母智丘

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参道
母智丘神社からの眺望

母智丘(もちお)とは宮崎県都城市西部郊外にある丘陵地[1]母智丘・関之尾県立自然公園に属する[1]

地理[編集]

大淀川の支流である横市川庄内川の間のシラス台地上にある。標高は東部で 170 m 、最高点は 288 m [1]新第三紀鮮新世に噴出した丸山溶岩からなる。

母智丘公園
サクラの名所として知られ、日本さくら名所百選にも選ばれている。1869年明治2年)、地頭として赴任してきた三島通庸が植栽し、三島が去った後も黒岩常次郎、昭和に入ると江夏芳太郎にサクラの植栽が継がれ、ソメイヨシノヤエザクラヤマザクラと、合わせて2,600本の桜並木が見られる。毎年3月下旬から4月上旬にかけてもちお桜まつりが開催される。
母智丘神社
三島によって1870年(明治3年)に建立された。このあたりにある巨石群は信仰の対象となっていた[2]

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c "母智丘". 日本大百科全書. コトバンクより2023年9月24日閲覧
  2. ^ "母智丘関之尾県立自然公園". ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. コトバンクより2023年9月24日閲覧

外部リンク[編集]

座標: 北緯31度45分04秒 東経131度00分41秒 / 北緯31.75111度 東経131.01139度 / 31.75111; 131.01139