橋本薬品

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橋本薬品株式会社(はしもとやくひん)は、栃木県栃木市樋ノ口町396-34に本社を置く主に医薬品・医療機器の卸売りを扱う企業であった。現在は、共創未来グループの一社「東邦薬品」である。

概要[編集]

  • 代表取締役社長 橋本義一
  • 資本金 1,000万円
  • 従業員 25人

沿革[編集]

  • 昭和55年10月東京都の「東邦薬品」と合併し「両毛支店」として発足

備考[編集]

  • 広域卸の侵攻により20億円市場(昭和53年当時)の栃木県内の地元卸のシェアの低下で経営が困難になった。
  • 橋本薬品の筆頭取引は「武田薬品工業」であり、売上の40%は、武田の製品であった。東邦薬品との合併により武田薬品との取引は停止し、40%は他の有力製薬企業の製品によって穴埋めをした。
  • 武田薬品は、4大広域卸の「スズケン」(北海道地区では、秋山愛生舘との関係上取引停止が困難であった為そのまま継続)と「東邦薬品」とは、従来から取引関係を拒否続けていた。現在「メディセオ・バルタックホールディングス」を筆頭に「バイタルネット」・「アステム」・「ほくやく」・「アルフレッサホールディングス」が武田薬品のシェアを分け合っている。