桑原安治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桑原安治(くわばら やすはる、1908年1985年12月26日[1])は、日本の眼科医。

略歴[編集]

埼玉県出身。1932年慶應義塾大学医学部卒、37年「色神の時間刺戟閾價に関する研究」で医学博士東京医科大学眼科教授。1962年慶応義塾大学医学部眼科教授となる。74年定年、東海大学医学部教授、白内障研究所所長、桑原眼科クリニック院長を務めた[2]

著書[編集]

  • 『可動性義眼手術』日本医書出版(図解手術叢書) 1951
  • 『眼症状と中枢神経疾患』医学書院 (綜合医学新書 1953
  • 『内科医のための眼底図譜』第1-2 中外医学社 1962
  • 『角膜移植の臨床』南山堂 1966
  • 『実際眼科手術書』南山堂 1968
  • 『白内障吸引法』医学書院 1970
  • 『白内障』1975 岩波新書
  • 『眼とこころ 白内障夢物語』未来社 1983

脚注[編集]

  1. ^ 『人物物故大年表』
  2. ^ 『眼とこころ』著者紹介