横尾駅 (長野県)
横尾駅 | |
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よこお YOKOO | |
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所在地 | 長野県小県郡真田町大字横尾 |
所属事業者 | 上田交通 |
所属路線 | 真田傍陽線(支線) |
キロ程 | 1.5 km(本原起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1928年4月2日 |
廃止年月日 | 1972年2月19日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃止 |
横尾駅(よこおえき)は、かつて長野県小県郡真田町(現・上田市)に存在した上田交通真田傍陽線の駅。真田傍陽線の廃線と同時に廃駅となった。
概要[編集]
真田傍陽線は、上田交通の前身の上田温泉電気軌道によって北東線として開業したが、構想の段階では、本原駅から傍陽駅へ向かう当路線は長野電鉄河東線(後の屋代線)の松代駅に接続する計画であり、こちらが本線として予定されていた。しかし、傍陽駅から先がトンネル工事という点で問題があったため断念、真田駅へ向かう線が本線となり、当路線は支線に格下げとなった。その傍陽線の最初の駅が当駅である。本原駅から左側の線路を進み、神川第二鉄橋を渡って神川の支流の洗馬川沿いに進み、千古温泉の入り口道路を交差したところに位置していた。
当駅は、小県郡真田町大字横尾(現在は上田市真田町横尾)にあったためこの駅名となったが、真田町となる以前は小県郡長村に属しており、本原 - 傍陽間では唯一の長村村域の駅であった。単式ホーム1面と待合室があるだけの駅であり[1]、ホームは線路の西側(傍陽方面に向かって左側)に位置した[1]。最初は駅舎を持つ駅員配置駅として開業されたが、上田丸子電鉄になってから駅員無配置駅となった。
駅の廃止後は上田交通→上電バスのバス停留所となった。停留所は長野県道35号線が真田町道(現在は上田市道)の位置にあった頃は駅跡近くに設置されたが、荒井バイパス(現在は本線)が完成すると神川の橋近くに移転している。
真田傍陽線と温泉[編集]
上田交通の前身のひとつ、上田温泉電気軌道の社名の由来が別所温泉・沓掛温泉・田沢温泉の上田・小県川西地区3大温泉郷にあるのは有名だが、真田傍陽線の沿線にも温泉地が控えている。横尾駅の近くには古くから秘湯として有名な千古温泉があり、真田駅周辺には角間温泉、渋沢温泉がある。