渥美陽子

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渥美 陽子(あつみ ようこ、1984年3月12日 - )は、日本の弁護士。父親は弁護士の渥美博夫[1]

経歴[編集]

東京都東久留米市自由学園で子供時代を過ごす。父親と同じ弁護士を志し、早稲田大学法学部東京大学法科大学院に進学。法務博士を取得した。弁護士資格の取得後は、村木厚子の無罪判決を勝ち取った弘中惇一郎の事務所での所属を経て、2017年から独立した[1]。自身の父で弁護士でもある渥美博夫の事務所とは提携関係にある。

2023年、村上世彰と繋がりのあるシティインデックスイレブンスは、コスモエネルギーホールディングスに渥美を社外取締役に選任するよう求めた[2][3]

2023年より、暇空茜が東京都を提訴した住民訴訟の原告側弁護団のリーダーを務めている。東京地方裁判所で開かれた初回口頭弁論では、暇空による声明文を代読した[4]

関わった事件[編集]

紀州のドン・ファン事件に相談人として関わっている[5]

太陽光発電事業に関する横領事件で起訴された三浦清志を弁護している[6]

会社側の代理人として愛の葉Girlsの事件に携わっている[7][8]

俳優高畑 裕太の強姦致傷容疑事件の代理人をしていた。

人物[編集]

カラオケとコスプレを趣味としており、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『鬼滅の刃』、『リコリス・リコイル』などでコスプレ姿を披露している[9]。コスプレについて、法的に著作権侵害が問題となるケースは少ないと話しており[10]、「ユーチューバー弁護士」として、こうした見解をYouTubeで発信している[11]

出演[編集]

参考文献[編集]

  1. ^ a b 涼宮ハルヒの「コスプレ」に熱視線、渥美陽子弁護士の「慎重かつ大胆」な素顔”. 弁護士ドットコム (2021年2月22日). 2023年8月20日閲覧。
  2. ^ 旧村上ファンド系、コスモに株主提案 社外取選任要求”. 日本経済新聞 (2023年4月19日). 2023年8月20日閲覧。
  3. ^ コスモエネHD、旧村上系から株主提案受領 社外取締役1人選任で”. ロイター (2023年4月20日). 2023年8月20日閲覧。
  4. ^ 「Colabo問題」“8000万円カンパ法廷闘争”がスタート 仁藤夢乃氏につきまとったYouTuberには接近禁止命令”. 新潮社 (2023年3月15日). 2023年8月20日閲覧。
  5. ^ <133>“無罪請負人”事務所出身の渥美陽子弁護士に相談を持ちかけると…”. 日刊ゲンダイ (2022年1月21日). 2023年8月20日閲覧。
  6. ^ 太陽光投資会社代表を起訴 4億円超横領―東京地検”. 時事通信 (2023年3月27日). 2023年8月20日閲覧。
  7. ^ アイドル自殺訴訟、運営会社側は全面的に争う姿勢”. 朝日新聞 (2019年2月18日). 2023年8月20日閲覧。
  8. ^ 母「真実明らかに」 アイドル自殺訴訟、会社側は争う姿勢”. 産経新聞 (2019年2月18日). 2023年8月20日閲覧。
  9. ^ コスプレは著作権侵害? ユーチューバー弁護士が動画で解説”. 毎日新聞 (2021年4月9日). 2023年8月20日閲覧。
  10. ^ 鬼滅の偽衣装販売...「桜の恋」書類送検に業界騒然 コスプレイヤーへの影響は?弁護士はルール整備の必要訴え”. ジェイ・キャスト (2023年7月16日). 2023年8月20日閲覧。
  11. ^ Q.コスプレは著作権侵害? A.当たらない。顔違うし ユーチューバー弁護士、動画で解説”. 毎日新聞 (2021年4月13日). 2023年8月20日閲覧。
  12. ^ 和田アキ子「出演者に暴言」で、放送中に生謝罪”. 双葉社 (2019年12月10日). 2023年8月20日閲覧。
  13. ^ 有罪率99.9%からの大逆転劇!「0.1%の奇跡!逆転無罪ミステリー第3弾」”. テレビ東京 (2020年3月4日). 2023年8月20日閲覧。
  14. ^ 渥美陽子弁護士 ストイックな生活送る大谷翔平に「煩悩をすべて捨てて野球の神様に仕える修行僧」”. スポーツニッポン (2023年4月11日). 2023年8月20日閲覧。

外部リンク[編集]