晴天を誉めるなら夕暮れを待て

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晴天を誉めるなら夕暮れを待て
ASKAシングル
初出アルバム『NEVER END
B面 オンリー ロンリー
リリース
規格 8cmCD
ジャンル ポップ
レーベル 東芝EMI
EAST WORLD
作詞・作曲 飛鳥涼
プロデュース RYO ASKA
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(合算2週、オリコン
  • 1995年1月度月間2位(オリコン)
  • 1995年度年間40位(オリコン)
ASKA シングル 年表
はじまりはいつも雨
1991年
晴天を誉めるなら夕暮れを待て
(1995年)
ID
1997年
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晴天を誉めるなら夕暮れを待て」(せいてんをほめるならゆうぐれをまて)は、ASKAの楽曲。自身の4作目のシングルとして、1995年1月1日に発売された。発売元は東芝EMI

背景[編集]

前作「はじまりはいつも雨」からおよそ4年ぶりであり、東芝EMI移籍後初のシングルとなった[2]

タイトルの由来は諺の「晴天を誉めるには日没を待て(ものごとは終わってみるまで分からないものだから、最後まで油断してはならないということ)」から来ている[3]

チャート成績[編集]

ASKAソロとしては初となるオリコン週間シングルランキング1位(初登場1位)を獲得した[4]。また、出荷枚数は80万枚以上を記録しており、オリコンでは最大ヒット作品「はじまりはいつも雨」に次ぐ2番目のヒットである[5][1]

収録曲[編集]

一覧[編集]

全作詞・作曲: 飛鳥涼、全編曲: 十川知司
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.晴天を誉めるなら夕暮れを待て飛鳥涼飛鳥涼
2.オンリー ロンリー飛鳥涼飛鳥涼
3.晴天を誉めるなら夕暮れを待て(オリジナル・カラオケ)」飛鳥涼飛鳥涼
合計時間:

楽曲解説[編集]

  1. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て
    それまでのイメージ「バラードのASKA」を覆す楽曲となっている[3]
    後に収録されたアルバム『NEVER END』ではイントロを長くしたバージョンになっており、以降のベストアルバム『ASKA the BEST Selection 1988-1998』に収録されているのもこのバージョンである。
    長らくシングルバージョンでのアルバムへの収録はされていなかったが、2018年発売のベストアルバム『We are the Fellows』で初収録となった。
  2. オンリー ロンリー
    チャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)の1985年に発売されたシングル「オンリー・ロンリー」のリメイク。新たなメロディと歌詞が加えられている。
  3. 晴天を誉めるなら夕暮れを待て(オリジナル・カラオケ)

収録アルバム[編集]

国内盤
海外盤

参加ミュージシャン[編集]

  • 鎌田ジョージ - ギター (#1)
  • 今剛 - ギター (#2)
  • 美久月千晴 - ベース (#1)
  • 長谷部徹 - ドラム (#1)
  • 重実徹 - ピアノ (#1)
  • 十川知司 - ピアノ&キーボード (#2)
  • 河合夕子 - コーラス (#2)
  • 中林たら - コーラス (#2)
  • 森達彦 - Synthesizer Sound Designers (#1、#2)
  • 山岡広司 - Synthesizer Sound Designers (#1、#2)
  • 十川知司 - Synthesizer Sound Designers (#1)

カバー作品[編集]

晴天を誉めるなら夕暮れを待て

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数80万枚以上の作品に適用。

出典[編集]

  1. ^ a b The Record vol.424 p5 日本レコード協会 2020年9月10日閲覧
  2. ^ CHAGE&ASKAとしては、1997年になってから東芝EMIに移籍した。
  3. ^ a b 「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」ライナーノーツ CHAGE and ASKA Official Web Site 2018年8月15日閲覧
  4. ^ 1995年 バイオグラフィー CHAGE&ASKA 公式サイト 2017年3月29日閲覧
  5. ^ ASKA シングル売上ランキング オリコン 2016年9月25日閲覧
  6. ^ またこのアルバムの中で、ASKAが光GENJIへ提供した楽曲「PLEASE」(ASKAとしては『SCENE II』・『BOOKEND』に収録)のカバーも収録している。

外部リンク[編集]