福田満樹

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福田 満樹
佐賀インドネシアドリームズ #0
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県福岡市
生年月日 (1999-12-25) 1999年12月25日(24歳)
身長
体重
177 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手外野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

福田 満樹(ふくだ みつき、1999年12月25日[1][2] - )は、福岡県福岡市出身のプロ野球選手捕手[1]独立リーグ九州アジアリーグの準加盟球団である佐賀インドネシアドリームズに所属。

経歴[編集]

福岡市立早良小学校3年のときに「福岡早良ホークス」で野球を始め、福岡市立早良中学校時代は軟式クラブ「ダンカーズ」でプレー。当初からポジションは捕手だった[1]東福岡高等学校では1年秋からベンチ入りし、3年夏には3番・捕手としてチームを牽引した[2]夏の県大会では久留米商業高校に4回戦で敗退した[1]

大学は福岡六大学野球連盟に所属する九州産業大学硬式野球部で怪我なくプレーを続けるも[1]、実力不足で補欠扱いとなる[3]。4年間でのリーグ戦出場は、4年春、3試合に途中出場したのみだった[1]。大学卒業後も野球を続ける意向だったが、社会人などからのオファーはない状況だった[3]

大学4年夏に会った、米国独立リーグでの経験のある松坂賢の影響で海外でのプレーを志すようになる[1][4]2022年2月に単身で渡米し、トラベリングチーム「アジアンブリーズ」に参加し、同チーム主催のトライアウトリーグ「アリゾナスカウティングリーグ」でプレー[1][3]。同リーグでトップの盗塁阻止率を記録するなどの守備面での好評価を受け、フロンティアリーグオタワ・タイタンズ英語版との契約を結んだ[3][5][6]

同年はチーム最年少ながら[7]守備面で信頼を勝ち取り[1]、リーグ戦全96試合中35試合でスタメンマスクをかぶる[8]。盗塁阻止率は5割近くを記録するも、打率は.194にとどまり、打撃面で課題を残した[1][9]。福田は翌年も同球団でのプレーを希望し、2023年シーズンの再契約を結んだ[2]。また、同年も「アジアンブリーズ」に参加している[10]。シーズンでは捕手としてはパスボールの減少やフレーミング技術の向上など成長を見せたものの、打撃面ではこの年も苦しんで打率.145にとどまり、怪我もあって満足なプレーができなかったと振り返っている[11]

2024年は、九州アジアリーグに準加盟して一部の公式戦に参加する佐賀インドネシアドリームズ外野手登録で所属している[12]。背番号は球団ウェブサイトでは(4月13日時点で)「00」だが[12]、4月12日にリーグが発表した選手登録では「0」である[13]

選手としての特徴[編集]

捕手としての守備力が高く[5]、二塁送球の正確さが評価されている[1]二塁送球タイムは2022年に1.8秒台を記録し[14]、盗塁阻止率も高い[1]。打撃について、福田自身では広角に強いラインドライブの打球を打てることが武器で、動くボールにも対応できるバットコントロールにも自信があると語っていたが[4]、フロンティアリーグ1年目・2年目ともに結果を残せなかった[1]

詳細情報[編集]

北米独立リーグでの年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2022 タイタンズ 35 95 72 8 14 0 1 0 16 10 1 0 4 3 14 0 2 28 0 .194 .330 .222 .552
2023 47 97 83 10 12 1 0 0 13 2 0 0 1 0 12 - 1 24 - .145 .260 .157 .417
通算:2年 82 192 155 18 26 1 1 0 29 12 1 0 5 3 26 - 3 52 - .168 .294 .187 .481
  • 2023年シーズン終了時

背番号[編集]

  • 30 (2022年 - 2023年)
  • 0 (2024年 - )

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 前田泰子 (2022年11月10日). “九産大からカナダ経由で1年、目指すはMLB 捕手・福田満樹が見つめる現在地”. 西日本スポーツ. https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/784769 2023年2月10日閲覧。 
  2. ^ a b c 橋本健吾 (2023年1月28日). “「失敗しない野球やっていた」 大学通算3試合の“補欠”が目指すMLBの夢舞台”. Full-Count: p. 3. https://full-count.jp/2023/01/28/post1331435/3/ 2023年2月10日閲覧。 
  3. ^ a b c d 橋本健吾 (2023年1月28日). “「失敗しない野球やっていた」 大学通算3試合の“補欠”が目指すMLBの夢舞台”. Full-Count: p. 1. https://full-count.jp/2023/01/28/post1331435/ 2023年2月10日閲覧。 
  4. ^ a b 福田満樹『【アジアンブリーズインタビュー企画】第3弾:福田満樹選手』(インタビュー)、アジアンブリーズ、2021年11月18日https://asian-breeze.com/infomation/fukuda.html2023年2月10日閲覧 
  5. ^ a b ASL🌵プロ契約締結選手情報”. アジアンブリーズ (2022年2月25日). 2023年2月10日閲覧。
  6. ^ 福田満樹『福田満樹捕手 -オタワ・タイタンズと契約』(インタビュー)、アジアンブリーズ、2022年4月11日https://asian-breeze.com/infomation/mitsuki-fukuda.html2023年2月10日閲覧 
  7. ^ 福田満樹『アメリカ🇺🇸独立リーグが開幕』(インタビュー)、アジアンブリーズ、2022年5月19日https://asian-breeze.com/infomation/usindyball.html2023年2月10日閲覧 
  8. ^ 橋本健吾 (2023年1月28日). “「失敗しない野球やっていた」 大学通算3試合の“補欠”が目指すMLBの夢舞台”. Full-Count: p. 2. https://full-count.jp/2023/01/28/post1331435/2/ 2023年2月10日閲覧。 
  9. ^ 福田満樹『アメリカ独立リーグ体験記:福田満樹選手』(インタビュー)、アジアンブリーズ、2022年9月17日https://asian-breeze.com/infomation/fukuda2022.html2023年2月10日閲覧 
  10. ^ 福田満樹『【アジアンブリーズ選手紹介企画】第8弾:福田満樹選手』(インタビュー)、アジアンブリーズ、2023年1月15日https://asian-breeze.com/infomation/asian-breeze2023-mfukuda1.html2023年2月10日閲覧 
  11. ^ 福田満樹「北米独立リーグ体験記 – 福田満樹選手」(インタビュー)、アジアンブリーズ、2023年9月30日。2024年4月13日閲覧
  12. ^ a b TEAM - 佐賀インドネシアドリームズ(2024年4月12日閲覧)。
  13. ^ 開幕登録選手-佐賀 (PDF) - 九州アジアプロ野球リーグ(2024年4月12日)2024年4月13日閲覧。
  14. ^ Mitsuki Fukuda [@kokekokko__32] (2022年11月10日). "今シーズンは捕ったら ラインにぶん投げるを テーマにしてました!!". Instagramより2023年2月10日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]