沼辺信一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

沼辺 信一(ぬまべ しんいち、1952年10月5日[1] - )は東京都出身の編集者学芸員、芸術史家。専門は20世紀芸術史。

東京都大田区大森に生まれ、埼玉県鳩ヶ谷市に育つ。父は裁判官の沼辺愛一[2]。曽祖父の沼辺愛之輔[3]は元仙台藩士でロシア正教会専属の出版社「愛々社」社員。

浦和市立岸中学校から埼玉県立浦和高等学校を経て、東京大学文学部美術史学科でイタリア・ルネサンスを専攻していたが1975年に中退。編集プロダクション勤務などを経て学芸員に転じ、1989年から2003年までDIC川村記念美術館に勤務[4]。50歳で退職しフリーとなる。千葉市在住。

著書[編集]

  • 『12インチのギャラリー : LP時代を装ったレコード・ジャケットたち』(美術出版社、1993年)
  • 『ドビュッシーのおもちゃ箱』(青柳いづみことの共著、学研プラス、2018年)

外部リンク[編集]

出典[編集]

  1. ^ 幻の「スカイ・レストラン」
  2. ^ 柳澤健『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代』
  3. ^ 墓参り日和
  4. ^ 履歴書はご勘弁を…