催[2]。2022年11月、赤の画家 25th Anniversary 第25回 笹尾光彦展「花のある風景」を開催[5]

著書[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 笹尾 光彦 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2023年4月23日閲覧。
  2. ^ a b c d e f SASAO プロフィール
  3. ^ 静岡新聞 高きを仰ぐ 「赤いバラ」大胆に描く 画家 笹尾光彦氏 2003年7月29日
  4. ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 153頁。
  5. ^ SASAO 最近の展覧会

関連項目[編集]

Bunkamura

外部リンク[編集]