桑原知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桑原 知子(くわばら ともこ、1955年 - )は、日本臨床心理学者。学位は、教育学博士放送大学特任教授京都大学名誉教授

略歴[編集]

滋賀県生まれ。滋賀県立膳所高等学校京都大学教育学部卒、1987年同大学院教育学研究科博士課程修了。「人格の"二面性"について」で教育学博士の学位を取得。

1988年姫路獨協大学一般教育部専任講師、1991年助教授、1999年京都大学大学院教育学研究科助教授、2007年心理臨床学講座教授。2020年、放送大学公認心理師教育推進室教授(室長)。2024年、放送大学公認心理師教育推進室特任教授(室長)。

臨床心理士

専門は、心理療法カウンセリング遊戯療法等、多岐に渡る。その中でも、学校現場におけるカウンセリング、家庭裁判所調査官との共同研究などの研究、実践を精力的に行っている。また、これらの領域における実践・教育・研究・スーパービジョンを行い、社会との接点を模索している。

著書[編集]

  • 人格の二面性について』(風間書房) 1991
  • 『もう一人の私』(創元社) 1994
  • 『教室で生かすカウンセリング・マインド 教師の立場でできるカウンセリングとは』(日本評論社) 1999
  • 『カウンセリングで何がおこっているのか 動詞でひもとく心理臨床』(日本評論社) 2010

共編著[編集]

翻訳[編集]

参考サイト[編集]

脚注[編集]