日本ライフセービング協会

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日本ライフセービング協会[1]
団体種類 公益財団法人
設立 2019年4月1日(公益財団法人認証日)
所在地 東京都港区浜松町2丁目1番18号トップスビル1階[1][2]
法人番号 1010405002952
主要人物 入谷拓哉[1]
活動地域 日本の旗 日本
ウェブサイト http://www.jla.gr.jp/
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公益財団法人日本ライフセービング協会(にほんライフセービングきょうかい、英字表記:JAPAN LIFESAVING ASSOCIATION、略称:JLA[2])は、日本でのライフセービング活動を統括する組織である。国際ライフセービング連盟に加盟しており、同連盟の国内競技連盟である。

目的[編集]

同協会が掲げる目的は「国際的な視野から、海岸をはじめとする全国の水辺の環境保全、安全指導、監視・救助を行うライフセービングの普及および発展等に関する事業を行い、国民の安全かつ快適な水辺の利用に寄与すること」(本協会の定款第3条より)[2] である。

沿革[編集]

  • 1970年 - 湘南指導員協会発足
  • 1977年 - 湘南指導員協会解散
  • 1978年 - 日本サーフ・ライフ・セービング協会設立し、ワールドライフセービングに加盟
  • 1983年 - 日本ライフガード協会設立
  • 1985年 - 日本ライフガード協会がワールドライフセービングに加盟。日本サーフ・ライフ・セービング協会と日本ライフガード協会の統合を目的とした日本ライフ・セービング協議会設立
  • 1991年 - 日本ライフガード協会と日本サーフ・ライフ・セービング協会が統合し、日本ライフセービング協会発足。ワールドライフセービングに加盟
  • 1994年 - 国際水難救助連盟とワールドライフセービングが統一し、国際ライフセービング連盟発足に伴い、加盟
  • 2001年 - 特定非営利活動法人化
  • 2019年 - 公益財団法人化

組織[編集]

体制[編集]

役員[編集]

定款の第13条にある役員規定によると、理事は5人以上10人以内、監事は1人以上2人以内(理事長1人、副理事長3人以内を理事定数内で置く)としている[2]。ただし、2018年7月時点の公式サイトでの組織概要では以下のように配されている[3]

  • 理事長(1名)[3]
  • 副理事長(2名)[3]
  • 理事(9名):理事長、副理事長を含まない。[3]
  • 監事(2名)[3]

大会・イベント[編集]

国際大会
  • 三洋物産 インターナショナル ライフセービングカップ』[4]
国内大会

加盟・団体会員[編集]

JLA団体正会員 51団体 JLA団体一般会員 60団体(2017年5月現在)

加盟している地域クラブ[編集]

  • 北海道
    • 小樽ライフセービングクラブ
    • 札幌ライフセービングクラブ
  • 青森県
    • つがるライフセービングクラブ
  • 岩手県
    • 盛岡ライフセービングクラブ
    • 釜石ライフセービングクラブ
  • 秋田県
    • 秋田ライフセービングクラブ
  • 山形県
    • 山形ライフセービングクラブ
  • 宮城県
    • 気仙沼ライフセービングクラブ
    • いわきライフセービングクラブ
  • 茨城県
    • 大洗サーフライフセービングクラブ
    • 大竹サーフライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人 鹿嶋ライフガードチーム
    • 波崎サーフライフセービングクラブ
  • 千葉県
    • 特定非営利活動法人 九十九里ライフセービングクラブ
    • 銚子ライフセービングクラブ
    • 白浜ライフセービングクラブ
    • 岩井ライフセービングクラブ
    • 鴨川ライフセービングクラブ
    • 和田浦ライフセービングクラブ
    • 飯岡ライフセービングクラブ
    • 勝浦ライフセービングクラブ
    • 館山ライフセービングクラブ
    • 御宿ライフセービングクラブ
  • 東京都
    • 式根島ライフセービングクラブ
    • 神津島ライフセービングクラブ
    • 新島ライフセービングクラブ
    • 三多摩ライフセービングクラブ
    • スポーツプレックスライフセービングクラブ
    • 東京消防庁ライフセービングクラブ
    • 三宅島ライフセービングクラブ
    • KITAJIMAQUATICS
    • 世田谷区スポーツ振興財団(世田谷スイミングアカデミー)
  • 神奈川県
    • 横浜海の公園ライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人西浜サーフライフセービングクラブ
    • 三浦海岸サーフライフセイビングクラブ
    • 特定非営利活動法人湯河原ライフセービングクラブ
    • 茅ヶ崎サーフライフセービングクラブ
    • 大磯ライフセービングクラブ
    • 湘南ひらつかライフセービングクラブ
    • 二宮ライフセービングクラブ
    • 辻堂ライフセービングクラブ
    • SURF90茅ヶ崎ライフセービングクラブ
    • 葉山ライフセービングクラブ
    • 鎌倉ライフガード
    • SURF90鎌倉ライフセービングクラブ
    • NPO法人バディ冒険団
    • 逗子サーフライフセービングクラブ
  • 新潟県
    • 柏崎ライフセービングクラブ
    • 新潟青山ライフセービングクラブ
    • 佐渡ライフセービングクラブ
  • 福井県
    • 若狭和田ライフセービングクラブ
  • 静岡県
    • 今井浜サーフライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人 下田ライフセービングクラブ
    • 熱川ライフセービングクラブ
    • 棒原ライフセービングクラブ
    • 土肥ライフセービングクラブ
    • 御浜ライフセービングクラブ
    • 相良ライフセービングクラブ
    • 西伊豆ライフセービングクラブ
    • 用宗ライフセービングクラブ
    • 沼津ライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人 浜松ライフセービングクラブ
  • 愛知県
    • 愛知ライフセービングクラブ
  • 京都府
    • 特定非営利活動法人 京都ライフセービング
  • 大阪府
    • 特定非営利活動法人 大阪ライフセービングクラブ
    • せんなん里海公園・淡輪ライフセービングクラブ
  • 兵庫県
    • 特定非営利活動法人 神戸ライフセービングクラブ
  • 鳥取県
    • 特定非営利活動法人 皆生ライフセービングクラブ
    • 岩美ライフセービングクラブ
  • 島根県
    • キララライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人 浜田ライフセービングクラブ
  • 岡山県
    • 岡山ライフセービングクラブ
  • 広島県
    • 安芸ライフセービングクラブ
  • 山口県
    • 山口ライフセービングクラブ
    • 特定非営利活動法人コバルトブルー下関ライフセービングクラブ
    • 吉母アクアライフセービングクラブ(Y.A.L.S.C)
    • 関門ライフセービングクラブ
    • 萩サーフ・ライフセービング・クラブ
  • 徳島県
    • 徳島ライフセービングクラブ
  • 福岡県
    • 宗像ライフセービングクラブ
    • 福岡ライフセービングクラブ
    • 新宮ライフセービングクラブ
    • ふくつライフセービングクラブ
    • 博多サーフライフセービングクラブ
  • 大分県
    • 特定非営利活動法人 大分ライフセービングクラブ
  • 宮崎県
    • 特定非営利活動法人 宮崎ライフセービングクラブ
    • 富土ライフセービングクラブ
    • 日向ライフセービングクラブ
  • 鹿児島県
    • かごしま磯ライフセービングクラブ
    • 奄美ライフセービングクラブ
    • 屋久島ライフセービングクラブ
  • 沖縄県
    • 万座ライフガードチーム
    • 北谷公園サンセットビーチライフセービングクラブ
    • 今帰仁ライフセービングクラブ
    • 琉球ライフセービングクラブ
    • 座間味ライフセービングクラブ

加盟している学校クラブ[編集]

  • 宮城県
    • 仙台大学ライフセービング同好会
  • 茨城県
    • 筑波大学ライフセービング部
    • 流通経済大学ライフセービングクラブ
    • 茨城大学サーフライフセービングクラブ
  • 埼玉県
    • 武蔵丘短期大学ライフセービングクラブ
  • 千葉県
    • 国際武道大学ライフセービングクラブ
    • 順天堂大学ライフセービングクラブ
    • 千葉大学ライフセービングクラブ
    • 千葉科学大学ライフセービングクラブ
  • 東京都
    • 日本女子体育大学ライフセービングクラブ
    • 拓殖大学ライフセービング部
    • 専修大学サーフライフセービング愛好会
    • 日本体育大学ライフセービングクラブ
    • 東京女子体育大学ライフセービングクラブ
    • 国士舘大学ライフセービングクラブ
    • 早稲田大学ライフセービングクラブ
    • 杏林大学ライフセービング部
    • 中央大学ライフセービングクラブ
    • 東洋大学サーフライフセービングクラブ
    • 成蹊大学体育会ライフセービング部
    • 法政大学サーフライフセービングクラブ
    • 実践女子大学ライフセービングクラブ
    • 成城学園ライフセービングクラブ
    • 國學院大學ライフセービングクラブ
    • 日本大学サーフライフセービングクラブZIPANG
    • 青山学院大学ライフセービングクラブ
    • 明治大学サーフライフセービングクラブ
    • 帝京大学ライフセービングクラブ
    • 玉川大学ライフセービングクラブ
    • 昭和第一学園高等学校ライフセービング部
    • 十文字高等学校ライフセービングクラブ
    • 日本体育大学荏原高等学校ライフセービングクラブ
  • 神奈川県
    • 東海大学湘南校舎体育会ライフセービングクラブCREST
    • 神奈川大学ライフセービングクラブ
    • 文教大学ライフセービングクラブ
  • 新潟県
    • 新潟産業大学ライフセービング部
  • 福井県
    • 福井県立大学ライフセービング部
  • 静岡県
    • 東海大学海洋学部ライフセービングクラブLOCO
  • 愛知県
    • 日本福祉大学ライフセービングクラブ
    • 中京大学ライフセービングクラブ
  • 大阪府
    • 大阪体育大学ライフセービング部
  • 鳥取県
    • 鳥取大学発ライフセービングクラブ
  • 広島県
    • 海上保安大学校ライフセービングクラブ
    • 広島国際大学ライフセービングクラブ
  • 福岡県
    • 九州産業大学ライフセービングクラブ
    • 福岡大学ライフセービングクラブ
  • 鹿児島県
    • 鹿児島国際大学ライフセービングクラブ
  • 沖縄県
    • 琉球大学ライフセービングクラブ

提携[編集]

脚注[編集]

注釈
出典
  1. ^ a b c 日本ライフセービング協会”. 内閣府NPOホームページ. 内閣府 (2018年7月12日). 2018年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c d 特定非営利活動法人 日本ライフセービング協会 定款” (PDF). 日本ライフセービング協会 (2006年8月31日). 2018年7月16日閲覧。
  3. ^ a b c d e JLA組織概要”. 日本ライフセービング協会. 2018年7月16日閲覧。
  4. ^ “国内唯一のライフセービング国際大会開催=福岡市〔地域〕”. 時事ドットコム. (2018年7月5日). https://web.archive.org/web/20180715235640/https://www.jiji.com/jc/article?k=2018070500297 2018年7月16日閲覧。 
  5. ^ ライフセーバーとの連携により事故防止対策の推進! ~「日本ライフセービング協会」との事故防止対策等に関する協定を締結~” (PDF). 海上保安庁 (2017年3月9日). 2018年7月16日閲覧。

外部リンク[編集]